番組紹介
土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム～「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。
最新情報
2014年4月26日
４/26 片山右京・玉川美沙 Ｒａｄｉｏ Ｋｏｇｕｕｕ！！レポート
レーシングドライバー、登山家、そして自転車に夢中の片山右京さんの登場です。
今はエベレストにいる右京さんです。
多分、ウエスタンクームっていう氷河をズンタカズンタカ歩いて、アイスフォールも越えて、ローツェフェスっていうあたりでアタックに備えてます。
（このあと生の右京さんの声をお伝えできました。）
今日は、チャレンジスクールのお話をします。
本来は右京さんが教えなきゃいけないんだけど、校長先生不在のトレッキングなんです。
でも右京さんも頑張ってるから、みんなも頑張ろうっていうトレッキングなの。
大事なのは目の前の人が教えてくれる事だけじゃ無くて、みんなが共有できたり、自分が決めたりすることが出来るようになることだから、だから僕がいなくてもみんなできるから・・・。
ちょっと話がずれるけど、被災地の皆さんは、まず生活が大切だから高い自転車買って
選手になりたいっていうのも、被災してない家と差があっちゃ本当はいけない。
少なくとも夢とかっていうのは、希望の後に必ず来ないとエネルギー湧かないから、そういう意味でも皆には歩いたらそのうち目的地に着くさっていう事も知ってもらいたいし、そういう皆を応援できるようなシステムを作りたいなぁと思います。
僕も山のテントでいろんなことを考えて来るけど、今やらなきゃいけない事とか、今、頑張らなくちゃいけない事は、ちょっとあるの。でもそれはほんのちょっとで、たいていの場合は自分に優しくしてもいいと思うの。そうじゃないと、自分に厳しすぎると、辛すぎて人にも厳しくなっちゃうから。人に優しくなるには自分にもちょっとやさしくしてもいいんじゃないかなと思います。
今週の質問コーナ～
川口市 56歳 女性 ラジオネーム「カズ」さん から
おはようございます。
先月、鬼怒(きぬ)川(がわ)温泉(おんせん)に行ってきました。
途中で、星野富弘さんの「富弘美術館」に立ち寄りました。
「れんぎょう」を描いた絵で、心打たれてしまいました。
その絵の中で「わたしは傷を持っている。でもその傷のところから
あなたのやさしさが しみてくる 富弘」という言葉が添えてありました。
中学校の体育の教師だった星野さんが、クラブ活動中の指導中の事故で
手足の自由を損なってしまい、口で筆をくわえて、絵や詩を描くようになったわけ
ですが、その不自由な体を献身的に支えて下さったお母さんへの感謝の気持ちが
私の胸に沁みてきました。
親は、子供に対しての無償の愛を当たり前のように注ぎますが、
子どもはそれをどれだけ感じているのか。
わが身を振り返させられました。
もし、機会があれば、「富弘美術館」に行ってみて下さい。
右京さんのお答え
苦しさとか痛みって年齢を重ねないと分からない部分がありますからね。
何にもない人生っていうのはそこから得るものも無いと思うんです。
生きてるって事の中には、悲しみや苦しみや大量の涙があったりして、僕ももうじき頂上に立ったら、号泣して本当のサヨナラをして来ようと思うけど、そういう一つ一つが生かされてて、苦しいから人のやさしさを感じることもできます。
多分この方が伝えてくれるメッセージみたいに、心から思って伝えてくれるのは大事なことだと思うから・・・。
背中を向けたり、愚痴ることはできるけど、でも逃げちゃダメだから。
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもＯＫです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Ｒａｄｉｏ Ｋｏｇｕｕ】までどうぞ！
今週の右京さんセレクトの音楽
４月は暖かくなって来て散歩にぴったりな曲シリーズで来たけど、今頃僕が歩いてるウエスタンクームは氷河の照り返しで、気温が50度くらいに感じるくらい暑いの。
だから春というより、暑すぎるので、そんなイメージで選びました。
Ｍ サンシャインガール ／ moumoon
