本日のゲストは,一橋大学大学院教授で、作家、ピアニストなど多彩な顔をもつアメリカ人、マイク・モラスキーさんです。
戦後の日本ジャズ史をテーマにした著書『ジャズ喫茶論』をお持ちのモラスキーさん。先週から今週にかけ、東日本大震災で被災したジャズ喫茶の店主の皆さんへの聞き取り調査のため、岩手県の各地を訪れていたそうです。
そこで今日はモラスキーさんに、被災地ジャズ喫茶リポートをお話いただきました。
そのなかで、大槌町にある岩手県最古のジャズ喫茶「クイ―ン」が津波で全壊。町役場前にあった「クイーン」の建物の痕跡はすべて消え去ったそうです。
店主の佐々木賢一さんは無事で、6月に花巻市内の雇用促進住宅に入居されたそうです。そんな中、一関市の老舗ジャズ喫茶「ベイシー」の店主、菅原正二さんらが中心となり、佐々木さんを応援するライブも企画されたそうなんです。
一関の「ベイシー」も老舗のジャズ喫茶で、質の高いサウンドを求めて全国のジャズファンが足を運び、あのカウント・ベイシー楽団のメンバーもライブを開いた名店なんだそうです。
(情報)
11月1日(火)東京・吉祥寺 お酒とジャズのお店「サムタイム」で、マイク・モラスキーさんのピアノライブが開催。午後7時半からの3ステージ! モラスキーファンの皆さん、ぜひお出かけください。
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マイク・モラスキー ブログ「居酒屋探訪紀」はこちら
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