文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

最新の記事

    最新情報

    2017年1月14日

    最強寒波到来!それでも定食が好き!!

    最強寒波が襲来する週末ということで寒さをある程度覚悟していたのですが、
    空気はピーンと張りつめていて、スタジオ入りした時に月が東京タワーにかかっていました。

    月と東京タワー20170114.JPG



























    でも6時30分過ぎの気温は2.6℃と寒そうでした。

    気温2.6℃201170114.JPG
















    今日のハピリークラシックは、昨年11月に文化放送メディアプラスホールで行われた
    『額田王~万葉のラブソング~』にも出演して下さった、お箏奏者の佐々木千香能(ちかの)さん。
    冒頭から佐々木千香能さんが弾かれるテーマ曲「第三の男」からスタートしましたが、
    オリジナルの演奏が日本の箏に似た形状をしているツィターということで、
    音楽的にはあまり違和感を覚えませんでした。
    ただ和楽器である箏で「第三の男」を演奏している姿に驚いてしまいました。

    第三の男20170114.JPG
















    そして、我々は箏について何も知らないことが多いことが判明しました。
    お正月に耳にする六段はたまたま歌が入っていないインストですが、
    実は箏を演奏するというのは、箏を弾いて歌を歌うことで、
    箏と歌が合わさって箏を演奏するということであることを知りました。
    佐々木さんは4歳からお箏を習い始めたのですが、
    小学5年~中学2年までエレクトーンも習っていたそうです。
    なので、お箏の譜面は勿論ですが、エレクトーンの譜面も読めるそうです。

    子の日の遊20170114.JPG































    春の曲20170114.JPG




























    佐々木千香能さんの生演奏を聴きたいという方は、
    2月25日(土)、国立劇場小劇場で行われる「邦楽演奏会」の12時からスタートする第1部で
    「子供のための組曲」に出演します。
    詳しくは佐々木千香能さんのオフィシャルホームページをご覧下さい。
    http://chikanosasaki.web.fc2.com/index.html

    佐々木&宮川20170114.JPG



























    今日のハピリーは、定食に注目。
    街頭インタビューでは定食と言えば「お肉系定食」のようです。
    ちなみに大辞泉によると、定食は
    「食堂・料理店などで、あらかじめいくつかの料理の組み合わせを決めてある献立」。

    今定食学入門20170114.JPG





























    今日のタマスペに電話出演して下さった『定食学入門』の著者、今柊二(こんとうじ)さんの定食の定義は、
    「ごはん・おかず・汁の3要素から成り立っている」こと。
    最も大事なのはごはん。これが太陽で、おかずと汁は、その周りをまわる惑星のようなものだそうです。
    ちなみに、「ラーメンライス」は、ラーメンつゆを汁と見立てて、具と麺をおかずにすれば定食。
    「ラーメン餃子セット」 ごはんがないので定食ではない!
    「カレーライス」たとえばコロッケカレーなら、コロッケがおかず、ルーが汁、ごはんがあれば定食とみなせるそうです。

    定食屋さんの全国チェーン店は 「大戸屋」や「やよい軒」などがありますが、
    牛丼チェーン店の「松屋」は定食メニューが充実していて、今さんもよく行かれるそうです。
    たしかに松屋の看板には定食の文字が。

    松屋定食20170114.JPG




























    おいしい定食屋さんの見分け方ですが、今柊二さんによれば
    入門編としては、
    「外からメニューが分かり、店内の様子ものぞける」
    「明るい店内と気持ちの良い接客」
    「豊富な小鉢とお代わり自由のシステム」
    「女性客が多い店は清潔で居心地がいい」
    上級編では、
    「メニュー情報をチェックして、値段が安目だとやや安心」
    「商品見本が食品サンプルではなく、その日に作った「生の定食」であること」
    「お昼時の人の流れに注目して、サラリーマンや近所に住んでそうなおじさんが入っていくなら期待が大きい」
    そして、達人になると、
    「のれんの力強さや佇まいから実力店のオーラを感じる」
    「出たとこ勝負で失敗しても、それを楽しめるくらいの心の余裕をもつ」
    つまり、自分にとっての基準となる定食を決めておくことが大切だそうです。

    今柊二さんは、神奈川新聞日曜版に連載している、
    今さんの地元・神奈川県の定食のうまい店をまとめた『かながわ定食紀行』
    という本も出されているので、そちらもご覧になってみて下さい。

    かながわ定食紀行20170114.JPG



























    来週は酉年という事で、「トリ」に注目します。



    « 1/7 Radio Koguuu! レポート! | メインに戻る | 1/14 Radio Koguuu! レポート! »

    ページトップへ