終わりよければ・・・(放送終了)

4月7日~4月11日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、歌手の宇都宮隆さん

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4月7日(月)「宇都宮さんの少年時代」
1957年東京生まれの宇都宮さん。実は、宇都宮さんと邦丸アナは、山梨の日大明誠高校の1学年違いの(邦丸さんの方が上)同窓生なんです。そしてひとりっ子同士と、似た境遇。東京の西部で育った宇都宮さん、小学校で、長い付き合いとなる木根尚登さんと出会います。当時はこんなに長い付き合いになるなんて思っていなかったとか。少年時代のお話です。

4月8日(火)「TM NETWORK結成」
高校生の時に音楽への興味が強くなり、木根尚登さんとフォークデュオを結成、文化祭などで演奏します。「TMのウツ」が人前で初めて歌った曲は、意外にも直球フォークのあの曲でした。高校卒業後も音楽活動にのめり込み、20才の時に、木根さんと一緒にやっていたSPEEDWAYというバンドでレコードデビュー。ところがほとんど売れずに解散となります。しかしこのバンドがきっかけで出会ったのが小室哲哉さんでした。やがて、3人でTMネットワーク結成となります。

4月9日(水)「TM NETWORK、大ブレイク」
TMネットワークはコンテストで満場一致で優勝、鳴り物入りでデビューしました。小室さんの作る、いわゆる小室サウンドを歌うことになった宇都宮さん、今までバンド編成でロックを歌ってきたので、最初は、ダンスミュージックってどうやって歌えばいいの?という驚きと、良い刺激があったそうです。最初は売れませんでしたが、1987年「SELF CONTROL」「GET WILD」等のヒットで一気にブレイク。多忙を極める生活となります。

4月10日(木)「TMネットワークからTMNへ、そしてソロ活動」
TMネットワークは、1990年に「TMN」にリニューアル。ダンサブルなサウンドからロック路線への変換を図ります。1992年には、宇都宮さんはソロとしても活動をスタート。やはり自分の音楽の原点はバンドだ、ということでバンド形式での活動を展開します。そして1994年にはTMN終了するも、1999年には再始動。音楽的に激しく変化を遂げていく時期のお話です。

4月11日(金)「最近の宇都宮さん」
音楽と並行して役者としての活動もしていた宇都宮さん、高校生の頃にちょっと憧れた世界でしたが、いざ演技の世界へ入ってみると大変!朝は早い、セリフは膨大。ドラマやミュージカルなどに出演後、オレ、もう無理、いいやと思ってしまったのだそうです。そして、去年の4月、膵臓の周流摘出手術をしました。ほぼガンに間違いないと言われ動揺した宇都宮さんでしたが、経手術後の経過は良好。これから始まるTMネットワーク30周年のライブツアーに向け、全力投球です!

<宇都宮隆>
1983年、宇都宮隆(Vo)、小室哲哉(Key)、木根尚登(G)で、TM NETWORK結成。
1994年、TMN10年間の活動を終了。
TMNとして10年間に、SINGLE25枚、ALBUM22枚、VIDEO13本をリリース。
1996年、ソロ「宇都宮隆」としてプロジェクトをスタート。
現在も精力的に活動を展開。