終わりよければ・・・(放送終了)

洋楽ジャパンの最近のブログ記事

12月4日 JBのすんげえカヴァーとオリジナルを聞き比べ!

12月最初は、月初め恒例のサンコンjr.さん。
今回は、愛してやまないJBが亡くなった月ということで、
オリジナルだけじゃない、カヴァーもすごいジェイムズ・ブラウンの
知られざる側面をご紹介しました!
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Think
・The 5 Royals
・James Brown
50年代に活躍した「元祖ファンク」とも言われる
ブラック・ミュージック・グループ、ファイヴ・ロイヤルズのご機嫌なナンバーを、
JBがいかに換骨奪胎、自家薬篭中のものとしたか?

Sunny
・Bobby Hebb
・James Brown
続いては、66年の有名すぎるヒット曲のJB版をご紹介。
オープニングの「どジャズ」ぶりに、思わずのけぞってしまいますが...

11月27日 ボックスセット発売記念 ニュー・ソウルの旗手 ダニー・ハザウエイ物語

毎月月末に登場の、萩原健太さん。
「野球が終わると、なんか気が抜けちゃうよね...」
と言いながら、今月は音楽評論家として(!)、
本日発売の素晴らしいボックス・セット、
ダニー・ハザウェイ「ネヴァー・マイ・ラヴ ジ・アンソロジー」を
ご紹介いただきました!

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お送りした曲は...
Someday We'll All Be Free (1973)
ダニーの代表曲の一つ。
「頭痛もちだったダニーに、作詞家が、
 いつか頭痛から解放されるように...との願いを込めて作ったんだけど、
 それが、人類の解放みたいなテーマに結びついて...」

Memory of Our Love (1974)
今回のボックス・セットの目玉である、未発表曲集から、
74年レコーディングのこの曲をご紹介。
「いったいなんでオクラになってたのか、わからないよね」
すさまじい完成度。さすが天才!

You've Got A Friend (1972)
古今東西数あるライヴ盤の中でも、ベスト3には入るだろうという、
ライヴの中のライヴ、名作中の名作「ライヴ」から。
「何がすごいって、観客がすごいですから」
もちろん、キャロル・キングの「あの曲」ですよ~!

11月20日「ウェルカム!ポール ライヴ・リポート&BBCライヴ聞き比べ」

この10日間ほど、世間はポール一色! な感じが続いております。
月曜、火曜と、東京ドーム公演。
たくさんの方が「伝説」に生で触れております。
サエキさんも初日に見参!
「2時間半、水も飲まないんですよ...」
凄すぎる71歳。
「僕が行った日は『あの娘におせっかい』だったのに、昨日は『ジェット』だったんだって。
 そっちの方が聞きたかったな~」と、悔しそうなサエキけんぞうさんでした。

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そして今回は、ビートルズ話題のBBCライヴ、1と2から、
今回のライヴでも披露している3曲をピックアップしてお送りしました。

「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」
サエキさんの初日は「ゲット・バック」で、この曲はかからなかった...
「ゲット・バックはビートルズ最後の曲で、
 アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼアは、ファーストアルバム、A面の1曲目。
 その入れ替えも興味深い」...とサエキさん。

「アンド・アイ・ラヴ・ハー」
 スタジオ版ではパーカッションですが、ここでは違う。
 スネアのワイヤを外して手で叩いたんじゃ? と邦丸さん。
 「そういう想像をするのがたのしいんですよ」とサエキさん。

「オール・マイ・ラヴィング」
 つい歌いたくなっちゃう一曲。
 みずみずしい4人のサウンドにノックアウトされちゃいますね。
 「この時期って、今日も明日もあさってもビートルズがあったんですよね。
  みんなすごく仲がよくて...」しみじみと語るサエキさんでした。

なお、11月25日にサエキさんの新刊
ロックの闘い 1965-1985」が発売されます!

また、今週金曜日にはライヴもあります!
秋のハルメンズ祭り2013
こちらもぜひお越しください。

11月13日 秋深し お酒のおいしいヒットパレード

今週は中村真理さんが、食欲の秋! に合わせて
「お酒の登場するヒット曲」を集めてくださいました。

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・「青春のいたずら(Fool(if you think it's over))/クリス・レア」(1978)
51年生まれだそうですから、当時27歳のクリス・レアが放ったデビュー・ヒット。
「当時からこんな声だったんだ~」と驚きの邦丸さん。
誕生したばかりのJ-WAVEが大好きだったという邦丸さん、
「ジョン・カビラがやたらとクリス・レアばっかりかけてたんだよ~」と
思い出話を披露してくれました。
「失恋した女の子を男の子が励ます歌だと思ってたんだけど、
よくよく聞いてみると、下心がミエミエな気がしてきました」(真理さん)
果たして真実は!?

・「エスケイプ/ルパート・ホームズ」(1979)
1970年代最後のナンバーワン・ヒットとなったナンバー。
邦丸さんも真理さんも「歌詞が最高なんだよね~」!と盛り上がります。

・「ピアノ・マン/ビリー・ジョエル(1974)」
ビリーにとって最初のヒットとなった記念すべきナンバー。
「ビリーのコンサート、最近はいつも最後にこの曲をやって、
 観客に歌わせるんですよ。最高でしょう?」
これはシビれますね、確かに、
真理さんによれば、
「ポール・マッカートニーが、他の人が書いた曲で、
 あれが自分が書いた歌だったらいいのになあ、という曲はありますか?
 と聞かれて、『ビリー・ジョエルのピアノ・マンかな』」と答えたんですって。
さあ、いよいよ来週はポールが上京です!

11月6日 祝!洋楽ジャパン一周年 vol.2発売を前に、改めてビートルズ「ライヴ・アット・ザ・BBC」を聴きなおす

月初めのお客様、サンコンjr.さんがご登場!
そしてめでたくこのコーナーも1周年を迎えることができました。
これからもよろしくお願いします!

めでたい2年目、最初の週は、
やはり原点に戻ってビートルズをピックアップ。
ポール来日騒ぎで盛り上がるビートルズ周辺ですが、
11日になんとBBCライヴのvol.2が出るそうで...
で、改めて、凄まじい迫力のvol.1を聞きなおそう、というのが今回の企画趣旨。

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お送りしたのは、次の4曲。
・Ooo My Soul
 リトル・リチャードのカヴァー。
 若きポールの凄まじいヴォーカルに、誰もが度肝を抜かれます。

・Matchbox
 こちらはカール・パーキンスのナンバーですが、
 ビートルズではリンゴのレパートリーとしておなじみ。
 今と声が変わらない!

・Don't Ever Change
 このキュートなキャロル・キング=ジェリー・ゴフィンのナンバーを、
 ポールとジョージが胸キュンのハモリで聞かせてくれます。

・I'm Gonna Sit Right Down and Cry (Over You)
 エルヴィスのファースト・アルバムに入っていたナンバー。
 ジョンとポールのユニゾン、そしてドラムスのテクにシビれまくり~!

10月30日「スパイ音楽大作戦!」

今週のゲストは月末の男、「師匠」こと萩原健太さん。
ちなみに卵かけごはんは、別容器でかき混ぜてからごはんにかける派。
から揚げも大好き、
「食べ物はやっぱり茶色くないとね!」とのことです。
今回のテーマは、メルケル盗聴事件にちなんで「スパイ音楽大作戦」。
「さっき浜松町の立ち食いソバで、スイカで天玉ソバ食べたのも、
 もうオバマに筒抜けになってんだからね~」って...
60年代半ばに、雨後の竹の子のように作られたスパイ映画のテーマ曲などを
集めてお送りしました。

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・Secret Agent Man/Johnny Rivers(1966)
邦題は「秘密諜報員」。
単純にかっこいい!
「基本は007と同じ、シードード♯ードー」ですよ!

・The second best secret agent in the whole wide world/Sammy Davis jr.(1965)
イギリスのスパイ映画「殺しの免許証(ライセンス)」を
アメリカ公開するに当たり、付け加えられたテーマソング。
「映画『復讐のサーカス』で、MI6のエージェントがみんなで、
 この歌を大合唱するパーティの場面があって、それがいいんですよ」(健太)
「ラスヴェガスのホテルのショーで歌ってるみたいだよね」(邦丸)

・Agent Double-O-Soul / Edwin Starr (1965)
「黒い戦争(War)」で知られるエドウィン・スターも、
「デビュー時はこんなおバカな歌を歌ってました」
人は俺をダブル・オー・ソウルと呼ぶんだぜ~
007の「7」を「ソウル」に置き換えた、とっても間抜けで楽しいナンバー

「それにしても巨人ヤバいっす...」

10月23日 「私にとっての究極のラヴソング」

今週は、5月8日以来、5か月ぶりご登場の湯川れい子さん。
「もっと早く呼んでもらうつもりで、いろいろ用意してあったんだけど...」
す、すみません~!

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というわけで、テーマは「私にとっての究極のラヴソング」
・「ラヴ/ジョン・レノン」(1970)
名盤、「ジョンの魂」に収録されたナンバー。
「ジョンはヨーコさんから俳句を習って、シンプルに、シンプルに...」
まさに究極のシンプルなラヴソングが誕生しました。

・「マイ・ラヴ/ポール・マッカートニー&ウイングス」(1973)
アルバム「レッド・ローズ・スピードウエイ」から唯一のシングル。
「ポールはリンダと29年間、どこに行くのもいつも一緒だったの。
 ずっと家族そろって過ごして、一晩も別々の部屋で寝たことはなかったのよ」

・「ロンガー/ダン・フォーゲルバーグ」(1979)
「2位どまりに名曲が多い」ジンクスをまさに地で行くナンバー。
マウイ島でハンモックに揺られながら星を見ているうちに生まれたという歌です。
前世でも来世でもずっと君を愛している...
「2週連続2位で、最初の週はクイーンの『愛という名の欲望』に、
 次の週はピンク・フロイドの『アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール』に阻まれて。
 ああ、今週も1位になれなかったって...そんなドキドキしたことも思い出しました」

なお、文化放送では、今週の金曜日、よる7時から、
湯川さんもご出演のポール・マッカートニー来日記念特番をお送りします!
こちらもぜひお聞きください。

10月16日「秋深し、となりはセクシーレディだよ!色っぽい女性が登場する3曲」

本日のゲストは、
8月スペシャルウィーク以来の「王様」!
折からの台風で、馬車のダイヤが乱れ(笑)
スタジオ到着がギリギリとなりましたが、
なんと新品の青い衣装に身を包み、
ばっちりメイクも施して、無事にご登場です!

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そしてテーマは
「秋深し、となりはセクシーレディだよ!色っぽい女性が登場するロックな3曲」

★ホッター・ザン・ヘル/KISS(1974)
地獄より熱い! お姉ちゃんとバーのカウンターで出会ったら、
実は人妻だったよ~♪ という素敵な歌詞。
来日公演間近のKISS、同名タイトルのアルバムから!

★ホット・フォー・ティーチャー/ヴァン・ヘイレン(1984)
大ヒットしたアルバム「1984」収録。
邦丸さんもビックリのドラムの超絶イントロからスタート。
「先生、えんぴつを持ってきたよ、書くものを貸してくれ~」

★ホット・レッグス/ロッド・スチュワート(1977)
その熱いアンヨで、俺のえんぴつをとんがったまんまにしておくれ!
なんとお相手は17歳の女子高生!
人妻、女教師、そして女子高生が登場する3曲をご紹介しました~!

10月9日 「しみじみと秋を感じるヒットパレード」

今週のゲストは、7日、8日と渋谷公会堂に出張、
ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズの
「スポーツ35周年記念ツアー」で盛り上がりまくった中村真理さん。
もちろんツアーグッズのTシャツ着用でスタジオ入りです。

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ヒューイの「顎割れ」を実演する3人...ですが、
テーマは「しみじみと秋を感じるヒットパレード」ということで。
すべて面白い邦題がついている、という意外な共通点も発見されました。

・秋風の恋/イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(1976)
原題 I'd really love to see you tonight
完璧なサウンド、これがヒットしなかったら何がヒットする? というタイプのヒット曲。
さわやかなイメージの邦題ですが、内容は別れた彼女に未練タラタラの男が電話するという内容。

・ニューヨーク・シティ・セレナーデ/クリストファー・クロス(1981)
原題 Arthur's theme
これは「邦題がいい!」と真理さん。
「お月さまとニューヨークの間につかまってしまったら...」という歌詞がヨイのです。

・過ぎし日の思い出/メアリー・マグレガー(1976)
原題 Torn between two lovers
これもさわやかで素敵な歌声ではありますが、
二人の男を同時に愛してしまってどうすりゃいいの、という身勝手な歌だったりします。

・涙のデュエット/ジョニー・マティス&デニース・ウィリアムズ(1978)
原題 Too much,too little,too late
これも完璧なヒット曲。歌のうま~い二人の何とも言えない素敵なデュエット!

10月2日 魂の歌声、ヴァン・モリソン

月初めのお客様といえば、サンコンjrさん。
今回は、名盤「ムーン・ダンス」のスペシャル・エディション発売にちなみ、
「ゼッタイに来日しない超大物」ヴァン・モリソンを大特集!
くにまるさんのパックが異様ですが...
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ご紹介した曲は次の通り。

・Caravan(1969)
かのザ・バンド「ラスト・ワルツ」でも披露した名曲。 

・Heavy connection(1977)
ニュー・オーリンズに出向き、
あのドクター・ジョンとがっぷり四つに組んだ「安息への旅」から、
ファンキーで人懐こい一曲。
な、なんと、吉田涙子嬢は昨夜、ドクター・ジョンのライヴを見てきたとか...

・Bright side of the road(1979)
ふっきれたような明るさがたまらないナンバー。

・Open the door(to your heart)(2012)
昨年ブルーノートから発売されたばかりの新譜から。
これがいいんだまた。

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