■毎週月曜日AM9:45~50 文化放送
■出演 野崎洋光さん(分とく山総料理長)・野村邦丸
東京広尾の日本料理の名店「分とく山」の総料理長・野崎洋光さんに、毎週、淡口醤油を使ったおいしい料理のレシピをご紹介いただくこのコーナー。
7月のテーマは「夏の酢の物」です。
7月11日に紹介するメニューは?
野崎 今日は「加減酢」の作り方をお教えします。
この加減酢で、焼きなすの加減酢がけとそうめんのつゆを作ります。
〈焼きナスの加減酢かけと加減酢のそばつゆ〉
用意するもの
・加減酢の材料 出汁7に対して穀物酢1、淡口醤油1
・かつおぶし
・大葉を刻んだもの
・ナス
・そうめん
〈出汁の作り方〉
・ポットのお湯500ccの中に、
かつおぶし5グラム強と4センチくらいのだしこんぶを
1分間入れるだけ。お湯の温度は75度~80度。
これで、1番だしがとれる。
・さらに、使ったかつおぶしとだしこんぶを
250cc~300ccのお湯に入れて5分おけば、
2番出汁がとれる。
〈手順〉
・加減酢を作る。
出汁7、穀物酢1、淡口しょうゆ1を合わせて、
これにかつおぶしを入れてひと煮立ちして、冷ます。
・冷ましてから、大葉を混ぜる
・あとは、茹でたそうめんにつけて食べてもいいし、
焼いたナスにかけて食べてもよい。
※好みで、きゅうりもみしたものを入れても良い。
おろししょうがを入れても良い。
〈ポイント〉
・加減酢の比率 出汁7に対して穀物1。淡口醤油1。
※なぜ淡口醤油が良いのか?
夏は夏らしく鮮やかな色を見せたい。
季節季節の色を見せるのに、淡口醤油があると良い。
淡口醤油は素材の味を生かすことはもちろん、
素材の色も生かしてくれる。
出来上がった料理を試食すると・・・
邦丸「おいしい。むせかえりませんね。
夏にはぴったり。」
思わず拍手までしてしまった邦丸さんでした。
旬の素材の風味を生かす淡口醤油なら、創業、寛文年間のヒガシマル
醤油がお勧めです。
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