終わりよければ・・・(放送終了)

洋楽ジャパンの最近のブログ記事

5月6日 ベン・E・キングを偲んで

ゴールデン・ウィーク最終日の、どこかのんびりしたスタジオに
お招きしたのは、サンコン.jrさん。
今月はジェームズ・ブラウンの映画が公開されるということで、
そのネタでお送りする予定でしたが、
4月30日にベン・E・キングが亡くなられたというニュース!
急きょ、企画を変更して追悼特集をお送りすることになりました。
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お送りしたのは、次の3曲。
・ゼア・ゴーズ・マイ・ベイビー/ドリフターズ
ベンたちは、ファイヴ・ロイヤルズというグループを組んで、
アポロ劇場でドリフターズの前座を務めていましたが、
ある日、ドリフターズのマネジャーが、
「今のメンバーは全員クビにした!
 明日から君たちがドリフターズだ!」と、
勢いのある若いベンたちを新・ドリフターズに抜擢してしまった...
このエピソードに邦丸さんも小尾ちゃんも体をのけぞらせて大ウケ!
・ヤング・ボーイ・ブルース
「ハニードリッパーズのヴァージョンで初めて知ったんですけど
 いい曲ですよね~」
・スタンド・バイ・ミー
最後は極め付き!

古いグループだけにヴァージョン違いも多く、
オンエアでも間違ってかけてしまってご迷惑をおかけしました。

4月22日 純喫茶マスター 谷村新司さんを迎えて パート2

去年11月以来、2度目のご登場となる純喫茶マスターこと谷村新司さん。

ニューアルバム「NIHON〜ハレバレ」発売日を祈念して
スタジオにいらしてくださいました。
まずアルバムからタイトルチューンの「ハレバレ」をご紹介。
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そして日曜日の高田純次さんの番組にゲスト出演されたマスターが、
ジャニス・ジョプリンの「コズミック・ブルース」をかけた話で大・盛り上がり。
「実は1970年、彼女が亡くなる直前のステージを、
 僕は見てるんですよ」というマスター。
派手な格好でグラウンドを走り抜け、ステージに駆けていくときは
「あ、麻生レミだ!」(注・和製ジャニスとして有名なシンガー)
だと思ったそうですが、パフォーマンスが始まったとたんに
ぶっ飛んだ...というエピソードを聞かせてくださいました。
そして、話題は前年の「ウッドストック」へ。
まず一曲目は
「Freedqom(motherless child)/Richie Heavens」
(自由/リッチー・ヘヴンズ)
かのウッドストック、トップバッターを務めたことで名高い
フォークシンガー、リッチー・ヘヴンズ。
ステージの最後を飾ったのがこの曲。
黒人霊歌「マザーレス・チャイルド」が元になっています。
「映画でこの曲が歌われるのを見たんだけど、
 リッチーと、もう一人のギターと、コンガの3人のステージ。
 かっこいいなあ、と思って、
 こういうスタイルのバンドを日本でやれないだろうかと。
 実はそれがアリスの原型なんです」
「Evil Ways/Santana」
そしてもう一曲、ウッドストックのライブからサンタナの出世作。
「この曲のパーカッションがホントにカッコよくてね...」
洋楽の話になると止まらないマスター。
またぜひ、スタジオに遊びにいらしてください!
 

4月15日 元祖ディズニー発アイドル アネット物語

今週はおなじみ、萩原健太「師匠」がスタジオに。
「短縮版ということで(笑)いろいろネタを探しましたが」
きょう、4月15日が東京ディズニーランドの開園記念日、ということで
50年代にTV「ミッキーマウス・クラブ」の初代アイドルとして
アメリカで大人気を博した「アネット」のナンバーを特集!

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田代みどりさんのカバーでおなじみの
「パイナップル・プリンセス」をオープニング・ナンバーとして、
プレイしたのは次の2曲。

「モンキーズ・アンクル/アネットwithビーチ・ボーイズ」
65年製作の「くっだらないコメディ映画(笑)」(健太さん)、
「モンキーズ・アンクル」の主題歌。
ビーチ・ボーイズとのご機嫌なデュエット。
「モンキーを自分の甥として育てている男の子と
 恋仲になった女の子(アネット)が、
 もし彼と結婚したら私はモンキーのオバさんになっちゃう、
 みたいな歌詞を歌ってる(笑)」
ビーチ・ボーイズが「チンパンジ~」なんてコーラスしてるのはこの歌ぐらい、
なんだそうです。

「ルアウ・チャ・チャ・チャ」
ラテンとハワイアンをミックスしたというハチャメチャな歌。
「アネットはハワイアンを歌う時はハワイアネット、
 イタリアものを歌う時はイタリアネットってアルバム出してます。
 だから日本ものを歌ってたら『ジャパネット』ってアルバム出てたはず...」

アメリカの黄金時代を象徴する、一点の曇りもない歌声。
最高ですね~、とスタジオは盛り上がりました。

アネットは長年の闘病の末、
ALSのため、2年前の4月、亡くなられています。
というわけで、3回忌の特集でもありました。

4月8日 新生活を始めた皆さんへの、応援ソングコレクション!

今週のゲストは中村真理さん。
新年度を迎え、新しい環境でがんばる皆さんを応援するのにぴったりな
80年代ポップスを2曲、セレクトしていただきました!

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お送りしたのは...
WHEN THE GOING GETS TOUGH, THE TOUGH GET GOING / Billy Ocean
(ゲッツ・タフ/ビリー・オーシャン)
86年の大ヒット映画「ナイルの宝石」テーマソング。
状況が困難になると、タフなやつが力を発揮する...という内容

THE WIND BENEATH MY WINGS / Bette Midler
(愛は翼にのって/ベット・ミドラー)
いい曲なんだけど、アメリカのお葬式の定番ソングでもあるそうな...

邦丸さんが小尾アナに、真理さんの女子大生時代の写真が超キュート!
という話を。小尾アナが真理さんに「見せてください~」と懇願も
真理さん「絶対ヤ!」

4月1日 サンコンjr.が選んだスプリング・ハズ・カムな気分の歌

新パートナー、オビちゃんを迎えての初日は、
諸事情により短縮バージョン!
サンコンさんが「春」を感じる70年代ポップスを2曲、
セレクトしてお送りしました。
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お父様が、小尾アナの前任地、岡山県出身というサンコンさん。
「これを取っ掛かりに話ができるなと思って...」
狙い通り、岡山トークでスタジオはホカホカに暖まりました。

おかけしたのは...
Ring Ring / ABBA
(リング・リング)
「明るいポップなサウンドなのに、
 歌詞の内容はふられた男が未練たらしく
 彼女からの電話を待ってるという、全然曲に合わないの」
Right Back Where We Started From / Maxine Nightingale
(愛とは強いもの)
今でもテレビのBGMなどで頻繁に使われるスタンダード!

3月25日 春、旅立ちの歌コレクション

今週は、3月2度目のご登場となる萩原健太師匠がゲスト。
石川真紀アナウンサーの「卒業」に合わせて、
「旅立ち」にちなんだ歌を4曲、セレクトしていただきました。

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おかけしたのは次のナンバー。
メリー・ホプキン「グッバイ」
エルヴィス・プレスリー「アイル・リメンバー・ユー」
ビーチ・ボーイズ「グラデュエイション・デイ」
フランク・シナトラ「アイル・ビー・シーイング・ユー」

心のこもった選曲に、
真紀さんも心なしかウルウル...

3月18日 祝!映画公開記念 スライ・ストーンの偉業に迫る!

今月は3週目の登場となったサンコンJr.さん。
5月9日に敬愛してやまないスライ・ストーンの伝記映画
公開されることになったのを記念して、
今回はスライの代表曲と最近の録音を合わせてお送りしました。
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お送りしたのは次の3曲。
I Want To Take You Higher
名作「スタンド!」に含まれたファンクのスタンダードですが、
今回はウッドストックでの伝説のパフォーマンスからご紹介。
祝祭感に満ちたステージの様子は希望に満ちた時代の空気を伝えます。
Family Affair
一転して2年後のナンバーワン・ヒットは、
内省的になったリズムボックスのサウンドが印象的。
クールなファンクのカッコよさはピカイチですが、
ここからスライは薬物による長い長いトンネルに入り込みます。
The Naz (Funkadelic)
去年リリースされたファンカデリック33年ぶりのアルバムに
ゲスト参加したスライの歌声。
相変わらずたまらないファンキーなカッコよさ!

3月11日 東日本大震災から4年

早いもので、あの日からもう4年...
今回は、中村真理さんが
震災の後、いち早く立ち上がってくれた
海外のミュージシャンたちのアクションを紹介。
彼らの代表曲をお聞きいただきました。

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まずは、震災後、一か月も経たないうちに来日、
スタジオを訪れてくれたジェーン・バーキン
「ラ・ジャヴァネイズ」をご紹介した後...

お送りしたのは次の3曲。

BRAVE / Sara Bareilles
震災後、5月に来日したサラ・バレリスは、
公演終了後、大船渡を訪れ、
メンバーと共にボランティア活動に従事しました。

TO BE WITH YOU / Mr. Big
もともと日本びいきのミスター・ビッグ。
4月に来日の際は東北もツアーし、
会場限定のチャリティ・シングルも販売するなど、
復興のため力を尽くしてくれました。

TRUE COLORS / Cyndi Lauper
最後はおなじみのシンディ。
震災の10分後に成田着予定の飛行機に乗っていたシンディ一行は、
敢然と日本に降り立ち、ツアーを敢行!
さらにCNNにも出演して「日本は大丈夫だから!」と、
世界に向けて知らせる役割も担ってくれました!

3月4日 グラハム・ナッシュさんを迎えて

今回のゲストは、
3月5日、6日、東京国際フォーラム・ホールAで
コンサートを行う、
クロスビー・スティルス&ナッシュのグラハム・ナッシュさん!
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おなじみ、萩原健太さんのアテンドで、
名曲が生まれたエピソードなどたっぷりお話しいただきました!
おかけしたのは...
★ティーチ・ユア・チルドレン
子供にモノをきちんと教えないと大変なことになる。
でも、同じくらい、親も子供から学ぶことも多いんだよ(ナッシュさん)
★マラケッシュ行急行
66年にモロッコを訪れて列車に乗った。
ファーストクラスに乗ってたけど、全然面白くない。
それで、普通車に行ってみたら、鶏はいる、豚はいる、
コンロで料理を作ってる人もいる。ここに暮らしがあった。
僕は個室に戻ってギターをとり、この曲を書いたんだ(ナッシュさん)
★時は流れても
僕らは決して時間を無駄にしない。
CSN、そしてCSNYの曲は全部で900曲ぐらいあるらしい。
でも、今でも僕らは毎日、曲を書いている。
その日の朝にできた曲を、夜のショウでやることもあるんだよ(ナッシュさん)

そしてそして!
健太さんのリクエストに応え、なんとギターの弾き語りも!
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曲目はなんと...
ナッシュさんが60年代に在籍していたホリーズのおなじみのナンバー、
「バス・ストップ」!
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「この場にいられることが本当にうれしいです」と健太さん。
スタジオに居合わせた誰もが、同じ思いでした!
みなさん、ぜひ、国際フォーラムに、ナッシュさんに会いに出かけましょう!
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2月25日 ボブ・ディラン ノスタルジック

今週は、意表を突くシナトラのカバー集
「シャドウズ・イン・ザ・ナイト」をリリースした
ボブ・ディランをピックアップ。
シナトラ、ディラン、両者が好きでたまらないという健太さんには
待ってました!の一枚でした。

で、その新譜から1曲、
さらに「ソプラノズ」のためにレコーディングされた
ディーン・マーティンのカバー、
そしてディラン自作のノスタルジックな色合いのナンバーを2曲、ご紹介しました。

1. Bob Dylan / Why Try to Change Me Now (3:37)
2. Bob Dylan / Return To Me (2:22)
3. Bob Dylan / Moonlight (3:22)
4. Bob Dylan / When The Deal Goes Down (5:04)

最後の曲は
「ビング・クロスビーの曲そのままなんだけど、
 歌詞を変えたら、ディラン作ってことにしちゃうルールがあるみたいで...」
と、健太さんが面白いエピソードをご披露くださいました!

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