終わりよければ・・・(放送終了)

8月15日~8月19日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム 」は、左とん平さん

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今週の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム 」のゲストは、左とん平さん!

8月15日(月) 手も足もはやかった少年時代 

今年74歳になる左とん平さんは東京都のお生まれ。お父様が経営していたおすし屋さんを手伝っていたとん平さんは、この頃一番裕福な暮らしだったとおっしゃっています。
その理由とは?
高校で所属した演劇部では、オカマさんの役を熱演。また野球部にも入っていたとん平さんは、女子の前ではわざと華麗に球を取っていたそうです。

8月16日(火)人生を変えた野坂昭如さんとの出会い

高校時代の同級生から誘われて芝居に出たとん平さん。その舞台がキッカケで三木鶏郎さんのマネージャーさん、若き日の野坂昭如さんと出会うことになります。あの人と出会っていなかったら今の自分はない、と語られています。
野坂さんからナンパを命ぜられたとん平さんは、いやいやナンパしていたということですがなんと、声をかけた女性の半分が一緒にお茶を飲んでくれたそうです。高い成功率の秘密を教えてくれました。

8月17日(水) 思い出の新宿コマ劇場

新宿コマ劇場の時代劇で切られ役を演じていたとき、覆面をかぶっていたとん平さんですが、見に来ていたお母さまに気づいてほしいあまり、覆面をはずしてしまいます。怒ったプロデューサーに理由を話すと「じゃあもう一つ役を」と、なんと役を増やしてくれたそうです。そうしてもらった役で、とん平さんのとった驚きの行動とは・・・。
また、絶対に姿を現さない、看板俳優になるまで手紙を送り続けて励ましてくれた熱心なファンの方についてなど、下積み時代について語っていただきました。

8月18日(木) とん平のヘイユウブルース 

「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」など数々のテレビドラマで活躍されたとん平さん。
中でも、伴淳三郎さんと由利 徹さんと共演できたことは本当にいい経験だった、と語りつつも、お二人の人柄を「女好きで単純な人」「大ケチ」など笑えるエピソードとともに暴露されています。また、200万枚を売り上げたレコード「とん平のヘイユウブルース」誕生秘話も明かしてくれました。

8月19日(金) 刑事役はまかせろ

ギャンブルで2度も警察のお世話になってしまったとん平さん。
ドラマのように取調べ中にカツ丼を頼んだら、お金を請求されてビックリ。
2度の逮捕で、警察内のこともよくわかるようになり、刑事役には自信があるそうです。
芸能界を休んでいる間、落ち込んでいたとん平さんにたくさんの方が優しい言葉をかけてくれたということですが、一番印象に残っているという小林佳樹さんのある言葉とは・・・?

<左とん平>
1937年、東京都生まれ。
【主な代表作品】
・寺内貫太郎一家 (TBSテレビ)(1974)
・楢山節考 (映画)(1983)
・監察医室生亜季子シリーズ (日本テレビ) 浜田警部役(1989)
・天切り松~人情闇がたり (舞台)(2007)