『おもしろ人間国宝』では、ひっつき虫研究家の岩槻秀明さん
(愛称:わぴちゃん)に出演して頂きました。
わぴちゃんは小さい頃から植物や昆虫が大好きなサイエンス少年で、
その流れで自然と「ひっつき虫」にも興味を持つようになり、図鑑などで
「ひっつき虫」を調べているうちに、だんだんと好きになっていったそうです。
そんなわぴちゃんによりますと、「ひっつき虫」というのは野山を歩いた時
などに服にくっつく植物の実や種子の総称で、10月の後半くらいからが
特に猛威を振るい始める時期だそうです。
また、一口に「ひっつき虫」と言っても世界中には色々な種類があるそうで、
先がくるんと丸まった「かぎ爪」と呼ばれる形のとげを持っている「かぎづめ型」、
果実に粘液と呼ばれるベタベタとしたものが付いており、そのベタベタの力に
よってくっつく「粘着型」、トゲが服などに直接刺さってくっつく「刺毛型」などが
あるそうです。
☆わぴちゃん(岩槻秀明さん)著書情報
『春夏秋冬 里山の生きものがよーくわかる図鑑』
(秀和システムより、税込1995円にて発売中)