終わりよければ・・・(放送終了)

句集「ランドセル俳人の五・七・五」著者の小学6年・小林凛くんとブックマン社の小宮亜里さん

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小学校6年生の少年の句集「ランドセル俳人の五・七・五」が4月10日に発売され
反響を呼んでいます。
版元のブックマン社、編集担当の小宮亜里さん(スタジオ出演)と、著者の小林凛くん
(電話出演)にお越しいただきました。
ランドセル俳人こと凛くんは12歳。小学生とは思えない素晴らしい俳句を次々と生み出しています。
・生まれしを 幸(さち)かと聞かれ 春の宵
・春の虫 踏むなせっかく 生きてきた
低体重児として生まれ、体の弱かった凛くん、子どものころから学校で壮絶ないじめを受ける
地獄の日々が続きますが、幼稚園の頃から詠んでいた俳句に生き甲斐を感じ、徐々に
新聞等にも作品が載るようになります。ブックマン社の小宮さんは、小宮さんが被災地の
ドキュメンタリー本を作っていたときに知り合った教育評論家のカニングハム久子先生から
「大阪に素晴らしい俳句を作る男の子がいる」と聞き、作品を見て衝撃を受け、今回の
出版となりました。
お電話で出演してくれた凛くん、野村邦丸の「今のこの状況を俳句に詠んでください」という
無茶ブリにも見事に応え、「夏の日や 電波でつなぐ インタビュー」という
素晴らしい句を詠んでくれました。凛くん、ありがとう!

ランドセル俳人 小林凛くんのツイッター
https://twitter.com/rin_kobayashi