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音楽マスターピースの最近のブログ記事

『ロンドン暴動を知る音楽』

『音楽マスターピース』では、音楽評論家の五十嵐正さんに

出演していただきました。

 

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今回は、『ロンドン暴動を知る音楽』というテーマで、あのショッキングな

ロンドンの暴動の背景を、音楽の角度から見つめ直していただきました。

 

五十嵐さんによりますと、イギリスには80年代以降に形成された最も

貧しい層で、社会保障で生活している「アンダークラス」という層が存在し、

この層の若者たちが職につけず、将来の展望を持てず、社会に属している

という意識を持てないことが、今回の暴動の背景にあるそうです。

 

ちなみに、イギリスでは富の不公平さ・格差が進行した結果、2005年には

戦後まもなくの水準になり、このまま進んでいくと2030年までには0.1%の

人が国全体の収入の14%を持っていたという、ヴィクトリア朝時代の水準に

なってしまうそうです。

 

そんなイギリスの状況や暴動の背景などを話してもらいながら、「暴動を予言

していた曲」や「今回の暴動の中心となったイースト・ロンドンで生まれた音楽」

などを紹介して頂きました。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.I Predict A Riot / カイザー・チーフス

2.POW 2011 / リーサル・ビズル & グライムオールスターズ

3."Blaze Up A Fire"featuring Roots Manuva & Realism / スピーチ・デベル

以上の3曲でした。

 

山下達郎さんが登場!

『音楽マスターピース』では、スペシャルゲストとして山下達郎さんに

出演していただきました。

 

今回は、8月10日にリリースされた6年ぶりとなるニュー・アルバム

『Ray Of Hope』についてお話し頂きました。

 

こちらの『Ray Of Hope』には、バラード三部作『希望という名の光』

『僕らの夏の夢』『ずっと一緒さ』をはじめ、ヒット・シングルが満載と

なっています。

 

なお、山下達郎さんによりますと、このアルバムは当初『Woo Hoo』

というアルバムタイトルだったそうですが、一度発売を延期された後、

東日本大震災の影響を受けて、『Ray of Hope』というタイトルに変更

されたそうです。

 

ちなみに、『Ray of Hope』というのは先行シングル『希望という名の光』の

歌詞から取ったものだそうです。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.希望という名の光 / 山下達郎

2.僕らの夏の夢 / 山下達郎

3.いのちの最後のひとしずく / 山下達郎

以上の3曲でした。

 

 

『夏に聴くジャズ』

『音楽マスターピース』では、ジャズ評論家の青木和富さんに

出演していただきました。

 

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今回は、『夏に聴くジャズ』というテーマで、ジャズの名曲の中から

「夏っぽい感じの曲」を紹介して頂いたほか、多くの「夏フェス」の

原点にもなったという、毎年8月に開催される「ニューポート・ジャズ・

フェスティバル」についてもお話し頂きました。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.サマータイム / ジョージ・ガーシュウィン (ニーナ・シモンのライブより)

2.ブルー・サンズ / チコ・ハミルトン・クインテット

3.サマーサンバ / マルコス・ヴァーリ

以上の3曲でした。


 

 

 

 

『ボサノバとジャズの共演』

『音楽マスターピース』では、天使の歌声を持つと言われる布施尚美さんと、

暖かく繊細な音色のギターの名手、伊藤ゴローさんによるボサノバ・デュオ、

naomi & goroのお二人に出演していただきました。

 

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今回は、ボサノバの魅力はもちろんのこと、naomi & goroのお二人が

7月13日にジャズ・サックス奏者の菊地成孔さんとのコラボ・アルバム

『calendula』をリリースされたということで、『ボサノバとジャズの共演』

についてもお話し頂きました。

 

 

☆naomi & goro & 菊地成孔 ライブ情報

  

   『新宿タワーレコード インストアライブ』

    日時:8月5日(金)

    会場:新宿タワーレコード

    開演:午後9時

    出演:naomi & goro & 菊地成孔

 

   『SPIRAL RECORDS presents naomi & goro & 菊地成孔

   「calendula」リリース記念 ~Music & Talk Session~』

    日時:9月4日(日)

    会場:スパイラルホール(青山)

    開場:午後1時半

    開演:午後2時

    出演:naomi & goro & 菊地成孔

 

   『naomi & goro & 菊地成孔 ~calendula 発売記念スペシャルライブ』

    日時:9月8日(木)

    会場:ビルボードライブ東京

    開演:1回目...午後7時

        2回目...午後9時半

    料金:サービスエリア...6,800円

        カジュアルエリア...4,800円

    出演:naomi & goro & 菊地成孔

 

   ※なお、ライブに関する詳細はコチラをご覧ください。
  
    

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・ 

1.イパネマの娘 / naomi & goro & 菊地成孔

2.Days of May / naomi & goro

3.King of rock'n roll / naomi & goro

以上の3曲でした。

 

『バカンスの音楽』

『音楽マスターピース』では、フランス・ニース出身のフランス人DJで、

音楽プロデューサー・コーディネーターでもある、東京日仏学院の

シリル・コピーニさんに出演して頂きました。

 

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今回は、「バカンスの達人」として、毎年バカンスのたびに世界中を

歩いてきたシリル・コピーニさんに『バカンスの音楽』というテーマで

お話し頂きました。

 

また、ご紹介頂いた曲の中から、シリル・コピーニさんのお気に入りの

歌詞ということで、『ヴォアラ・レテ』という曲の一節を日本語に訳して

頂きました。

 

以下が、その一節です。

 

夏が来た。太陽が見える。

雲がなくなって空が明るくなる。

暑いけど、美人のお姉さんはいっぱいいる。

 

夏が来た。パリジャンは誰もいない。

皆はビーチに行って、リラックスできる。

セーヌ川は結構きれい。

 

夏が来た。本当に暑い。

交通事故も多いし、海で溺れる人もいる。

本当に危ないから、早くも秋が来てほしい。

 

シリル・コピーニさんは、最後にオチがあって面白いと

語っていました。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.ヴォアラ・レテ(夏がきた!) / レ・ネグレス・ヴェルテ

2.ジャズ・メディテラネー(地中海のジャズ) / アンリ・サルヴァドール

3.ミ・ネグラ / キャド・アシュリ

以上の3曲でした。

 

『ブルーグラス』

『音楽マスターピース』では、音楽評論家の五十嵐正さんに

出演していただきました。

 

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今回は、今のアメリカのロックやポップ音楽の源流であるアメリカン・ルーツ・

ミュージックの中から、近年人気が再燃しているという『ブルーグラス』について

お話し頂きました。

 

五十嵐さんによりますと、『ブルーグラス』はアメリカのアパラチア南部に入植した

スコッチ・アイリッシュ(現在の北アイルランド、アルスター地方にスコットランドから

移住した人たち)の伝承音楽がベースとなっており、1945年末にビル・モンローの

ブルーグラス・ボーイズにアール・スクラッグスが加わってから後に発展した、

アコースティック音楽のジャンルだそうです。

 

また、2000年に公開されたアメリカのコメディ映画『オー・ブラザー!』において、

カントリー・ブルース・ゴスペル・ブルーグラスなどのアメリカン・ルーツ・ミュージックが

多数使用され、そのサウンドトラックが大ヒットしたことなどをキッカケに、近年では

『ブルーグラス』の人気が再燃しているそうです。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.アイ・アム・ア・マン・オブ・コンスタント・ソロウ / アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション

2.ペイパー・エアプレーン / アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション

3.アイル・フライ・アウェイ / デル・マッコーリー・バンドとプリザヴェイション・ホール・ジャズ・バンド

以上の3曲でした。

 

 

『沖縄JAZZ ウチナー・ビート』

『音楽マスターピース』では、沖縄を代表するドラマーであり、

「沖縄JAZZ協会」の会長を務める上原昌栄さん(75)に

出演して頂きました。

 

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今回は、沖縄におけるジャズの発展の歴史にも触れてもらいながら、

今月20日に発売となる上原さんの初めてのリーダーアルバム

『ウチナー・ビート!』の収録曲の中から3曲をご紹介頂きました。

 

上原さんによりますと、沖縄に駐留していたアメリカ軍の中には、

アメリカ本国でも一流のミュージシャンだった人などがいたため、

戦後の沖縄のミュージシャンは、その人たちから演奏・音楽技術

などを吸収していったそうです。

 

 

☆上原昌栄さんライブ情報

  

   『上原昌栄「ウチナー・ビート!」リリース記念コンサート

     ~ドラムこそわが人生~』

    日時:9月2日(金)

    会場:パレット市民劇場(那覇市)

    開場:午後6時半

    開演:午後7時

    チケット:前売り 3,300円(税込み)

          当日券 3,600円(税込み)

    出演:上原昌栄カルテットほか、沖縄のジャズメンが

        多数応援に駆け付ける予定です。

    問い合わせ:098-890-7555(ハーベストファーム)まで

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.ウチナー・ビート! / 上原昌栄

2.ララバイ・オブ・寓話 / 上原昌栄

3.ワン・ファイン・デイズ~我が素晴らしきジャズ人生~ / 上原昌栄

以上の3曲でした。

 

『ブエノスアイレス音楽の旅』

『音楽マスターピース』では、ワールドミュージックの老舗レーベル

「アオラ・コーポレーション」の高橋めぐみさんに出演して頂きました。

 

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今回は、高橋さんが先日、アルゼンチンのブエノスアイレスに

音楽を発掘するために赴かれ、日本に帰って来られたばかり

だということで、『ブエノスアイレス音楽の旅』というテーマで

お話し頂きました。

 

  

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.チュリータ / マリアナ・バラフ

2.リベル・タンゴ / エスカランドラム

3.ルス・デ・ラ・ノーチェ / フロレンシア・ルイス

以上の3曲でした。


 

 

『夏を楽しむ音楽』

『音楽マスターピース』では、早稲田大学文学学術院教授で

音楽・文芸評論家の小沼純一さんに出演して頂きました。

 

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今回は、幅広いジャンルの音楽や文芸について造詣の深い小沼さんに、

『夏を楽しむ音楽』というテーマの下、クラシックやジャズの中から、

"涼しげな曲"を2曲と、"より熱くさせる曲"を1曲ご紹介頂きました。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.恋のうぐいす / フランソワ・クープラン

2.水の戯れ / モーリス・ラベル

3.Beritzwaltz / リシャール・ガリアーノとガブリエーレ・ミラバッシ

以上の3曲でした。

 

『雨の季節のボサノバ』

『音楽マスターピース』では、東京・渋谷にある深夜のワインバー

『Bar Bossa』の店主で、ボサノバの選曲者としても知られる

林伸次さんに出演して頂きました。

 

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今回は『雨の季節のボサノバ』というテーマで、この時期にピッタリな

ボサノバの名曲をご紹介頂きました。

 

中でも、ボサノバの代表的なアーティストである『ジョアン・ジルベルト』の

『三月の水』という曲は、「寂しいブラジルの雨の情景」をよく表している

ということで、歌詞の一部を石田アナに読み上げてもらいました。

 

以下は、その一節です。

 

   棒、石 道の終わり 切れ株の残り

   ちょっとひとりぼっち ガラスのひとかけら

   命、太陽 夜、死 投げ縄、釣り針 ペローバ・ド・カンポの樹

   材木の節目 カインガーの樹、カンデイアの樹 マチータ・ペレイラの樹

   風の木 川岸の崖崩れ 奥深い神秘 求めても、求めなくても

   吹いている風 坂の終わり 梁、空間 棟上式

   降っている雨 三月の水の 小川の会話 疲れも終わり

 

                   ジョアン・ジルベルト『三月の水』より抜粋


   

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.三月の水 / ジョアン・ジルベルト

2.雨 / バーデン・パウエルとマウリシオ・アインホルン

3.バラに降る雨 / アントニオ・カルロス・ジョビンとエリス・レジーナ

以上の3曲でした。

 

 

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