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本屋さんへ行こう!の最近のブログ記事

「里山資本主義」の著者・藻谷浩介さんが登場!

『本屋さんへ行こう!』では、「日本総合研究所」の調査部主席研究員で、

話題の本「里山資本主義」の著者である藻谷浩介さんにお越し頂きました。

 

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藻谷浩介さんは1964年、山口県のお生まれ。 1988年に東京大学の法学部を

卒業後、現在の日本政策投資銀行である日本開発銀行に入行されました。その後、

アメリカ・コロンビア大学のビジネススクールに留学、日本経済研究所出向などを

経ながら、2000年頃より地域振興の各分野で精力的に研究・著作・講演を続けて

おられます。また、これまでに、50万部のベストセラーとなり、社会に人口動態の

影響を与えた『デフレの正体』や『実測!ニッポンの地域力』など、多くの著作を

お持ちです。

 

今回は、去年の7月に「NHK」の広島取材班と一緒に角川書店から発売され、

今年の2月に「第7回 新書大賞2014」の大賞に輝き、現在までに24万部もの

売り上げを記録している話題の一冊『里山資本主義』についてお話し頂きました。

 

 

☆藻谷浩介さん 著書情報

  『里山資本主義~日本経済は「安心の原理」で動く~』

           (角川書店より、税別781円にて発売中)

 

 

「本屋大賞2014」で大賞に輝いた作家の和田竜さんが登場!

『本屋さんへ行こう!』では、4月8日に発表された「本屋大賞2014」において、

著書「村上海賊の娘」が、全国の書店員さんたちが最も売りたい本の第1位に

輝かれた、作家の和田竜さんにお越しいただきました。

 

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和田竜さんは、1969年大阪府寝屋川市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、

テレビ番組の制作会社を経て、繊維業界紙記者を務める傍ら、2003年にオリジナル

脚本の「忍ぶの城」で城戸賞を受賞。2007年に同作を自ら小説化した「のぼうの城」

を出版されて大ヒット。翌年には、第139回直木賞の候補作にもなりました。そして、

2013年に発表した「村上海賊の娘」が、第35回吉川英治新人文学賞を受賞。

更に、「本屋大賞2014」でも大賞に輝くなど、今、乗りに乗っている作家さんです。

 

今回は「村上海賊の娘」を執筆された際の苦労話や、「村上海賊」をテーマに選ばれた

理由など、製作秘話を色々とお話し頂きました。

 

 

☆和田竜さん 著書情報

  『村上海賊の娘』

  (新潮社より、上・下巻とも税別1600円にて発売中)

 

☆和田竜さんのオススメ本

  『風雲海南記』/山本周五郎

  (新潮社より、税別931円にて発売中)

 

『ジュンク堂池袋本店の田口久美子さんが「2014年本屋大賞」を総括』

『本屋さんへ行こう!』では、「くにまるジャパン」のブックコンシェルジュ、

「ジュンク堂池袋本店」副店長の田口久美子さんにお越しいただき、

先日発表になった『2014年 本屋大賞』の総括をしていただきました。

 

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本屋大賞に輝いた『村上海賊の娘』について田口さんに伺ったところ、

「上下巻合わせて1000ページ近くになる大作で、お話は、戦国時代、

織田信長から兵糧攻めにされた大坂本願寺が、毛利家に助けを求めた

ことで起こった、後に『木津川合戦』と呼ばれる、村上水軍と泉州侍勢の

大阪湾での死闘を描いた長編小説」とのことでした。

 

【2014年 本屋大賞 結果】

大賞 『村上海賊の娘』/和田竜(新潮社)

2位  『昨夜のカレー、明日のパン』/木皿泉(河出書房新社)

3位  『島はぼくらと』/辻村深月(講談社)

4位  『さようなら、オレンジ』/岩城けい(筑摩書房)

5位  『とっぴんぱらりの風太郎』/万城目学(文藝春秋)

6位  『教場』/長岡弘樹(小学館)

7位  『ランチのアッコちゃん』/柚木麻子(双葉社)

8位  『想像ラジオ』/いとうせいこう(河出書房新社)

9位  『聖なる怠け者の冒険』/森見登美彦(朝日新聞出版)

10位 『去年の冬、きみと別れ』/中村文則(幻冬舎)


 

編集者でライターの南陀楼綾繁さんが新たな著書を出版!

『本屋さんへ行こう!』では、このコーナーのセミレギュラー、

編集者でライターの南陀楼綾繁さんにお越しいただきました。

 

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今回は、南陀楼綾繁さんのホームグラウンドでもある「谷根千」の魅力を一冊に

詰め込んだ新刊『谷根千ちいさなお店散歩』についてお話しいただきました。

 

 

☆南陀楼綾繁さん 著書情報

  『谷根千ちいさなお店散歩』

  (WAVE出版より、税別1500円にて4月15日に発売)

 

☆南陀楼綾繁さんのオススメ本

  『荒野の古本屋』著者:森岡督行さん

  (晶文社より、税別1500円にて発売中)

  『新しいおとな』著者:石井桃子さん

  (河出書房新社より、税別1600円にて発売中)

 

☆南陀楼綾繁さん イベント情報

  『不忍ブックストリートweek』が4月19日(土)から5月6日(火・祝)まで行われ、

  その間、4月27日(日)と5月3日(土)には「第15回一箱古本市」が開催されます。

  詳しくは、コチラをご覧ください。

 

『ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!』の著者と編集者が登場!

今週から月曜日の12時台にお送りすることになった『本屋さんへ行こう!』では、

今年の2月にご著書「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」を

出版されました、NPO法人「つどい場さくらちゃん」の代表・丸尾多重子さんと、

この本の編集をご担当されました、ブックマン社の小宮亜里編集長にお越し

いただきました。

 

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丸尾多重子さんは、大阪市生まれ。4年間OLをされた後、調理師免許を取得され、

15年間に渡って東京で食関係の仕事をされました。その後、大阪に帰られると、

10年間でお母様・お兄様・お父様を在宅介護。

 

そして、ヘルパー1級取得の実習で介護現場の実態を知った憤りから、2004年

3月に兵庫県西宮市に「つどい場さくらちゃん」を設立され、2007年4月にNPO

法人化。

 

2008年には現在の一軒家に移設され、高齢者はもちろん、介護者や介護従事者

の皆さんの交流の場を提供し、悩みを分かち合ったりすることで、介護者の孤立を

防いでおられます。

 

☆丸尾多重子さん 著書情報

  『ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!』

        (ブックマン社より、税別1300円にて発売中)

 

☆丸尾多重子さんのオススメ本

  『99歳ちりつもばあちゃんの幸せになるふりかけ』

    (じゃこめてい出版より、税別1000円にて発売中)

 

写真集「世界の美しい透明な生き物」「世界の美しい飛んでいる鳥」エクスナレッジの澤井聖一さん

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インテリア、建築関係の月刊誌を主に出版されている、株式会社エクスナレッジの代表取締役社長、
澤井聖一さんにお越しいただきました。
本業とは別に出版した大変美しい写真集が、話題になっています。去年の7月に「世界の美しい
透明な生き物」そして去年の12月に「世界の美しい飛んでいる鳥」を出版。「透明な生き物」は
クラゲや熱帯魚、昆虫、キノコなど、体が透き通った生き物の写真がおさめられています。
もともと水産学部で海洋生態学を学んだ澤井さん、前から関心のあったイカは透明な生き物だと
いうことで透明な生き物リストを作り、写真を収集、ラジオでご紹介するのがもったいないくらいの
美しい写真が集まりました。そして「飛んでいる鳥」については、人間が出来ないことは「飛ぶ」こと、
だったら鳥が飛んでいる瞬間の写真を集めようということで、苦労して写真集が出来上がりました。
そして澤井さんのライフワークである「イカ」。この6月に、念願のイカの写真集を出すことに
なっています。待ち遠しいですね!
そして澤井さんのオススメ本。
「エンディミオンの覚醒/ダン・シモンズ」(ハヤカワ文庫)
SF作家による分厚い全4冊のうちの三作目。オトナのためのオズの魔法使い、といったテイストの
壮大なスペースオペラです。

人気シリーズ「逆説の日本史」に続く「逆説の世界史」作家の井沢元彦さん

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大ヒットシリーズ「逆説の日本史」でおなじみの、作家の井沢元彦さんに
お越しいただきました。
1954年生まれ、早大卒業後TBSに入社し、報道記者時代に「猿丸幻視行」で
乱歩賞を受賞、TBS退社後は執筆活動に専念。「言霊」「ユダヤ、キリスト、
イスラム集中講義」等の作品のほか、現在連載中の「逆説の日本史」シリーズは
累計492万部突破の大ベストセラーです。
「日本史」と並行して、井沢さんが構想15年、ついに「逆説の世界史」をスタート、
1月に第1巻「古代エジプトと中華帝国の興廃」(小学館)が発売されました。
文明はなぜ衰退あるいは停滞するのか。ピラミッドは何故造られ、建築技術は
なぜ継承されず文明が滅亡したのか?また中国という、15世紀に世界の最先端
だった国家がなぜ600年以上も停滞しているのか、などなど、さまざまな疑問に
ついて解説しています。「逆説の日本史」の読者の方もそうでない方も、
始まったばかりの「逆説の世界史」シリーズの第1巻、手放せない1冊になりそうです。
そして井沢さんのオススメ本。
「幕末バトル・ロワイヤルシリーズ/野口武彦」(新潮新書)
江戸末期の政局の権力争奪の歴史を、なかなか知ることの出来なかったトピックを
中心に紹介し、幕末のドラマを辿るシリーズ。


井沢元彦さん公式サイト「井沢元彦の書斎」
http://www.gyakusetsu-j.com/

「石巻まちの本棚」代表、勝邦義さん

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東日本大震災からちょうど3年を迎えた3月11日は、宮城県石巻からの放送です。
被災地の方々の声をお届けします。
「石巻まちの本棚」代表で、ISHINOMAKI2.0の理事、勝 邦義さんにお話を伺いました。
2012年夏、「石巻ブックエイド 一箱古本市」を契機として始まったこのプロジェクトは
被災地に本を送る活動を続ける「一箱本送り隊」との共同事業です。石巻の街なかに、
本好きの人たちが気軽に集まれる拠点として2013年7月にオープンしました。およそ
1000冊の本が並ぶ店内は木の香り漂い、ウッディーで落ち着ける雰囲気です。
土・日・月の11時~18時に営業しています。
勝さん曰く、震災で一度石巻を離れてしまった人たちが戻ってきて、おお、こんな
場所が出来たんだ、と気づいてくれるそうです。「居場所が出来た」と
言ってくれる人が多いとのこと。何か新しいこと、面白いことを発信していくことで
若い人たちにどんどん戻ってほしいそうです。朗読会などイベントも実施して
行きたいとのことで、邦丸さん発案の「熱燗を飲みながら鬼平を朗読する会」
純子さん発案の「読み聞かせ会」など提案しておきました(笑)

石巻の人に読んで欲しい!という本がありましたら、下記の宛先まで是非本を
送ってください。
〒986-0822 宮城県石巻市中央2丁目3-16
「石巻まちの本棚」
※土・日・月に届くように送ってくださるとうれしいです。


石巻 まちの本棚 オフィシャルサイト(facebook)
https://www.facebook.com/streetbookshelf

鈴木純子アナの書店レポート

今回は「さあ、本屋さんへ行こう!」純子アナが東京都心の2つの大型書店さんを
取材、レポートをしてくれました。
まず新宿の紀伊国屋書店。昭和2年創業、当初は木造2階建てだったのが、87年後
の今は地下2階、地上9階建ての大型店舗です。
新宿本店次長の石井音己さんに伺いました。この本店と、歩いて10分ほどの新宿南店の
両方合わせると品ぞろえは220万冊!いま開催中のフェアは「世界に届けたい日本文学」
そして「日本に届けたい世界文学」。是非お越し下さい。
続いて有楽町の三省堂書店。三省堂書店は、紀伊国屋書店よりさらに古く、明治14年の
創業です。有楽町店は2003年と、比較的新しい店舗です。この店舗では、池井戸潤さんの
本が、おそらく日本一売れているそうです。
新井見枝香さんに伺いました。店頭では、店員さんがオリジナルに工夫を凝らした
POPが名物になっています。このお店でしか買えない限定セット(映画のチケットと
原作本のセットなど)も注目です。
本はネットでも買えますが、店頭で思いもよらない本との出会いがあるのが本屋さんの
楽しいところ。是非、店頭でいい本と出会ってみてください!

最新巻発売!「ビブリア古書堂の事件手帖」著者で作家の三上延さん

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「ビブリア古書堂の事件手帖」の作者・作家の三上延さんにお越しいただきました。
先月、最新巻の5巻が発売になった「ビブリア」シリーズ。累計で550万部、
月9ドラマ化もされるなど大ヒットシリーズとなっています。
古書店の美人店主栞子さんとアルバイト大輔くんが事件を解決するミステリー。
最新巻5巻「ビブリア古書堂の事件手帖5~栞子さんと繋がりの時」(アスキー・
メディアワークス文庫)は、3つのの古書を中心とした3部構成になっています。
「ブラック・ジャック」等熱狂的ファンも多い作品を取り上げており、マニアが
読んでも納得できるようにするため、資料や文献を調べたりするのが大変だった、と
話してくれました。もうしばらくはこのシリーズ続けたい、とのことで、ビブリア
シリーズの大ファンの邦丸アナ歓喜!
そして三上さんのオススメ本。
「帰ってきたヒトラー/ティムール・ヴェルメシュ著、森内薫訳」(河出書房新社)
あのヒトラーが現代に蘇った!TVの人気者になったりする大騒動を描いた痛快小説。

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