終わりよければ・・・(放送終了)

『タパさんの東北ボランティア活動!』 ゲスト:ジギャン・クマル・タパさん

今日のゲストはネパールと日本の架け橋!ネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者のジギャン・クマル・タパさんでした。

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東日本大震災以来、在日ネパール人の方々と一緒に東北各地でボランティア活動をおこなってきたタパさん。今回は、神奈川県の職員の皆さんと一緒に震災で甚大な被害の出た岩手県陸前高田市を訪れ、ボランティア活動に参加されました。

 

5月末に総勢30名、バスで岩手県へ向かいました。目的地の陸前高田市はいまなお行方不明者の方が200名以上だそうです。

この陸前高田では「復興サポートステーション」という団体が全国からボランティアを受け入れ様々な活動を行っています。そのひとつが震災以前は千本松原で知られた古川沼での遺品・遺骨探し。ここは震災の地盤沈下で海とつながってしまい、遺族の方々が「ここにいるのではないか?」と思いを寄せている場所だそうです。

 

タパさんたちは、少しでも家族の手がかりが見つかるようガレキの撤去や分別を行ったそうです。

タパさんいわく、復興は進んでいるように見えても現地を訪れるとまだまだ多くの人々のボランティアを必要としていいうことでした。また、ボランティアに行けない人は、「東北との絆」を忘れないでほしいということでしたよ。

 

涙子さんが持っているのは、このほど完成した「在日ネパール人のための地震対策マニュアル」です。