終わりよければ・・・(放送終了)

4月25日~4月29日の「ラジオ サロン・de・くにまる」のゲストは丘みつ子さん

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4月25日(月) 「女ターザンが女優になるまで」
丘みつ子さんは三人兄弟の末っ子。女の子遊びはしたことがなく、女ターザンと呼ばれるほどの活発な少女時代を送りました。
あまり興味がなかったという芸能界に入ったのは19歳の時。
CMタレントとしてモデルクラブに所属していたのですが、日活の増田監督の目にとまり女優としての道を歩むことになります。

4月26日(火) 「お茶の間の人気者」
丘さんが連続テレビドラマ小説「オランダおいね」「ノンちゃんの夢」に出演していた頃、映画会社の五社協定が無くなります。自由にオーディションを受けられるようになり、丘さんは幅広くTVスターとして活躍することになります。
また、丘さんは倉本聰さん原案の「前略おふくろ様」にも出演しています。あまりにも厳しい倉本聰さんの指導を振り返って、「まるで闘争だった」と懐かしむ丘さんです。

4月27日(水) 「マラソン女優・丘みつ子」
女優活動とは別に、マラソンにも精を出している丘みつ子さん。走るようになったのは30代の頃。小さい時に大病をしたこともあって、健康維持のために始めたそうです。
数ある運動の中からマラソンを選んだ理由は「世界中どこに行っても靴が一足あれば走れるから」だとか。世界中どこに行っても走ることを忘れなかったそうです。
トライアスロンに挑戦した時には意外な裏話も。目の前を泳いでいた選手に対して丘さんが取った、闘争心の強さを伺えるエピソードをお聴きください。

4月28日(木) 「箱根で温泉三昧」
現在は神奈川県の箱根にお住まいの丘みつ子さん。決め手は東京に近いこと、そして家々が離れているためご近所付き合いがあまりなく、気楽でいられることなんだとか。
もちろん友人の家に遊びに行くこともあります。箱根ではディナーに招待されるときに温泉はつきもので、1メートルごとに違う泉質の湯が湧いており、白濁湯や炭酸泉など、家庭で温泉めぐりできることもこの町の魅力なんだそうです。

4月29日(金) 「陶芸家はお酒飲み」
陶芸家としての顔も持つ丘みつ子さん。
最初の10年ぐらいは東京・中目黒で電気釜を使って陶芸をしていたそうですが、ある時、薪釜の魅力に取り付かれて箱根の自宅に釜を構えました。自然の造形と、釉薬を使わない焼き上がりが味わい深さを造るのだと語ります。仕上げの5日間は付きっ切りで火力の調整をするそうですが、そこにはお酒が欠かせないのだとか。

<プロフィール>
19歳の時、ミス人魚コンテストをきっかけにモデル界入り。1968年、『禁断の果実』で映画デビュー。1970年、テレビ『おらんだおいね』で人気を獲得し、以降、主にテレビドラマで活躍。主な出演作として、日本テレビ『14ヶ月』、映画『キッズリターン』などがある。そのほかに、映画『マディソン群の橋』メリル・ストリープ役などの外画の吹替えも務める。また、20年以上続けている作陶は、毎年個展を開催する。