7月30日 月曜日 落ち着きがない子供時代
1962年、神奈川県小田原市生まれの柳沢さん。実家は青果店「柳沢商店」。小さいころからテレビっ子で、学校でもよくモノマネをしていました。通信簿には、必ず3つ書かれていました。「集中力がない。物事を把握していない。」そしてもう1つはもちろん「落ち着きがない」。高校生の時「ぎんざNOW!」の素人お笑いコーナーに出場するところから、柳沢さんの芸能人生がスタートします。1年で最も暑い、ハイテンションな時期の放送に相応しく、毎日オープニングでハイテンションな持ちネタから入ってくれますので、5日間お楽しみに!
7月31日 火曜日 「俳優デビュー」
人気番組「ぎんざNOW!」の素人お笑いコーナーで勝ち抜き、チャンピオンになった柳沢さん。しかし俳優になりたかった柳沢さんはまず「劇団ひまわり」に所属し、役者の勉強を始めます。デビューは「3年B組金八先生」ですが、柳沢さんを一躍有名にしたのがドラマ「翔んだカップル」。出演者のNG特集や柳沢さんのモノマネコーナーがあったりして、現場も楽しかったそうです。今日は柳沢さんが本格的に俳優でデビューするまでのお話です。
8月1日 水曜日 「ふぞろいの林檎たち」
柳沢さんの代表作といえば、なんといっても1983年のドラマ「ふぞろいの林檎たち」。とても厳しい現場で鍛えられながら、中井貴一さん、時任三郎さん、手塚理美さんら出演者と絆を深めていきました。今でも仲が良いこの「ふぞろい」のメンバーは、みんな茶目っ気たっぷりのいたずら好き。まさに「青春」と言える当時のキラキラしたエピソードを、柳沢さんがたくさん話してくれました。
8月2日 木曜日 「俳優としてさらに成長」
「ふぞろい」が大ヒットしてさらに忙しくなった柳沢さん。ドラマ5本、バラエティ番組やラジオ、さらにミュージカルの主演なども決まりパニックで挫けそうになった時、励ましてくれたのは実のお姉さんでした。そして時代劇「名奉行 遠山の金さん」にレギュラー出演が決まり、主演の松方弘樹さんとの出会いがあります。ときはバブル景気、連日柳沢さんを打ち上げに連れ出す松方さんの豪快っぷりといったら・・・柳沢さんのモノマネでお楽しみ下さい。
8月3日 金曜日 「芸能界の大先輩とのエピソード」
松方さんにも可愛がられた柳沢さんですが、あの若山富三郎さんとも共演しています。最初のうちは大御所若山さんから怒られてばかりでした。「激怒する若山富三郎vs柳沢慎吾」、お腹がよじれるほど笑えるこの名シーンを、もちろん柳沢さん演じるモノマネでお楽しみ下さい。8月1日から公開の映画「マダガスカル3」では声優として出演しています。カンヌでレッドカーペットを逆走したって、本当なんでしょうか?
<柳沢慎吾>
1962年神奈川県生まれ。高校時代、親友とコンビを組んだ「てっちゃんしんちゃん」でテレビ番組「ぎんざNOW!」の素人コメディアン道場に出演し第19代チャンピオンに。その後、「3年B組金八先生」でテレビドラマデビュー。「翔んだカップル」、「ふぞろいの林檎たち」シリーズ、「はね駒」など、多くの人気ドラマに出演。バラエティー番組でも活躍し、「ねるとん紅鯨団」の中でフラれた女性に向かって言った「あばよ!」というセリフで大ブレーク。趣味の高校野球観戦が生きた、一人で選手や監督、テレビの解説者までこなす甲子園ネタ、警視庁の24時間密着番組ドキュメントをネタにする警察ものなど、一人芸も人気。