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「日本とネパールの政治家」   ゲスト:ジギャン・クマル・タパさん

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今日のゲストは、ネパールと日本の架け橋!ネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者のジギャン・クマル・タパさんです。

 

先月、ネパールの元総理マダブ クマル ネパール氏率いる国会議員や官僚が来日。タパさんは、ネパール政府の公式通訳者として元総理一行に随行されました。そのなかで、タパさんは日本とネパールの政治家や官僚の方々に、どんな印象をもったのでしょうか。今回は、日本とネパールの政治家の違いや共通点について伺いました。

 

ネパール元総理と同時期に総理を務めた鳩山氏と議員会館で会談。両氏は、2008年8月にも会談をしており、その後国政が大きく変化した両国では、今や二人とも元総理に。そんな鳩山元総理は、仏陀が生まれたネパール、仏教の聖地インド、そして、仏教が根付いている日本は精神的につながっていると述べたそうです。

 

タパさん曰く、ネパールの政治家は個人主導。一方、日本の政治家がまわりのスタッフやシステムを重視する傾向があるそうです。

また、日本とネパールの政治の共通点は、何度も総理が替わっていること。

実は、ネパールも8月末に新総理が誕生したばかり。王制廃止後の新憲法を作るため2008年に議会が発足しましたが、政党間の対立で首相交代が繰り返され、バタライ新総理で4人目となるそうです。