終わりよければ・・・(放送終了)

エキゾへ誘う地方空港の取り組み

第三水曜日は「人間管制塔」こと羽田経済新聞の山本ケイゾーさんが登場!
今日は「ユニークな空港」の話。

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石川県の能登空港は2003年に開港した比較的新しい空港ですが、先行する小松空港にはないユニークなサービスでお客さんをひきつけているとのこと。
それは「搭乗率保証制度」という、空港(つまり県)が、航空会社に対して、一定の搭乗率を保証するという制度。しかも開港9年目にして、毎年全日空に対して搭乗率6割を達成しているそうです。県としては「やれることは全てやる」という姿勢で、自治体と空港が一致団結して、様々なキャンペーンを実施しているそうです。

プレゼントキャンペーンの中には、搭乗券の半券を送ると「地元の酒蔵や棚田のオーナーになる権利」とか、登場するだけで応募したことになっていて、空港に着くと同時に「座席番号○○番の方、カニ(夏はあわび)一箱ご当選!」といったサービスもあるとか。
しかも名峰北アルプス上空を飛ぶ数少ない路線として、空からの眺めも楽しめるということで、地方空港としては非常に善戦されているそうです。

ちなみに、目標とする搭乗率を大幅に上回った場合は、航空会社からボーナスが返ってくる制度とのことですが、今のところそこまでは行っていないそうです。

地方空港のひとつのモデルケースとして、人間管制塔の山本ケイゾーさんも注目されているというお話でした。