4月11日(月)「子供の頃からおじさまにモテモテ」
埼玉県にお生まれの高橋由美子さん。ご実家は理容室で、「どちらかというと営業向き」という高橋さんは、子供の頃から散髪に来るおじさま方に大人気だったそうです。
その人気ぶりは「親父殺し」と呼ばれるほどだったとか。
周囲に年配の方が多かった影響で、子どもながらに見ていたテレビは時代劇と野球中継。家のテレビはいつも巨人戦だったそうですが、今は千葉ロッテマリーンズのファンに。
そのキッカケとなったアイドル時代のお仕事についても語ってくれました。
4月12日(火)「芸能界デビュー」
クラシックバレエの先生に勧められたことがキッカケとなり、10代で芸能界へと足を踏み入れた高橋由美子さん。アイドル歌手になる前は女優としてテレビドラマに出演していました。
しかし、周囲の大人たちに「一回だけでいいから」と言われて歌手デビューし、アイドルとしての活動をスタート。デビュー曲が、当時の人気アニメ「魔神英雄伝ワタル2」の主題歌だったということもあり、大ヒット。
こうして、高橋由美子さんはアイドル街道をひた走ることになります。
4月13日(水)「20世紀最後のアイドル」
20世紀最後のアイドルというキャッチフレーズでアイドル活動をしていた高橋由美子さん。しかし、素の性格はおとなしく、アイドルらしいキャピキャピ感を演出することが得意ではなかったそうです。
本当の自分と、周囲から求められる姿が違う中「高橋由美子というアイドルをプロとしてトコトン演じてやろう」という決心をしました。
「アイドルを演じられなければ、女優にはなれない」と話す由美子さんです。
4月15日(木)「役と私」
舞台やテレビドラマでも活躍している高橋由美子さん。
そこでは、自分を捨てて役になりきる事を心がけています。
よく周囲から「素の姿と違うね」と言われるそうですが、由美子さんは「あれは演じているんだから」とバッサリ一蹴します。
しかし、長期公演の舞台に出演しているときだけは別、役になりきるので2〜3ヶ月それを引きずることもあるそうで...。
今回はドラマ「相棒」に出演していたときの裏話も語ってくれました。
4月15日(金)「お酒とのつきあい方」
最終日はお酒との付き合い方について。
高橋由美子さんにとって良いお酒とは、仲間とのお酒。一緒にいる人・共有する時間が楽しければ良いお酒だそうです。
またお酒を目一杯楽しむため、飲み会のときには最初に周囲が何時に帰るかを聞いて、それに合わせて飲み方を変えるんだとか。
しかし、時には守れないこともあるそうです。それはどんなときなのでしょうか。
高橋由美子さんご出演の舞台「寝とられ宗介」が東京では5月から上演されます。脚本・つかこうへいさん、演出・錦織一清さんによる今回の舞台についてもお話しいただきました。
<プロフィール>
89年、TVドラマ「冬の旅・女ひとり」(TBS系)でデビュー。翌年CD『Step by Step』で歌手デビュー後、アイドル歌手として絶大な人気を得る。10代半ばにしてスターの仲間入りをし、TV・CM・エッセイ執筆等その活躍の場を広げる。舞台においてはミュージカル、ストレイトプレイとジャンルに問わずその実力を発揮し、観客を魅了。
2015年8月から「さいたま市観光宣伝部長」に就任。