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洋楽ジャパンの最近のブログ記事

2月12日 ソチ開幕記念 スポーツと何となく関係ある洋楽特集

今週は中村真理さん。
「ソチも始まったし、スーパーボウルとか、NBAのファイナルとか、
 この季節、スポーツ関連が盛り上がってるから!」と、
選曲していただきました!

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ご紹介したのは...

1. ジャマイカのボブスレー・チームを題材にした映画「クール・ランニング」から
Jimmy Cliffの「I Can See Clearly Now」

2. ANOTHER ONE BITES THE DUST / Queen
フットボールの試合中などによく流れると言う曲。
「勝者もいれば敗者もいる。勝負の世界は厳しい~!」
といった内容だそうです。
邦丸さんも「そうそう、よくスポーツ中継見てると、場内で流れてるよね~」

3. PHYSICAL / Olivia Newton-John
説明不要! スポーツといえば、この曲を思い浮かべますよね。

4. IF THIS IS IT / Huey Lewis & The News (アルバム名が「スポーツ」だから)
実は、この曲がいちばんかけたかった!
真理さんが愛してやまないヒューイのゴキゲンなヒット曲です!

2月5日 ありがとうミスター・ナイアガラ。大瀧さんが教えてくれたあんな歌、こんな歌 パート2

前回に引き続き、大瀧詠一さんを追悼する特集の後半戦。
この企画をご提案くださった、サンコンjr.さんのご登場です!

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ウルフルズが大瀧さんのナンバー「びんぼう」をカヴァーした時、
どうしても原曲にない3番の歌詞が必要になり、
プロデューサーの伊藤銀次さんがダメもとで「大瀧さん、書いてくれませんか?」と
依頼したところ、「いいよ」とご快諾。
自筆のファクスがスタジオに届いた...というエピソードをご披露くださいました。
伊藤さんは、大瀧さんのプロデュースでデビューを果たした「直弟子」。
その伊藤さんプロデュースでブレイクしたウルフルズは「孫弟子」!

おかけした曲は次の通りです。
・Why Do Lovers Break Each Others Hearts / Bob B. Soxx & The Blue Jeans
(ホワイ・ドゥ・ラヴァーズ・ブレイク・イーチ・アザーズ・ハーツ/ボブ・B・ソックス&ザ・ブルー・ジーンズ)
・Soul Island / The Meters(ソウル・アイランド/イーディ・ゴーメ)
・The Clapping Song / Shirley Ellis(お手手つないで/シャーリー・エリス)
・Blame It On The Bossa Nova / Eydie Gorme(恋はボサノバ/イーディ・ゴーメ)

1月29日 ありがとうミスター・ナイアガラ。大瀧さんが教えてくれたあんな歌、こんな歌 パート1

今週は萩原健太師匠が本年最初のお目見え...
昨年末に急逝された大瀧詠一さんを追悼する特集を、
2週に渡ってお送りするまずは前半戦。
「DJとしての大瀧さんが教えてくれた音楽の楽しさ」というテーマで、
4曲をご紹介しました。

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1. Elvis Presley / I Got Lucky (1:57)
62年の映画「恋のKOパンチ」挿入歌。
この時期のエルヴィスはまったく評価されない時代が長かったが、
大瀧さんが「これがいいんだよ!」と鼻歌まじりに紹介してくれたそうです。

2. The Ronettes / Do I Love You? (2:58)
大瀧さんといえばスペクター・サウンドの研究でも有名。
スペクター・サウンドから1曲、ということでこのナンバーを。
スペクターはモノラルだが、これをステレオでやったら大瀧さんにかなう者はいない!

3. Stan Freberg / Banana Boat (Day-O) (3:29)
大瀧さんといえば、ノヴェルティ・ソングの探求でも右に出る者はいませんでした。
50年代アメリかのノヴェルティから、モノラルなのに音像の広がりが物凄い、
そして絶妙なオチのついたこちらのナンバーをご紹介。

4. 竹内まりや (duet with 大滝詠一) / 恋のひとこと (Something Stupid) (2:49)
洋楽ジャパンではありますが、大瀧さんに敬意を表し、
最後の公式レコーディングとなったこのナンバーを。
元はもちろん、ナンシーとフランクのシナトラ親子が大ヒットさせたナンバーです。

健太さんのお話では、なんと大瀧さんはこのコーナーを聞いていてくださって、
健太さんにあれこれ感想を語っていらしたそうです。
ああ...

心よりご冥福をお祈りいたします。

1月22日「やっぱギターじゃん!でも、多いって~」

今週のお客様は、半年振りご登場のヨッちゃん、野村義男さん!
なんとおよそ2年で20キロ痩せたというヨッちゃんに、邦丸さんは羨望(!?)のマナザシ。
そして今回のテーマは「ギターが多すぎる」バンドの特集です。

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おかけしたのは次の3曲。

・スイート・ホーム・アラバマ/レイナード・スキナード
 ギター3本という通常なら考えられない編成!
 でも、このバンドではそれが無理なくカッコいい!
 バンド名の由来とか、悲劇的な飛行機事故の話など、
 小ネタもちりばめてお届けしました!

・ボラーレ/ジプシー・キングス
 CMなどでもおなじみのナンバーですが、こちらはギター8本!
 無名時代の彼らを見てあのチャップリンが涙を流したエピソード、
 また2つの家族からメンバーが成り立っていて、
 ただ一人別の家系だった中心メンバーがとうとう辞めてしまった話など、
 これまた小ネタ満載でお送りしました!

・サティスファクション/ザ・ウクレレ・オーケストラ・オブ・グレート・ブリテン
 最後は「ギターじゃないじゃん!」と突っ込みどころ満載の1曲。
 でもこの大量ウクレレ脱力サティスファクションが最高なんです~!

1月15日 「午年だ! 馬の登場するロック名曲選」

今週は3か月ぶりに「王様」をスタジオにお迎えしました!
例によって1時間前に局入り、入念なお召替えの後で
思いきりハイテンションでスタジオへ!
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馬=horse、即ち、「h」のつく単語は、
同じ頭文字の薬物を意味する、という説もあるんだそうで、
どこか危ういトークの連続!

・ワイルド・ホース/ローリング・ストーンズ
野生の馬たちも、俺たちを引きずっていくことはできない...
いろんな解釈ができそうなフレーズ!

・ライド・オン・ポニー/フリー
早熟の天才集団、フリーの名曲。
アンディ・フレイザーのベースが歌う、歌う!
山のてっぺんから、ポニーに乗って、おまえのところに行くぜ...
よくわからない歌です。

・バック・イン・ザ・サドル/エアロスミス
ツアーのハチャメチャさを、西部劇の流れ者に模して表現。
「俺は鉄砲だ。玉はいくらでもあるぜ!」
スタジオは爆笑につぐ爆笑!

1月8日 「今から30年前の、全米TOP10をご紹介!」

中村真理さん、ことし最初のネタはストレートに
「1984年1月1週の、全米TOP10をご紹介!」
80年代、洋楽黄金時代だけに、おなじみの曲が続々登場!
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第10位、ライオネル・リッチ―「オール・ナイト・ロング」
   
 ・「エンドレス・ラヴ」を含め、ライオネルにとって
  3曲目のNO1ソング。カリブ風味の味付けが特徴的。

 *「1984」(昭和59年)はどんな年だったか?
   サラエボ・LA五輪開催 植村直巳行方不明に
   グリコ・森永事件 桑田・清原甲子園で活躍
   蔵前国技館最後の年 有楽町マリオン完成 コアラ来日
   麻布十番マハラジャ開店 チェッカーズ大ブレイク
   エリマキトカゲ流行 前年発売のファミコン売れ始める

 ・当時、皆さんはどこで何をしていたでしょう?

第9位はザ・ローリング・ストーンズ、
   「アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト」
 過激なジャケットが話題となった「アンダーカヴァー」からの
 最初のシングル。この週の9位が結果的に最高位となった。

第8位はエルトン・ジョン「ブルースはお好き」
  83年、エルトンにとって3年ぶりのTOP10ヒット
  バーニーとのコンビ復活「トゥ・ロー・フォー・ゼロ」から

第7位 マシュウ・ワイルダー「想い出のステップ」
  ほぼ一発屋、マシュウ・ワイルダーの大ヒット。
  数多くのアーティストにカヴァーされています。

第6位 ロマンティックス「トーキング・イン・ユア・スリープ」
  デトロイト出身のこれまた「ほぼ一発屋」。
  そしてこれまた83~84年を代表する名曲。

第5位 オリヴィア・ニュートン・ジョン「運命のいたずら」
  オリヴィアにとって最後のTOP10ヒット。
  トラヴォルタと共演「セカンド・チャンス」サントラから。

第4位 イエス「ロンリー・ハート」
  バグルスを取り込んだイエスが放った最大のヒットナンバー。
  トレヴァー・ホーンの斬新な音づくりに誰もが脱帽。

第3位 デュラン・デュラン「ユニオン・オブ・ザ・スネイク」
  82~83年にかけ大ブレイクを果たしたデュラン・デュラン
  満を持して発表のサードアルバム
  「セヴン・アンド・ザ・ラグド・タイガー」からの一枚目

第2位 ダリル・ホール&ジョン・オーツ「セイ・イット・イズント・ソー」
 ベスト・アルバム「ロックン・ソウル・パート1」
  (邦題 フロム・A・トゥ・ONE)に収録の新曲。
  2位を4週続けましたが1位に届かず!
 
第1位 ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン「セイ・セイ・セイ」
 ・ポールのアルバム「パイプス・オブ・ピース」収録。
  83年、マイケルにとって7枚目のトップ10ヒット。
  プロデューサーはジョージ・マーティン。6週1位。

1月1日「新春特別企画  一度聴いたら忘れられないドラム十八番フレーズ大全集」

新春最初のゲストは、おなじみサンコンjr.さん。
お正月なので、あれこれ考えた末、やはり「ドラマー」の原点に戻って、
「一度聴いたら忘れられない」フレーズをもった曲を集めることにしました!

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・Be My Baby / The Ronetts
ドラムス担当は、名セッションドラマー、ハル・ブレイン!
余計なオカズを入れない潔さに感動。

・Rock'n'Roll / Led Zeppelin
リトル・リチャードの
「Keep a Knockin」のイントロを叩き始めたところ、
ペイジが即興のリフで応じ、そのまま発展させて
15分後には曲の骨格ができあがった!

・Keep A Knockin' / Little Richard
で、その本家を聞き比べてみると...
ドラムズはチャールズ・コナーが担当。

・FA-FA-FA-FA-FA (Sad Song) / Otis Redding
トリをとるのはオーティス!
MG'Sのアル・ジャクソンjrが叩きだす絶妙のイントロ!

12月25日 「クリスマスソングにさようなら! 大晦日&年越しソング大特集」

ことし最後の「洋楽ジャパン」ゲストは萩原健太さん。
年末年始も生放送だのイベントだので大忙しだそうです!
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そして今週のテーマは「大晦日&年越しソング」。
欧米では新年まで「ホリデイ・シーズン」ということで、
クリスマス・ソングがかかりますが、わが日本では今日限り!
すぐに門松が登場する風土にちなんで、
「大晦日&年越しソング」をセレクションしていただきました。

・Michael Franks / The Way We Celebrate New Year's

70年代のクロスオーヴァー・ブームに乗って登場し、
日本で特に評価の高いマイケル・フランクス。
「この人、むっつり助兵衛なんですよ。エッチな歌詞がすごく多い」
どれどれ...と邦丸さんが歌詞カードを見てみたら大笑い。
「確かに...こりゃすごい!」
どれくらいすごいか、皆様もご自分で確かめてみてくださいね~

・Barry Manilow / It's Just Another New Year's Eve [Live]

バリー・マニロウって中庸な人だからあまり評価されないけど、
実はすごく音楽性が高くて、難しいことをわかりやすくやってるんです...と、
日本では過小評価されがちなこのエンターテイナーの魅力をご紹介。
77年のあまりにも有名なライヴ盤からこの曲を。
「ハッピーニューイヤー、ニューヨーク!」というセリフが決まりすぎ!

Tom Waits / New Year's Eve

最後はトム・ウエイツのしみる新年ソング。
若いときには大騒ぎして新年を迎えたものだが、今はしみじみと...という
50代にはぐっとくる歌詞。そしてエンディングの「蛍の光」には思わず涙が...

12月18日 ウエルカム・バック、ザ・ローリング・ストーンズ!

8年ぶり6回目となる、ストーンズの来日が決定!
...というわけで、洋楽ジャパンでも総力を挙げて
ストーンズのライヴを盛り上げていきたいと思います。
まずは、おなじみサエキけんぞうさんの登場。
今回、ストーンズの音楽的な黄金時代を代表するギタリスト、
ミック・テイラーがスペシャル・ゲストとして出演とのことで、
「ミック・テイラーと一緒にやってほしいナンバー」を3曲、
セレクトしてお送りしました。

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・サティスファクション(1965)
「海外のライヴでは共演したことがあるんですよ。
 日本でもやってくれないかな~」

・ブラウン・シュガー(1971)
スティッキー・フィンガーズからのシングル。
ジャケットの「チャック」話で盛り上がりました。
日本盤はちゃんとYKK製のチャックがついてたんだそうです。
「隣に置いてあるレコードのジャケットが傷ついちゃうんですよ~。
 さすがストーンズ」

・ギミー・シェルター(1969)
スタジオ盤にはミック・テイラー、入ってないんだけど、
ライヴだとキースとの融合が素晴らしいんですよ...とサエキさん。

サエキさんの新著「ロックの闘い」にもストーンズのアルバム、登場します。
凄い面白い一冊、ぜひご覧ください。

12月11日 「中村真理が選ぶオモシロ凄い世界記録ヒットパレード」

スペシャルウィークの今週は、中村真理さんがゲスト!
「同一VJによる最長音楽番組」としてギネスブックの認定を受けた真理さんに、
「面白い、凄い、世界記録をもつ曲&アーティスト」を選んでいただき、
勝手に順位をつけて楽しんでしまおうという企画でお送りしました。

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お送りしたのは...

★第6位
「世界一売れたインスト・シングル」
スター・ウォーズのテーマ/ミーコ
実はオリジナル・サントラではなく、このお手軽ディスコ・ヴァージョンが
全米ナンバーワンを2週続け、めちゃくちゃ大ヒットしたのでした。

★第5位
「10代のアーティストによるアルバム最高売上」
この記録を持つのは、ブリトニー・スピアーズ
衝撃的だったデビュー・ヒット「ベイビー・ワン・モア・タイム」を
おかけしました!

★第4位
「自ら曲作り、プロデュース、パフォーマンスして全米1位を獲得した
最年少アーティスト」
これはデビー・ギブソンが持っている記録。
最近ではJポップのカヴァー集なども出してますね。
当時ライヴァルだったティファニーと、B級映画に出て
大活躍してたりするそうです!
プレイしたのは「フーリッシュ・ビート」

★第3位
「最も成功したソロ・アーティスト」
言わずと知れた、エルヴィス・プレスリー!
エルヴィスは「世界で最も人が多く訪れる墓」
(グレイスランド)の主でもあります。
オンエアしたのは「サスピシャス・マインド」
(彼の最後の全米ナンバーワン)

★第2位
「史上初めて、グラミー賞の主要4部門を
 同じ年に獲得したアーティスト」
レコード、ソング、アルバム、そして最優秀新人、
空前絶後のこの記録を成し遂げたのは、
クリストファー・クロス。
ライヴがいかにパッとしなかったか、という話でも
スタジオが多いに盛り上がりました。
「風立ちぬ(ライド・ライク・ザ・ウインド)」をご紹介。

★第1位
「初めてアカデミー主題歌賞にノミネートされた
007映画の主題歌」
先日、ドームでのコンサートで、
この曲のパフォーマンスに圧倒されたという真理さん。
「曲の演奏中に花火がバンバン上がるんですよ~!」
というわけで、もちろん
「死ぬのは奴らだ/ポール・マッカートニー&ウイングス」
でした。
でもノミネートされただけで、
賞はバーブラ・ストライザンドの「追憶」にさらわれてしまった...
というわけで、
「初めてアカデミー主題歌賞を獲得した007映画の主題歌」は、
去年の「スカイフォール」...アデルが栄誉に輝くことになりました。

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