終わりよければ・・・(放送終了)

『フィンランドの伝統音楽』

『音楽マスターピース』では、音楽評論家の松山晋也さんに

出演していただきました。

 

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松山晋也さんは1958年のお生まれ。「スタジオ・ヴォイス」などの雑誌の

編集者を経て、1997年からフリーの音楽評論家としてご活躍されます。

「ミュージック・マガジン」「ラティーナ」「CDジャーナル」などの音楽専門誌を

中心に寄稿されているほか、「芸術新潮」や「ワイヤード・ジャパン」などの

一般誌、朝日新聞などでも執筆されるなど、幅広いジャンルでの評論活動を

されています。また、イベントの司会や講演などもされており、多彩な分野で

ご活躍です。そして、ご著書にはミュージック・マガジン社から刊行されている

「めかくしプレイ~Blind Jukebox」、同じくミュージック・マガジン社刊行の

「プログレのパースペクティブ」などがあります。

 

そんな松山さんが今年7月にフィンランドに取材に行かれた際、フィンランドの

東部、カレリア地方の町クフモで毎年行われている伝統音楽祭「Sommelo

Ethno Music Festival」(ソンメロ民族音楽祭)をご覧になられたということで、

今回は『フィンランドの伝統音楽』についてお話し頂きました。

 

そして、その『フィンランドの伝統音楽』の中から、フィンランドを代表する女性

カンテレ奏者の一人であり、現在フィンランド・カンテレ協会の会長も務めている

ヴィルマ・ティモネンのバンド「ヴィルマ・ティモネン・カルテット」の楽曲のほか、

一時期は絶滅しかかったフィンランドの伝統擦弦楽器「ヨウヒッコ」の数少ない

女性奏者で、ルノソングを得意とする歌手『オウティ・プルッキネン』、ロシア側

カレリア地方(ヴィエナ・カレリア)のバンドで、アコーディオンを中心としたバンド

編成で同地の民謡を歌う『ノイド』の楽曲を紹介して頂きました。

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.Kuiskaus / ヴィルマ・ティモネン・カルテット

2.Manin Metsaha Kesalla / オウティ・プルッキネン

3.Kattepajo / ノイド

以上の3曲でした。