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デイトライン東京の最近のブログ記事

『微博発! どうなる日中関係!』 ゲスト:李小牧さん&蔡成平さん

スペシャルウォークの本日は、最強の中国人ジャーナリストコンビの登場。歌舞伎町案内人にして、中国人作家、ジャーナリストの李小牧(リー・シャム)さん、そして、日本のニュースを中国に発信されているジャーナリストの蔡成平(サイ チェンピン)さんをお迎えしました。

 

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現在、中国版ツィッター「微博(ウェイボー)」のユーザーは4億人以上と言われ、言論統制のある中国社会に大きなインパクトを与えています。

その現状を、著書「微博の衝撃」でいち早く紹介された、李小牧さんと蔡成平さんに現在の日中関係について伺いました。

 

李さんによりますと、8月15日の終戦記念日に3人の閣僚が靖国神社を参拝しましたが、安倍晋三総理は参拝しませんでした。

このことについて、中国ではあまり報道されず、微博でも賛否両論の意見があったそうです。

 

そんな中、中国では日本が中国に対して戦争の準備をしていると多くの人が思い込み、ヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」についても、中国では「空母」だと批判の意見が相次いでいるそうです。

 

また、満州事変のきっかけとなった柳条湖事件が起こったのが1931年9月18日で、毎年9月18日は「抗日の日」といわれ、各地で大規模な反日デモが行われてきました。

李さんは日中関係の改善のため、今年はデモは起きないとコメント。一方、蔡さんは国内問題が噴出しているので、反日デモが起きるのではないかとコメントしました。

 

日中関係の見通しはどうも不透明のようです。

『世界を笑わせたい クララの落語奮闘記』 ゲスト:クララ・クレフトさん

今日のゲストは、下町文化や環境問題のオピニオンをブログやツィッターで発信するドイツ人、クララ・クレフトさんでした。

 

文学、漫画、音楽など日本文化を愛するクララさんですが、特に落語に造詣が深く、字幕つき落語の欧州公演なども手がけられています。

今日は、そんなクララさんに落語の魅力を伺いました。

 

クララさんが落語にハマッたきっかけは、日本語を勉強しているオーストリアの友人から落語を聞かせてもらったとき、内容が半分しか分からず悔しい思いをしたからなんだそうです。

落語の魅力は、みんな一緒に笑えること。また、同じ演目でも噺家によって

さまざまなアレンジが加えられ、個性的な「話芸」の伝統が形成されているところだということでした。

 

今年も落語の欧州公演がありますが、その前に東京公演「春風亭一之輔 世界制覇本番前 英語字幕つき落語会」が9月16日(月)敬老の日「お江戸日本橋亭」で行われます。午後7時開演

 

※日本国籍の方、6000円 外国人を連れてくると2人で4000円です。

 

 

「春風亭一之輔 世界制覇本番前 英語字幕つき落語会」

 facebook

 

https://www.facebook.com/events/551452068229989/

 

 

 

「クララの八百八町」ブログ

http://eighthundredandeighttowns.typepad.com/

『イラン 穏健派のロウハニ師が大統領に就任』 ゲスト:あれず さん

今日のゲストは、イラン人研究者の あれず・ふぁくれじゃはに さんでした。

 

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6月のイラン大統領選挙で当選した保守穏健派のハッサン・ロウハニ師が3日、

最高指導者ハメネイ師の認証を受け大統領に就任しました。

これからのイラン新体制の路線について、あれずさんと一緒に考えました。

 

まず、あれずさんが、新大統領の就任式の中継で気になったのは、アフマディネジャド前大統領の側近だった悪名高き元検察官サイード・モルタザビーがいたこと。彼は2009年の大統領選挙の不正を訴えて逮捕された市民やジャーナリストらを留置所へ送り込み、死者を出した罪に問われ、刑務所に入ったものの、すぐに釈放された人物。一方、日本でもよく知られるハタミ元大統領はいなかった。リベラルで穏健派のハタミは、今回の選挙でロウハニ師を支持。そのハタミがいなくてモルタザビーがいるのは少し混乱したが、強硬派の旧体制への配慮があったのではないかというこでした。

 

また、ロウハニ新体制は、とくかく経済の建て直しに急いで着手するのではないかということでした。そのために必要なのは世界との協調。資源国イランだからこそ、各国との経済関係を模索するのではないかということでした。

 

『日英 子どもたちの夏休み事情!』 ゲスト:スティーブン・ウォルシュさん

今日のゲストは、サッカーとジョークが大好物というイギリス人、翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんでした。

 

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いま、日本の教育は「ゆとり教育」が見直され、新学習指導要領が小中学校で実施されています。今後も週6日制の導入や夏休みの短縮なども検討され子どもの学力向上に向けた取り組みをさらに強めたい考えを示しています、

今日は、そんな日本の教育の中で、「夏休みの過ごし方」について埼玉県の川口市で4人のお子さんを育てているスティーブンさんと一緒に考えました。

 

スティーブンさん曰く「日本の子供たちはとても忙しい。夏休みもスケジュールがびっしり。教師も部活や補習などで学校に出て、ほんと大変そう!」ということでした。

イギリスの夏休みは、学校によって違うものの、ほとんどの学校では、子供が勉強するとは思ってないので宿題は出さないそうです。逆に中流階級エリアの親は、宿題をもっと要求しているそうです。

スティーブンさんの子供時代は、両親が共働きだったので、午前にサンドイッチを作り、隣町や地方などを自転車で走り、丸一日、冒険して過ごしていたそうですよ。

 

「ニッポンの選挙!ここが変!」 ゲスト:ジギャン・クマル・タパさん

今日のゲストはネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者、ジギャン・クマル・タパさんでした。

 

 

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タパさんによりますと、日本の投票所に行くと、投票する人がお客さんで選挙管理員も投票に来た方にお礼をしている。その構図がちょっと変だと感じたそうです。

 

また、タパさんは、「民主主義は、あるアジェンダに対して多くの人が意見をぶつけあう、その過程が重要。日本の人々は"あうん"の呼吸があり、議論をしても、おとしどころがはじめから決まっていることが多い」などと指摘されていました。

 

タパさんの鋭い指摘に、邦丸さんも涙子さんも感心していましたよ。

 

「混迷の中東民主化」 ゲスト: あれず・ふぁくれじゃはに さん

今日のゲストは、イラン人研究者の あれず・ふぁくれじゃはに さんでした。

 

 

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軍による事実上のクーデターが起こったエジプトで大統領職を解任されたモルシ氏の支持者と反モルシ派の双方が大規模なデモを行い互いに相手を非難、対立解消の糸口を見いだすのは難しい情勢となっています。

一方、暗礁に乗り上げているイランの核開発問題で欧米諸国との調整役であるEUの高官が、選挙で選ばれたロウハニ氏が来月、イランの新大統領に就任し、新たな交渉団を選任するのを待ったうえで9月初旬にも協議の再開を目指す考えを示しました。

今日は、そんな激しく揺れ動く、中東に民主化について、あれずさんと一緒に考えました。

 

あれずさんによりますと、エジプトは民主化のシステムや憲法を練る時間があまりにも少なく、ムスリム同胞団のやり方も未熟だったのではないかと言うことでした。

一方、イスラム革命で組織された革命防衛隊が、体制に反対する人々や一般市民を弾圧してきた歴史があるものの、1979年のイスラム革命によって出来た憲法を守るべきだとの主張が強いようです。それは、経済制裁で疲弊した国民生活をなんとかして、まともにしたいという国民の願いなんだそうです。

 

『歌舞伎町から見た現代ニッポン!』 ゲスト:李小牧さん&権徹さん

今日は、歌舞伎町案内人にして、中国人作家、ジャーナリストの李小牧(リー・シャム)さん。そして日本を舞台に活躍する韓国人のドキュネンタリー写真家権徹(ゴン・チョル)さん、中韓ジャーナリストのお二人をゲストにお迎えしました。

 

 

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権徹さんは韓国生まれで大学卒業後の1994年に来日。歌舞伎町をはじめ、脱北者、元ハンセン病患者などを精力的に取材されてこられました。

著書には歌舞伎町のホームレス少女をルポした『歌舞伎町のこころちゃん』、李さんとの共著『歌舞伎町事変1996~2006』などがあります。

 

そして、最新写真集『歌舞伎町』(扶桑社)は、権さんがファインダー越しに見つめた歌舞伎町の16年をまとめたフォトルポルタージュで、このほど「第44回講談社出版文化賞写真賞」を受賞されました。

 

そんな歌舞伎町に魅せられ、歌舞伎町の光と影を長年取材されてこられたジャーナリストの李小牧さんと権徹さん。

今日は、お二人に歌舞伎町から見た現代ニッポンについてお話をお伺いしまた。

 

歌舞伎町は、日本人、中国人、韓国人、そして世界の人々が集まるインターナショナルな街。権さんは不夜城の歓楽街でその魅力は失わないでほしいと語り、李さんはどんどん変化をする歌舞伎町の未来に期待されていましたよ。

 

 

李さんHP

http://www.leexiaomu.com/about/

 

権さんHP

 

http://kwonchoul.com/

 

 

 

世界で大ブーム!ウォリアーダッシって何?!』 ゲスト:ジョセフ・テイムさん

今日のゲストは、デジタルメディア・プロデューサー、アーティスト、マラソンランナーなど色々な顔をお持ちのイギリス人、ジョセフ・テイムさんでした。

 

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ジョセフさんは、スマートフォンのGPSアプリを使い、走った道を記録することによってインターネット上の衛星写真に絵や文字を描くラニングアートや東京マラソンを走りながら自らが実況を行うインターネットの生中継「ⅰRUN」のプロジェクトなどで世界を驚かせているアーティストなんですが、先月、日本初上陸の「ウォリアーダッシュ」にチャレンジされました。

 

2009年にアメリカで誕生した「ウォリアーダッシュ」。数々の障害物が設置された野原や山を駆ける5kmのアドベンチャーレース。開催されたのは神奈川県「さがみ湖のリゾート プレジャー フォレスト」で、2日間で約3000人が参加したそうです。

「ウォリアーダッシュ」の体験されたジョセフさんは、泥だらけになったのですが、色んな障害物を皆で協力し合って超えていくところがとてもすばらしかったそうです。

「普通の駅伝やマラソンはただ走るだけですが、障害競走はバラエティーも豊かだし、中には歩いて回る人もいて楽しむのが本来の目的。レースというよりはフェスティバル」と語っていました。

 

人々をハッピーにするジョセフさんのパフォーマンスは、HPやFACEBOOKで確認できます。

 

ジョセフ・テイムさんHP

http://josephta.me/ja/

 

ジョセフ・テイムさんのFACEBOOK

https://www.facebook.com/tamegoeswild

 

 

 

 

「日本の夏 イギリスの夏」  ゲスト:スティーブン・ウォルシュさん

本日のゲストは、サッカーとジョークが大好物というイギリス人、翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんでした。

 

 

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去年の7月28日から8月12日にかけて開催されたロンドンオリンピック。

日本のメディアでは、現地は朝晩が

冷え込み、ジャケットも必要というリポートが相次ぎました。

日本の夏とはまく違うイギリスの夏について

お話し頂きました。

 

イギリスの平均気温は18度くらい。北部のマンチェスターでいうと7月8月の平均気温は、最高が20度、最低が12度。マンチェスターは、北海道の札幌よりも、緯度が高いのです。湿度も低く、雨も、小雨や霧雨程度。晴れる日は少ないけど、とても過ごしやすいそうです。

 

一方、スティーブさんが日本の夏をはじめて体験したとき、「ここは地獄か!」と思ったそうです。それで来日して最初に覚えた日本語は「あっちー!」。その後、地方でホームステイ。ホストファミリーは、スティーブンさんに浴衣を着せてくれて、とても心地よかったそうです。そして、浴衣を着て飲むビールはとても美味しく、そのとき覚えた日本語は、「うっめー!」だったそうです。

 

「国民の勝利か?イラン大統領選挙の真実」 ゲスト:あれず ふぁくれじゃはに さん

今日のゲストはイラン人研究者のあれず・ふぁくれじゃはに さんでした。

 

 

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今月の14日に行われたイラン大統領選は、開票の結果、改革派の支援を受けた保守穏健派のロウハニ氏が有効投票の過半数を獲得し勝利しました。

イラン国民は2009年の前回選挙で、保守強硬派の支持を得て当選したアハマディネジャド大統領の路線に明確な「ノー」を突き付けた形となりました。

あれずさんも東京・南麻布にあるイラン大使館で投票を行かれ、選挙で変革を求める国民のひとりとして、大使館の方から「ありがとう」と言われたそうですよ。

 

2009年の選挙では不正が相次ぎ、体制に抗議する多くの人が逮捕・弾圧されましたが、今回の選挙は開票も正常に行われ、国民は大変明るい雰囲気になったそうです。

世界が注視する核開発疑惑やシリア情勢にも変化が訪れるかもしれないということでした。

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