「路地裏の居酒屋文化論 いい店の条件」 ゲスト:マイク・モラスキーさん
本日のゲストは一橋大学大学院教授で、作家、ピアニストなど多彩な顔をもつアメリカ人、マイク・モラスキーさんです。
飲み屋街の一角に佇む、古き良き居酒屋が、研究テーマのひとつであるモラスキーさん。今日は、モラスキーさん流の「いい店の条件」について、お話を伺いました。
モラスキーさん曰く、最近、がんばりや元気を主張する店が多い。居酒屋は癒されに行く場所なので、そんなに元気を主張してほしくないそうです。というわけで、基本的に自然体なお店がお気に入りだとか。
次に、きちんとしたお通しを出すのが、いい店。マカロニや極少量のひじきでは納得がいかないとか。その点、関西は「つき出し」といって、お通しから気合の入った料理が出てくるそうです。
それから、一見で入ったとき、「おすすめ」をきちんと答えてくれる店がいい店だとおっしゃっていました。よく「おすすめ」が小さなホワイトボードにぎっしり書いてある店があり、何を頼んでいいかわからなくなるそうですよ。
東京新聞の夕刊で連載中のモラスキーさんのエッセイ「私の東京千鳥足遍歴 夏編」、次回は27日(水)に掲載されます。
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