終わりよければ・・・(放送終了)

アクティビスト・ジャパンの最近のブログ記事

自閉症の我が子と向き合う・「そよ風の手紙」代表理事の新保浩さん

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笑顔いっぱいで育っていた我が子が、突然自閉症と診断されたら?
今日は、一般社団法人「そよ風の手紙」代表理事の新保浩さんにお越し
いただきました。1965年生まれの新保さん、1994年に誕生した長男・
りょうまくんが、3才の時に自閉症と診断され、以降シングルファーザーとして
りょうまくんを育ててきました。その間、HP「そよ風の手紙」を開設、
ブログで子育ての様子を更新し続け、出版化もされ話題を呼びました。
自閉症は、周囲と上手にコミュニケーションを取ることが困難な障がいです。
周囲の理解そして様々な療育などサポートによって生活を手助けすることができます。
障がいを持つ子ども、そしてその家族への理解とフォローがもっと受けられるような
社会になってほしい、と新保さんは話してくれました。
「そよ風の手紙~自閉症児りょうまとシングルファーザーの17年 父が息子から
教わったこと~」はマキノ出版から好評発売中。明るく前向きなタッチで綴られた文面は
勇気を与えてくれます。

そよ風の手紙 オフィシャルサイト
http://soyokazenotegami.com/

 

日本財団 ハッピーゆりかごプロジェクト担当、高橋恵里子さん

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豊かな日本において、毎年2000人の赤ちゃんが乳児院に入るという現実。
そして赤ちゃんを望んで不妊治療に取り組む夫婦は40万組。この両者が
結びつくことで、子どもたちが温かい家庭で幸せに暮らせるプロジェクトがあります。
日本財団 ハッピーゆりかごプロジェクト担当の高橋恵里子さんに
お越しいただきました。1971年生まれ、大学卒業後日本財団で海外、国内の
障がい者支援、子どもの支援等に携わってきました。ハッピーゆりかごプロジェクトは
生みの親が、事情があって育てることのできない赤ちゃんを、特別養子縁組によって
愛情ある家庭で育つことができる社会を目指すプロジェクトです。
子どもは家庭で育つべきだ、という基本的な考えを、是非皆さんに知っていただきたい、と
高橋さんは話してくれました。
興味を持たれた方、ぜひ、公式サイトをご覧になってください。

ハッピーゆりかごプロジェクト 公式サイト
http://happy-yurikago.net/

20代の若き女性活弁士・麻生小八咫(こやた)さん

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無声映画に活弁という芸を吹き込む「活弁士」の麻生小八咫さんに
お越しいただきました。
活弁士のお父様・八咫さん(以前「くにまる情報局」にご出演いただきました)
の公演を見ながら育ちました。活弁のいちばんの魅力はライブ感。ひとりで
複数の声色を使い分けるそのパーフォーマンス、放送でも披露していただきましたが
圧巻です。是非ナマで体感してください!
活弁がもっとメジャーな芸能になるように活動中です。5月7日(水)から3日間
「浅草六区ゆめまち劇場」にて、小八咫さんの「ゆめまち観音」の活弁公演があります。
詳しくは小八咫さんの公式サイトで
チェックしてみてください。

 
麻生八咫さん・小八咫さん公式サイト
http://www.katsuben.com/

株式会社ミカフェート代表取締役社長でコーヒーハンターの川島良彰さん

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株式会社ミカフェート代表取締役社長、「コーヒーハンター」の川島良彰さんに
お越しいただきました。
中米エルサルバドルに留学してコーヒーの栽培技術を学び世界各地で農園を開発、
幻の品種を求めて世界各国の密林地帯を探し歩く、コーヒーハンターの川島さん。
前回は、ハワイ・コナに飛び立つ当日にこのスタジオにお越しいただきましたが
今回は、そのコナのグリーンウェル農園のコーヒー「グランクリュカフェ」を
いただきながらお話を伺いました。
川島さんの著書「私は珈琲で世界を変えることにした。夢をかたちにする仕事道」は
ポプラ社より1300円+税で好評発売中です。
今回の「グランクリュカフェ グリーンウェル農園・コナ」は元麻布の
ミカフェートの本店で召し上がりいただけます。その他、詳しい情報はミカフェートの
公式サイトでチェックしてください。
 
株式会社ミカフェート 公式サイト
http://www.mi-cafeto.com/

歌舞伎町でよろず相談に無料で応じている「日本駆け込み寺」代表・玄秀盛さん

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日本最大級の歓楽街・歌舞伎町で、DVや多重債務、引きこもりなどさまざまな難題の
よろず相談に無料で応じている「日本駆け込み寺」。代表の玄秀盛さんにお越しいただきました。
1956年大阪生まれ、壮絶な半生の果て行き着いた新宿歌舞伎町で、暴力や金銭トラブルなど
問題を抱えた人たち、社会的弱者を救済するためのボランティア活動を行ってきました。
今回は、玄さんが取り組んでいる「出所者支援居酒屋」の話題を伺いました。
刑期を終えて刑務所から出所しても再犯率の高い現実があります。玄さんは、
そうした人たちからスタッフを集め、ユニークな居酒屋を歌舞伎町にオープンしようと
動いています。世界にも例がない「出所者支援居酒屋」。実行委員会も錚々たる顔ぶれが
揃っています。どんな試みになるか注目していてくださいね。

日本駆け込み寺 公式サイト
http://nippon-kakekomidera.jp/

「NPO法人かものはしプロジェクト」共同代表・村田早耶香さん


k20140408i.jpg「NPO法人かものはしプロジェクト」共同代表で、10代の頃から東南アジアの
「子どもが売られる」問題に取り組んでいる村田早耶香さんにお越しいただきました。
3度目のご登場です。前回のカンボジアに続いて、今回はインドでの人身売買の
問題についてお話いただきました。かものはしプロジェクトでは、インドの売春宿等から
少女たちを救出する活動を行っています。まずは被害者を救い出し、自立をサポート。
加害者には適正な処罰を要求する。そして現地で活動する組織の支援。
「かものはしプロジェクト」興味を持たれた方は、公式サイトも是非
ご覧になってください。
 
「NPO法人かものはしプロジェクト」公式サイト
http://www.kamonohashi-project.net/

世界を舞台に活動するフォトジャーナリストの林典子さん

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世界最大規模の報道写真祭「ビザ・プール・リマージュ」で最高賞を日本人で
初めて受賞された、フォトジャーナリストの林典子さんにお越しいただきました。
2度目のご登場です。初の著書「フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳-いま、
この世界の片隅で」が話題の林さん、今回は、パキスタンの硫酸被害者の
女性のお話について伺いました。結婚や交際を拒否したり浮気の疑いをかけられた
女性が、相手の男性や近親者から顔に硫酸をかけられ焼かれる、という被害が
増えています。被害者たちと同世代の女性として、消えない心の傷を抱えながら
強く生きていく人たちの現実を、林さんは写真で伝えようとしています。
著書「人間の尊厳~」は、岩波書店から好評発売中です。
林さんには近日中にもまたご登場いただきます。お楽しみに!
 
フォトグラファー 林典子 公式サイト
http://norikohayashi.jp/

「奇跡の職場 新幹線清掃チームの働く誇り」著者でJR東日本テクノハート「TESSEI」の矢部輝夫さん

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JR東日本テクノハート「TESSEI」のおもてなし創造部長、矢部輝夫さんにお越しいただきました。
わずか7分足らずで、停車中の新幹線の全車両の清掃をこなし、CNNから「ミラクル7ミニッツ」と
呼ばれ、見ている人たちにも感動を与えるその仕事ぶりが有名になり、「奇跡の職場
新幹線清掃チームの働く誇り」という著書にもなりました。
矢部さんは1966年、国鉄に入社、2005年に現在の会社(当時の社名は鉄道整備㈱)の取締役
経営企画部長に就任、社員の定着率も低かった新幹線清掃の会社にトータルサービスの考えを
定着させ、海外からも取材が殺到するおもてなし集団へと変革させました。
スタッフがキビキビと働き意識の高い「TESSEI」の仕事ぶりで、人々が感動することのひとつに
「礼に始まり礼に終わる」というスタイルがあります。スタッフのノリを良くする「ノリ語」や
支援力を高める「エンジェルリポート」等、いろいろな施策で「奇跡の職場」に成長していきました。
心がけひとつで、皆さんの職場も「奇跡の職場」に変わるかもしれません。人それぞれ、役割が
あります。あれをやりたいこれもやりたいではなく、自分に与えられた役割を全うすることから
始めることが大事、と矢部さんは話してくれました。

犬と猫の車椅子製作・販売「adoworks」忠裕之さん

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犬、猫用の車椅子の製造・販売を手掛ける「adoworks」の忠裕之さんに
お越しいただきました。
1954年生まれの忠さん、長年飼ってきた愛犬が、病気で歩けなくなったため
車椅子を自作。その方法をHPに載せたところ、製作依頼が来るようになりました。
以来サラリーマンと2足のわらじで車椅子の製作にあたり、ついに会社を退職、
犬と猫の車椅子作るに専念し、今まで2500台以上を製作しています。
忠さんの工房の名前にもなっている「アド」という愛犬が、病気で下半身麻痺に
なってしまい、車椅子を自作しようと、アルミ板のフレームや自転車の補助輪の
タイヤ等を活用して作りました。アドが喜んで走り回ってくれたので、HPに
載せたところ、なんとインド在住の方から製作依頼が。以降、全国の飼い主から
依頼が殺到、会社員生活の傍ら必死に車椅子を作っていました。
定年までもう少しというところで会社を退職し、いまは車椅子作り1本という
忠さん、自分が作ったものが役に立って、ワンちゃんが元気になり、飼い主に
喜んでもらえることがいちばん嬉しいそうです。
3月18日、本日発売の「もう一度ハッピーになった車いす犬たちの物語」は、
忠さんが作った車椅子をめぐる、犬と飼い主の物語をまとめた本です。
こちらも是非チェックしてみてください。
犬猫用の車椅子を活用することで、障害を持つワンちゃんのQOLを向上させ、
介護する飼い主さんの負担を減らすこともできます。一つの方法として、是非
検討してみてください!

忠裕之さんの工房「adworks」公式サイト
http://adoworks.com/

特別編・被災地女川で活動されている方々の声

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東日本大震災からちょうど3年を迎えた3月11日は、宮城県石巻からの放送です。
被災地の方々の声をお届けします。
この番組にも度々ご登場いただいている、宮城県女川町「蒲鉾本舗 高政」の
次期社長・高橋正樹さんにお話を伺いました。
女川の中学生が中心になって、「いのちの石碑プロジェクト」を立ち上げたそうです。
1000年に一度の津波を後世に伝えるため「ここまで逃げれば大丈夫」という場所に
石碑を建立しようというもの。子どもたちはあっという間に1000万の寄付を集めました。
報道陣から「このプロジェクトはいつまで続くんですか」と聞かれ、生徒が
「1000年後、大津波が来た時にひとりでも多くの人が助かった時に終わります」と。
こどもたちは、10年20年でなく、1000年先を考えていました。
女川中学の防災担当佐藤敏郎先生にもお話を伺いました。
子どもたちが、自分たちで石屋さんを呼んできて打ち合わせなどしたそうです。
石碑の文章も、子どもたちみんなで考えた。
昨年のこの日に番組を生放送させていただいた女川さいがいFMにも伺ってみました。
宮里彩佳さん。当初は2か月限定で始まった女川さいがいFMも4年目に突入です。
女川の町長さんがスピーディーな人なので今の女川は勢いがあるそうです。
とにかく、いちど女川に来て、見て、目に焼き付けてください!

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