終わりよければ・・・(放送終了)

アクティビスト・ジャパンの最近のブログ記事

日本酒の魅力を海外に伝えるアメリカ人伝道師

フランスやイタリアのワインは、およそ30%が海外に輸出されるのに対して、去年の日本酒の総生産量のうち、海外に輸出されたのは、僅か1・7%のみ。そんな現状を打破しようと、海外の人に日本酒の魅力を伝える伝道師となったアメリカ人、ジョン・ゴントナーさんが、今週のアクティビスト。
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伝道師の道は、自分で選ばれたのではなく、日本酒に選ばれたのだそうです。

ジョン・ゴントナーさんは1962年アメリカ・オハイオ州のお生まれ。
1988年、当時の文部省が行ったJETプログラムの英語教員として来日。
以後、電子エンジニアを経て1998年、日本酒を海外へ普及する活動に
専念することを決意され、日本酒ジャーナリストになられました。
また、2003年より国内や、アメリカ各都市での「酒プロフェッショナルコース」の開催や、在日外国人向け日本酒セミナーも定期的に開催。
更に「日本酒輸出協会」(SEA)に参加し、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ各地における日本酒の世界進出にも力を注ぎ、ハーバード大学、コロンビア大学、北米各地の日米協会などで、講演会を開くなど、まさにアメリカ生まれの日本酒の伝道師でいらっしゃいます。

ワンライフプロジェクト東京支部代表で女優の北原佐和子さん

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ワンライフプロジェクト東京支部代表で、女優の北原佐和子さんにお越しいただきました。
1981年、3人組アイドルユニット「パンジー」でデビューし、歌にドラマに活躍した後
女優の道に進みました。芸能活動の傍ら、介護活動にも関心を持ち活動しています。
去年、ワンライフプロジェクトを知って東京支部を設立。ボランティア活動として
「たったひとつの命だから」の朗読会を行っています。
去年の春、初めての朗読会を開いたときに、北原さんの母親ほどの年齢の方が
「今日は私が子供の頃に亡くなった父の命日で、その日に命の大切さに触れる朗読を
聴けて感謝します」と声をかけてくれて、、年齢に関係なく感動してもらえることに
携わっている重みを感じました。
小学校の朗読会で、朗読を始める前は騒がしかった子供たちが
朗読がはじまるとたちまちおとなしくなりじっと話を聞き入り、目に涙をうかべて
感動している様子が伝わってきます。朗読後のアンケートに、子供たちの素直な
感想が綴られていて、思わず子供たちを抱きしめたくなったそうです。
今日、スタジオで実際に朗読をしていただきました。(もちろん純子アナ号泣)
10/20(土)正午~、新宿のジェイズ(フレンチバル&レストラン)で朗読会があります。


北原佐和子さんオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/kitakitasawako/

ワンライフプロジェクト東京 公式サイト

http://www.onelifeproject-tokyo.com/

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さまざまな地域の街づくりを行ってきた都市計画の専門家・西郷真理子さん

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都市計画家・建築家で、株式会社まちづくりカンパニー・シープネットワークの

代表取締役社長の西郷真理子さんにお越しいただきました。

川越蔵造りの街並み保存と商店街活性化、高松丸亀町商店街再開発などなど

地元住民とのパートナーシップでプロジェクトを遂行する街づくりを行ってきました。

シャッターが降りた店が並ぶ商店街が多いなか、西郷さんが関わった高松の丸亀商店街は

再開発直後は、売り上げ3倍、通行量1,5倍と活性化し、全国から視察者が多数訪れる

再開発モデルとなっているとか。こちらも、地元住民と1000回以上の話し合いのうえ

地元利権の絡みや、将来像の違いなど、さまざまなハードルを超えながら進めてきました。

去年の8月からは、被災地・石巻の復興の街づくりに取り組んでいます。

「街づくりはとにかく地元の人たちが参加することが大事」と西郷さんは語ります。

 

 

 

「捨てない」という思想をアートに発展・美術家の藤浩志さん

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廃棄されたおもちゃ等からアートを作り出す?

「藤浩志の美術展セントラルかえるステーション~なぜこんなに

おもちゃが集まるのか~」を主催の美術家・藤浩志さんにお越しいただきました。

美術家として活動する中で、「循環社会への転換」「地域社会の変革」といった

テーマに取り組み、中でも、不要になったおもちゃを交換するシステム「かえっこ」は

2000年の発案以来、国内外数千箇所で開催され、各地のコミュニティプロジェクトとして

浸透しています。

現在、アーツ千代田3331で開催中の「セントラルかえるステーション」では

廃材から出来上がったとは思えない見事なアート作品(青いティラノサウルス

「トイ・ザウルス」等)が展示されています。

「セントラルかえるステーション」の「かえる」は、かえっこの「かえる」だけでなく

意識を変える、地域を変える、廃材を変える、など様々な「かえる」が背景にあります。

美術展はアーツ千代田3331(東京メトロ銀座線末広町駅歩1分)で9月9日まで

開催中です。是非お越しになってみてください。

 

藤浩志 公式サイト

http://geco.jp/

アーツ千代田3331 公式サイト

http://www.3331.jp/

パラリンピックアスリート・大日方邦子さん

k20120821b.jpgパラリンピックアスリートの大日方邦子さんにお越しいただきました。
ロンドン五輪が終了したばかりですが、大日方さんはこれからすぐロンドンへ、
パラリンピックの調査に向かうそうです。
3才の時に、交通事故で大怪我を負ってしまった大日方さん、
高校生のときにチェアスキーを始め、中央大学法学部の4年生だった1994年に
パラリンピックリレハンメル大会に初出場。長野大会では初の金メダルに輝き、
以降全部で5大会連続で出場、計10個のメダルを獲得しています。
バンクーバー五輪を最後に引退された大日方さん、現在は
選手経験を生かし、日本パラリンピック委員会運営委員として
パラリンピックの運営や、選手のサポートを行っています。
競技レベルがどんどん上がっているパラリンピック。
しかし取り巻く現実は厳しいものがあります。
アスリートが競技に専念したいという思いは年々強くなり、
練習時間も増えていますがその分経費も増えています。
いまや、パラリンピックに出場して、良い成績を残すためには
国際大会にどんどん出場し、各地を転戦しなければなりません。
種目により、健常者と障害者では競技団体が別々の場合もあり
パラリンピックを目指すアスリートにとって厳しい環境は解決されていません。
とにかくパラリンピックを見てください、身近に感じてくださいと
大日方さんは語ります。

大日方邦子さんの公式サイト
http://obinata-ski.com/

7カ国語で落語公演・噺家の三遊亭竜楽さん

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日本の伝統芸能・落語を、なんと7ヶ国語に翻訳して各国で公演している
噺家の三遊亭竜楽さんにお越しいただきました。
2008年、イタリアでイタリア語で落語公演を行った際、現地で大受け
したことがきっかけで、以降、フランス語、英語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語を
駆使してヨーロッパ諸国で落語公演を行っています。
各国に必ずいる日本の伝統芸能研究者に翻訳をお願いし、留学生に発音の
チェックをしてもらった丸暗記で覚えるそうです。
演目は「気の長短」「ちりとてちん」「親子酒」「味噌豆」など。
落語は、聴いている人がそれぞれに想像して楽しむ演芸なので
文化の違いはそれほど壁にならないそうです。
落語は、ヨーロッパ諸国では非常に人気で、ダビデ像みたいな現地の人が
近寄ってきて、カタコトの日本語で「サイキン、スエヒロテイ、ドウデスカー」と
話しかけてくるんだそう。
国によってウケ方も違います。イタリアではもちろん大ウケ、フランスでは
集中して聴いてくれる、ドイツ人は頭を使うオチを好む、等々。
CD「三遊亭竜楽の七ヶ国語落語~味噌豆編~」
スロウボールレコーズより税込み1500円で大好評発売中です。
発売記念イベントは8/30(木)午後7時~丸の内カフェにて。
8/19(日)午後2時~三遊亭竜楽独演会もあります@内幸町ホール。

三遊亭竜楽 公式サイト
http://www.ryu-raku.com/
丸の内カフェ 公式サイト
http://www.marunouchicafe.com/

被災したPCのデータを復旧・阿部勇人さん&沼田理さん

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東日本大震災で水没したPCのデータ復旧作業に当たった、

データ復旧会社「データサルベージコーポレーション」の

代表取締役社長・阿部勇人さんと、専務取締役・沼田理さんにお越しいただきました。

仙台出身の阿部さん、震災翌日の3/12夜中に東京を発ち、15時間かけて仙台に到着し

以降3ヶ月のあいだ、津波で水没した1000台以上のPCのデータの復旧に当たってきました。

技術者の自分にできるのは、被災地の中心に飛び込んで、自分のできることをするしかないと、

車に設備を積み込んで出かけたそうです。

そんな阿部さんの姿に、沼田さんは「社長はもう東京に戻ってこないのでは」と思い

「被災地での無償データ復旧サービス開始」のプレスリリースを発表しました。

そこから問い合わせが殺到。台数は1ヶ月でほぼ1年分の台数になりました。

いままでに取り扱った、水没したPCは、お茶をこぼしたとか水の中に落とした、等々でしたが

今回の津波のbが会い、海水や汚泥だけでなく、工場の廃液などの薬剤、油等に浸かってしまっていた。

洗浄方法も、今までと違う、酸系の薬剤を使って、超音波洗浄機で洗ってしまうという、

専門家が聞いたらびっくりするような方法で作業しました。

津波で奥さんとお子さんをなくし、唯一の想い出がPCに入っている写真だ、といことで

持ってこられた方もいました。

自分たちの仕事は、法人相手が多いのですが、今回のことで個人の方のデータの重みを

痛感しました。

大切なデータはお金で換算できません。あきらめず、復旧する方法を一緒に模索しましょう。

 

データサルベージコーポレーション 公式サイト

http://www.data-salvage.jp/

世界五大陸で「ドラゴン桜」に挑戦・税所篤快さん

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世界の途上国の多くでは、裕福な家庭の恵まれた生徒しか大学に進学できて

いない現状があり、教育格差が就職格差、収入格差を生んでいます。

この流れを変えようと、世界五大陸で「ドラゴン桜」プロジェクトに挑戦している

税所篤快さんにお越しいただきました。

税所さんが取り組むプロジェクトは、優秀な先生・講師の授業風景をDVDに収録し

農村部の学生や、裕福でない家庭の学生に見せて学んでもらう映像プロジェクト

「e-Education」です。

現在早大教育学部4年生を休学してプロジェクトに没頭しています。

19才で「グラミン銀行を知っていますか?」という本に感銘を受け、すぐさま著者に

会いに行き、1ヵ月後にはグラミン銀行のあるバングラデシュ入りしていました。

現地でコーディネーターをしているうち、村の学校の先生不足を痛感し、このプロジェクトを

思いつきました。DVDに出てくれる先生を、バングラデシュ中を回り、現地で評判の良い

カリスマ教師を探し当てるなど苦労しました。

そしてプロジェクト1年目、現地の東大といわれるダッカ大学をはじめ、

多数の大学合格者を出すことができました。

今年はバングラデシュから足を伸ばし、中東のパレスチナ、アフリカのルワンダなどで

このプロジェクトを進めています。

税所さんの著書「前へ!前へ!前へ!足立区の落ちこぼれがバングラデシュで起こした奇跡」

木楽舎から発売中です。

 

税所篤快さんのツイッター

https://twitter.com/AtsuyoshiGCC

 

 

DV、多重債務、引きこもりなどの相談に応じる「日本駆け込み寺」代表・玄秀盛さん

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日本最大級の歓楽街・歌舞伎町で、DVや多重債務、引きこもりなどさまざまな難題の

よろず相談に無料で応じている「日本駆け込み寺」。代表の玄秀盛さんにお越しいただきました。

1956年生まれ、大阪で生まれ育った玄さんの半生は特異で壮絶なものでした。

しかし2000年、献血の際に白血病のウイルス保菌者であることが判明し、人生を180度変えて

全てを捨てて過去と決別。行き着いた新宿歌舞伎町で、NPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会を

設立し、暴力や金銭トラブルなど問題を抱えた人たち、社会的弱者を救済するための

ボランティア活動を行ってきました。

今月、初めての支部を、被災地・仙台市の繁華街、国分町に開きました。

昨年、渡辺謙さん主演に「愛・命~新宿歌舞伎町駆け込み寺」でドラマ化された、玄さんの

壮絶な半生を描いた本が出版されています。

「愛と命と魂と~生きてこそすべて 歌舞伎町駆け込み寺」玄秀盛著(KKベストセラーズ、1400円+税)

 

日本駆け込み寺 公式サイト

http://nippon-kakekomidera.jp/

このコーナーを扱った「CANPANニュース」の記事はこちら。
http://news.canpan.info/2012/07/post-374.html
日本駆け込み寺を支援したいという方はこちらからどうぞ。
http://nippon-kakekomidera.jp/kifu/

国際セラピードッグ協会代表でブルースシンガーの大木トオルさん

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捨て犬達を救出し、人を癒すセラピードッグとして育て上げていくという、国際セラピードッグ協会

代表の大木トオルさんにお越しいただきました。

東京生まれで現在米国在住の大木さんは全米音楽界唯一東洋人ブルースシンガーとして

世界的に活躍しています。また動物愛護家としても積極的に活動され、

捨て犬だった犬達を、高齢者施設、障害者施設、病院などで人を癒すセラピードッグとして

育成し、社会福祉に貢献する国際セラピードッグ協会を設立。米国では一般的な

セラピードッグを日本で普及させるため日々奔走されています。

去年から、東日本大震災の被災犬を保護し、セラピードッグに育成する試みを始めました。

福島の被災犬が殺処分の対象になっているので、今後は、被災犬終身保護センターの設立が目標です。

特に福島の被災犬の救助に全力を傾けています。

詳しくは、国際セラピードッグ協会の公式サイトをご参照下さい。

 

国際セラピードッグ協会 公式サイト

http://www.therapydog-a.org/

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