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アクティビスト・ジャパンの最近のブログ記事

7ヶ国語を駆使し世界で落語公演・三遊亭竜楽さん

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7ヶ国語を駆使して落語を世界に広める噺家の三遊亭竜楽さんにお越しいただきました。
先月、7回目のヨーロッパ公演から帰国した竜楽さん。
イタリアのマッサでは、アジアフェスティバルという巨大なイベント会場で
中国の獅子舞の隣のスペースで公演することになり、大喧騒、大音響で
自分たちの落語が全然聞こえなかったとか。
フランスではチケット代が高いと言われ(20ユーロ=約2000円)
動員が芳しくなかったとか、スイスでは落語CDが一番売れたとか、
いつも以上に珍道中だったそうです。
CD「三遊亭竜楽の7ヶ国語落語~味噌豆編~」好評発売中です。
新年1月4日(金)、内幸町ホールで独演会もあります!

三遊亭竜楽さん 公式サイト
http://www.ryu-raku.com/

日本で唯一焼畑農家を続けている宮崎の名物おばあちゃん・椎葉クニ子さん

日本で焼畑農法を続けている農家はただ1軒だけ。今日はその焼畑農家の名物おばあちゃん、

88歳の椎葉クニ子さんに、宮崎県椎葉村からお電話でご登場いただきました。

大正13年、宮崎県椎葉の里で生まれたクニ子さん、22才でご主人と結婚してからは

66年間、一度も休むことなく焼畑を続けています。息子さん夫婦が、おばあちゃん家の隣で

民宿「焼畑」を営んでいます。

大規模開発による略奪的な焼畑ではなく、地道で丁寧な作業の、椎葉さん家の焼畑農法。

年度により、採れる作物も決まっています。木を伐採することにより、木が命を次につなげるため

眠っていた芽を出して育つなど、森はずっと循環を続けるのです。

本当に溌剌とした明るいおばあちゃんでした。いつまでも健やかにお元気で!

阪神大震災から17年半に渡って災害情報番組を担当・魚住由紀さん

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阪神・淡路大震災直後から、大阪の毎日放送で17年半に渡って災害情報番組「ネットワーク1・17」の
メインパーソナリティを続けた、フリーアナウンサーで防災・復興コミュニケーターの魚住由紀さんに
お越しいただきました。
1995年の阪神淡路大震災で自らも被災した魚住さん、直後から17年半、837回に渡って番組を続けました。
倒壊した建物から人を救助するとき「あのおばあちゃんは、あの部屋のこのあたりに寝ている」と近所の人が
知っていたのでスムーズに救助活動が出来たなど、放送を通じて、「人のつながり」の大切さを
感じることが多かったそうです。
大学生のひとり息子を亡くしたお母さんの記事を見て、数年後にリスナーから「そのお母さんはどうしているか
心配」と手紙が届き、番組担当者が探し当て連絡を取り、お母さんに番組出演してもらったこともありました。
そして去年の東日本大震災。直後に、東北のリスナーと関西のリスナーを繋ぐ
「ネットワーク3・11」も放送しました。
魚住さんも、何度も東北の被災地を訪れ復興支援を行っています。陸前高田の松原を守る
「高田松原ものがたり~消えた松原と奇跡の一本松」の朗読ライブも行っています。
復興には時間がかかります。支援しそびれたと気になっている人も、途中からできることもたくさん
あるので、是非手を貸してほしいそうです。

「ネットワーク1・17」「ネットワーク3・11」は
毎日放送のWEBサイトで聴くことができます
毎日放送 公式サイト
http://www.mbs.jp/

魚住さんと一緒に復興支援ライブ活動を行っている
作曲家の奥野勝利さんの公式サイト(音楽と朗読コンサートの詳細が掲載されています)
http://www.musicastle.com/

障害者スポーツを撮り続けて33年・写真家清水一二さん

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パラリンピックロンドン大会はもちろん、国内外を問わず障害者スポーツを撮り続けて

33年の写真家・清水一二さんにお越しいただきました。

日大芸術学部写真学科卒業後、神奈川リハビリセンターの写真室に勤務、

ここで障害者のスポーツと出会いました。体育館の車椅子バスケのメンバーと出会い

仲間になり、「車椅子で富士登山」という計画で、本格的に写真を撮るようになりました。

普段写真を撮るときに心がけていることは、障害者のレベルで撮影すること。

選手を大きく撮影するため、低いアングルで撮影します。

シドニーパラリンピックの閉会式で撮影していたら、、選手が自分の着ていたユニフォームを

自分にくれて、そのまま一緒に閉会式の会場に入ってしまったことも。

ロンドンパラリンピックでは、全ての競技場で客席が満席だったことも印象的だったそうです。

障害者スポーツの選手は、みんな仕事をしていて社会を動かす企業の一員です。

仕事の写真と競技の写真を、合わせて撮影していきたいそうです。

 

清水一二さん オフィシャルサイト

http://www.shimizu12.com/

「劇団水戸黄門」居川靖彦さん、加藤浩子さん

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TVドラマの「水戸黄門」が去年の12月に終了。しかし地元の茨城で

「劇団水戸黄門」が住民によって結成されました。

実際にドラマ「水戸黄門」の初回から参加し監督を務め続けたプロであり

劇団の演出を担当する居川靖彦さん、そして団長補佐で広報の加藤浩子さんに

お越しいただきました。

居川さんは東映で「水戸黄門」ほか長年時代劇の監督を務めたあと、

今年から水戸に移住し、劇団水戸黄門の脚本、演出など担当しています。

ずっとTV版の監督を務めた水戸黄門のプロである居川さん、

アマチュア劇団を旗揚げするにあたって当初は

物足りないと感じることもあったそうですが

老人ホームへの慰問公演で、お客さんが涙を流さんばかりに感動している姿を

間近に見て、これは続けなくてはと決意したそうです。

水戸黄門は、涙あり、笑いありの感動のドラマで、人にエネルギーを与えられる

お芝居です。お年寄りの楽しみが少ないいま、劇団公演で一人でも多くの

お年寄りに見てほしいそうです。

元・家庭教師の「ケイコ先生」、現在浪曲師の春野恵子さん

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「進ぬ!電波少年」で、坂本ちゃんの家庭教師を務めた「東大卒のケイコ先生」、

現在は浪曲師の春野恵子さんにお越しいただきました。

「電波少年」をキッカケにタレント・女優として活動後、2003年、上方の

上流浪曲師・二代目春野百合子師匠に弟子入り、2006年に浪曲師として

初舞台。現在は関西を拠点に活動しています。

タレントとして華やかな活動をしていましたが、ある日浪曲に出会い、体じゅうに

衝撃が走り「これだ」と思ったそうです。浪曲のいちばんの魅力は、

物語に引き込む引力が半端ないということ。体ひとつで、行った先の人たちに

感動してもらえることが最大の喜びです。

春野さんの出演舞台、1/27に神保町らくごカフェ、3/30に浅草木馬亭で

東西若手浪曲会があります。

 

春野恵子さん オフィシャルブログ

http://blog.goo.ne.jp/keiko-haruno

映画の宣伝文句「惹句」を作り続けて半世紀・惹句師の関根忠郎さん

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映画の宣伝文句「惹句」を作り続けて50有余年、惹句師で映画ライターの

関根忠郎さんにお越しいただきました。

現在公開中の高倉健さん6年ぶりの主演映画「あなたへ」。ポスターや予告編、

HPなどを飾る惹句「ありがとう 人は、いつも伝えきれない 想いを重ねて、

一期一会の旅を続けている」も関根さんの作品です。

1937年生まれの関根さん、学生の頃から映画に魅了され、東映に入社。

年間100本ほどの封切り作品の惹句制作に従事してきました。

惹句制作の際、映画は未完成なのでシナリオを熟読して取り組むそうです。

関根さんの数多くの(数えたことはないがおそらく2000本以上!)の惹句の中で

自薦のベストワンは、1978年公開の「柳生一族の陰謀」の惹句、

「我(わし)につくも、敵にまわるも、心して決めい!」。

この惹句は大流行、映画興行も大成功でした。

そのほか、数多くの惹句作りの仕事術やエピソードが1冊の本になりました。

「関根忠郎の映画惹句術」徳間書店より発売中です。

ソフトボール全日本代表監督・宇津木麗華監督

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ソフトボール全日本代表監督で、ルネサスエレクトロニクス高崎女子ソフトボール部監督の
宇津木麗華さんにお越しいただきました。
この7月に、世界選手権で42年ぶり2回目の優勝という快挙を成し遂げた女子ソフトボール全日本代表。
1963年に中国・北京で生まれた宇津木さん、中国のナショナルチームで活躍の後、
宇津木妙子さんを慕って来日。当時の日立高崎の主力選手として活躍しました。
1995年に日本国籍を取得、シドニー五輪では銀メダル、アテネ五輪では銅メダル、
その後ルネサス高崎の監督、そして全日本代表の監督もお務めです。
北京五輪での上野由岐子選手の連投が記憶に新しいですが、今年の世界選手権では
それ以上の連投に次ぐ連投で優勝を勝ち取りました。
北京五輪では、あえて現地入りせず、日本からメールで選手と連絡を取り続け、
上野投手に秘密の球種であるシュートを託しました。
そして決勝のアメリカ戦、最後の一球はシュート。この金メダルの感動はひとしおでした。
宇津木さんの目標は、やはり五輪の種目にソフトボールが復活することだそうです!

10円カレーの40年物語・日比谷松本楼社長・小坂哲瑯さん

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今年の9/25に、節目の40回目のチャリティーイベント「10円カレー」が実施されました

日比谷松本楼の小坂哲瑯社長にお越しいただきました。

1903年に日比谷公園の開設と同時にオープンした日比谷松本楼。

三代目の小坂社長が常務だった時代の1973年に始まったチャリティーイベント「10円カレー」は

今年で40回目。このイベントを始めたきっかけは、実はショッキングな出来事でした。

1971年、過激派による放火で全焼してしまった松本楼は、

お客さんの励ましや支えで2年後に再オープン。

そのときの恩返しの気持ちを込めて、この年に1回のイベントを始めたそうです。

こんなにも長く続くと思っていなかったと小坂社長は語ります。

毎回、1500食限定といいながら、遠方から来られたお客さん等のために、結局2000食ほど用意するそうです!

 

日比谷松本楼 公式サイト

http://www.matsumotoro.co.jp/

 

妊婦さん向けメルマガを毎日配信「きずなメールプロジェクト」

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NPO法人「きずなメールプロジェクト」代表理事の大島由起雄さんと
副代表の松本ゆかりさんにお越しいただきました。
妊婦さんが出産予定日を登録すると、出産まで毎日、おなかの赤ちゃんの様子と
妊娠期のアドバイスが届くメールマガジン「きずなメール」。
今年の2月に初めての赤ちゃんを出産した鈴木純子アナも利用者の一人です。
このプロジェクトを始めたきっかけは、大島さん・松本さんご夫妻の
初の出産に際し、アメリカの友人から贈られた、1日単位で胎児の成長と妊婦への
アドバイスが掲載された本を読んだことだとか。
これまでの購読者が6500人を数える「きずなメール」。
本当に助けを必要としている妊婦さん、産婦さんから、不安が解消した、励まされた
等の声に加え、夫婦で妊娠や子育てに関する話題が増えた、という声も多く
寄せられています。
子育ては、楽しい反面、とても苦しい時も。そんな時は、是非まわりにサポートを求めましょう。
特に初の子育ての際は、周りが目に入りにくくなる時期もあります。
また、きずなメールは、是非夫婦二人で読んでみてください。

きずなメールプロジェクト 公式サイト
http://www.kizunamail.com/

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