今日のゲストは、日本とフランスの架け橋というパリジェンヌ、国際ジャーナリストにしてエッセイストのドラ・トーザンさんをスタジオにお迎え。
さらにギリシャ・アテネ在住のテレビ取材のコーディネーターやアテンドのお仕事をなさっている萩原紀世美さんに国際電話をつないでお話を伺いました。
最近のギリシャ・アテネは、時々ストライキはあるものの、とても落ち着いているそうです。
しかし、一般庶民の怒りは激しく、政府や富裕層が財政危機を招いたにもかかわらず、賃金カットや増税などで、ツケが自分たちにまわってきていると思っているそうです。
しかし、ギリシャの働く人の4分の1は公務員。給与自体は安いものの年金が高くリタイアも早いので、ギリシャの財政を逼迫させているそうです。
一方、そのギリシャを支援するフランスやドイツ。ドラ・トーザンさんは、今回の財政危機をとても心配していて、通貨のユーロはなくなってしまうかもしれないとおっしゃっていました。
それでも、フランスとドイツはとても仲がよく、EUでリーダーシップを発揮。フランスのサルコジ首相とドイツのメルケル首相はカップルのように今回の財政危機に対応して、「メルコジ体制」と呼ばれているそうですよ。
ドラ・トーザンさんHP
萩原紀世美さんブログ
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