終わりよければ・・・(放送終了)

10月24日~10月28日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、ガダルカナル・タカさん

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10月24日(月) 「温泉街で育った面白いやつ」
 ガダルカナル・タカさんは、高知の旅芸人の家に生まれました。野球が大好きな子供でしたが、数え切れないほど転校をする間に子供ながらの処世術を身につけます。そして、小学校5年生の頃から、天城の温泉街で暮らすようになります。高校に入り、1学期で退学してしまうのですが、その頃とりあえず取得した調理師免許が大人になって意外なところで役に立つのでした

10月25日(火) 「上京してお笑い芸人に」
 高校中退後、いろいろ仕事をしてみたガダルカナル・タカさんですが、どうも自分には合いません。そんななか、東京で芸能事務所を立ち上げるので来ないかと言う誘いを受けました。事務か何かかなと思って上京したタカさんを事務所の社長は芸人にしようとします。そこで相棒、後のつまみ枝豆さんを地元から呼んでカージナルスというコンビを作りました。
 しかし漫才ブームが来ると本物の芸が出来る人たちに押されてしまい、仕事が激減します。事務所は台湾公演で一発逆転を狙いますが、それはドリフターズの偽物としてステージに立つというちょっと危ない仕事でした。

10月26日(水) 「油断ならない日々」
 ドリフの偽物による台湾公演は好評を博しますが、意外な結末を迎え事務所は倒産、ガダルカナル・タカさんはカラオケスナックを始めます。そこにお客として来ていたそのまんま東さんの紹介で、ビートたけしさんの野球チームに入り、半年後には事務所にも所属し、たけし軍団入りをしました。
 この頃、軍団の面々は一日中たけしさんと一緒に行動していました。楽しくもあり、ちょっと辛くもあり、いたずら好きのメンバーと一緒のとんでもない毎日の話が続きます。

10月27日(木) 「フライデー事件」
 たけし軍団の一人として楽しく仕事をしていたある日、抗議のためフライデー編集部に乗り込んでいくことになりました。このとき守衛さんが普通に通してくれたのが未だに謎なのだとタカさんは言います。
 すぐに大塚署から警官が来て逮捕されますが、たけし軍団の勢いは止まらず、取調べ中もいたずらをしていたのだそうです。刑事ドラマのようにしたくて無理やり頼んでカツ丼まで食べさせてもらうたけし軍団の面々でした。

10月28日(金)  「奥様・橋本志穂さんとタカさん」
 奥様、橋本志穂さんとの出会いは福岡の仕事でした。その後、たけしさんの一言で結婚を意識するようになったタカさんは、気が付いたらたけし軍団のハワイ旅行、それもバラエティ番組の企画として結婚式を挙げることになります。
 タカさんは奥様をとても大事にしているのだそうです。それは、自分がやっていることを考えたら、一緒に居てくれるのはこの人しかいないからだそうです。
 これから何年経っても、馬鹿なことをやり続けたいとタカさんは言います。10人中3人が笑ってくれれば満足なのだそうです。

<ガダルカナル・タカ>
1956年静岡県生まれ。
映画 :犬と歩けば 福耳 座頭市
テレビ :たけしのコマネチ大学数学科 世界まる見え!テレビ特捜部 最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学