終わりよければ・・・(放送終了)

8月25日~8月29日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは桃井かおりさん

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8月25日(月)「 アヒルの居場所 」
今週のお客様は、椿鬼奴さんでも清水ミチコさんでもありません。本物の桃井かおりさんです! お祖母様の影響で幼いころからクラシックバレエを始め、海外留学も経験なさった桃井かおりさん。そこで感じたのは「この場所では、私はアヒル。白鳥にはなれない...」という、あきらめだったそうです。しかし、そんな時、たまたま見たお芝居で「アヒルでも何とかなりそう...」という自分の居場所を見付け...。月曜日は、桃井かおりさんが俳優を目指す最初の最初の話。

8月26日(火)「 デビュー映画で脱ぐということ 」
田原総一朗さんが監督を務めた作品で本格的な映画デビューを飾った桃井かおりさん。デビュー作にして、いきなりの大胆な濡れ場があったそうなのですが、それを知った桃井かおりさん、"あるモノ"を買いに本屋さんへ走ったそうです。果たしてその"あるモノ"とは? 火曜日は、デビュー映画で濡れ場を演じたことについての心の葛藤を振り返っていただきました。これについては、ご両親もかなりショックが大きかったそうです。

8月27日(水)「 幸福の黄色いハンカチ 」 
「どうなの、この映画?」と、疑問を持ちながら撮影していたという、映画「幸福の黄色いハンカチ」。しかし、完成した作品を見た桃井かおり」さんは、天下の山田洋次監督に思わず、「上手ですね、監督ったら」と、感想を述べていたそうです。これには山田洋次監督も...。水曜日は、映画「幸福の黄色いハンカチ」の撮影裏話を中心に、後半は、恋多き女・桃井かおりさんの恋愛観・結婚感が明らかになります。

8月28日(木)「 桃井かおり、『 映画 』というお仕事 」
ハリウッド映画「SAYURI」に出演したのを機に、海外の数多くの映画に出演している桃井かおりさん。そのほとんどが新鋭実力若手監督のインディーズ映画で、出演料も格安とのことなのですが、そこには未来を見据えた、ちゃんとした戦略があるようです。詳しくは放送で!それにしても、お話を伺えば伺うほど実に合理的で、楽しそうで、いつまでも夢を見続けられる仕事のやり方だなぁ...と、思えるのでありました。

8月29日(金)「 言葉なんか関係ない! 」
夢は「バルト三国と日本の合作映画を作ること」と語る、桃井かおりさん。中でもラトビアでは日本の大使よりも知られた存在なんだとか。そんなわけで、最終日は、日本ではなかなか聞けないバルト三国の情報を!前日の木曜日の放送でも仰っているのですが、海外の方と交流するのには、言葉なんかそんなに重要な要素ではないそうです。

<プロフィール>
昭和27年生まれ。東京出身。女子美大付属高卒。昭和46年「あらかじめ失われた恋人たちよ」で映画デビュー。「赤い鳥逃げた?」やテレビドラマ「前略おふくろ様」で注目される。52年「幸福の黄色いハンカチ」などに出演し,54年「もう頬づえはつかない」「神様のくれた赤ん坊」でブルーリボン賞主演女優賞を受賞。平成19年監督作品「無花果の顔」でベルリン国際映画祭NETPAC賞。

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そして、今週はSPウィークということで、「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム 特別編」(お昼12時半過ぎ)もあります!ゲストは、THE ALFEEさん。 alfee_kunimaru.jpg

8月25日(月) 「ALFEE結成秘話」
アルフィーの3人は同学年、出会いは高校3年の頃でした。音楽コンテストで坂崎さんと桜井さんは共演、なんと前日にたまたま出会って意気投合した二人でしたが、のちの高見沢さんとの出会いもこんな感じでした。 音楽的方向には違いはありましたが、「おもしろいやつ」とお互いに思ったメンバーは大学入学後に、名前をアルフィーに代えてデビューします。 少しずつ人気が出てきたアルフィーでしたが、どうしてもヒット曲には恵まれません。そんな中での苦労話を、作曲担当の高見沢さんが話してくれています。

8月26日(火) 「制作担当 高見沢さん」 
楽曲の制作担当は高見沢俊彦さん。ヒット曲が出ない間はプレッシャーを感じ、やっとヒット曲が出たと思ったら「今が大事」と言われてまたプレッシャー。気が付いたらずっとプレッシャーを掛けられていると高見沢さんは笑います。
他のメンバーに言わせると高見沢さんの感性は変わっているのだそうで、○○みたいな曲と言って持ってきた曲が全然似ていないという事が良くあるのだそうです。高見沢さんに言わせるとそれは違うという事なのですが・・・・。
曲は「英雄の詩」 BGMは「See you again」「恋人たちのペイヴメント」

8月27日(水) 「フォークの伝道師 坂崎さん」 
坂崎さんは収集家。いろいろな物を収集しています。研究家肌なので一つのものを集め出すとその資料も多くなってしまうと話す坂崎さんです。そんな坂崎さんはフォークも大好き。60年代後半から75年までのフォークなら任せて!坂崎さんはいろいろな人と共演しています。実はアルフィーのメンバーは皆お笑いが好き。ピグモンのモノマネなど、人を笑わせるのが好きな坂崎さんは、ライブの間にお客さんが飽きてきたらモノマネをやって笑わせるんだとこれまた笑いながら話してくれました。

8月28日(木) 「アルフィー創設者 桜井さん」
ご本人曰く、趣味は特にないという桜井さん。アルフィーとして活動を始めた頃は貯金が趣味だったのではないかと坂崎さんの指摘がありましたが、桜井さんによればこれは楽器を買うためだったのだそうです。ドラムセットが欲しかったけど、ボーカルからベースに転向した時だったので、泣く泣くベースギターを買った桜井さんでした。当然、ベースギターを練習し始めたのはプロデビューしてからだったのだそうです。桜井さんは落語が大好き、そしてテレビとお酒も大好きです。他のメンバーとも一緒に飲み歩いていた80年代は全く記憶に残っていないと、メンバー全員で笑いながら話してくれました。

8月29日(金) 「これからのTHE ALFEE」
アルフィーがデビューした頃、バンドのメンバー同士が仲良しすぎると周囲から言われたのだそうですが、メンバーは気にしていません。だからこそ面白いトークができ、アルフィーの本質であるライブステージもうまくいくと三人は話してくれました。でも、三人の目標はいろいろ、もっとお酒が飲みたい桜井さん、これ以上収集を増やさないように気を付けている坂崎さん、ギターの衝動買いを続けたい高見沢さん。でも、良く聞いてみると、ずっとずっと仲良しで居ることが一番の目標であることを暗に教えてくれたアルフィーの三人でした。

<プロフィール>
1973年、明治学院大学キャンパスにて出会いグループを結成、翌1974年8月25日シングル『夏しぐれ』でデビュー。1983年、デビュー10年目にしてシングル『メリーアン』が大ヒット。以降、日本の音楽シーンを代表するバンドとして活躍している。2013年11月リリースのTHE ALFEE 63枚目のシングル「GLORIOUS」は、チャート紙に48作品連続ベスト10入りを果たしている。一方、コンサートツアー・イベントと精力的な活動を続けており、海外公演は1998年「ニューヨーク」、翌1999年には「ベルリン」にて成功をおさめている。日本のアーティストの中でも最もコンサートの動員数が多いグループの一つであり、1986年の夏の野外イベント、東京湾13号埋立地における『 TOKYO BAYAREA』では日本人アーティストとして初の一夜で10万人を動員。ライブ通算本数は2013年秋ツア-終了時に2,444本を迎える。