文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

最新の記事

    バックナンバー

    2018年2月17日

    数字と数学はお好きですか?

    先週までの厳しい寒さが去って、今日の浜松町は穏やかなお天気。
    気持ちの良い朝でした。
    180217ハピリー画像①.jpg
    7時を迎えて本番が始まると、ちょうど朝日がスタジオへ。
    あまりの眩しさに、玉川さんが自らブラインドを下ろしていました。
    180217ハピリー画像⑨.jpg

    今日のハピリーのテーマは、
    「もっと使おう!スッゴーイ!数字と数学」
    数字と数学が苦手なみなさんに、少しでも好きになってもらえるようにお送りしました。
    玉川さんもかなり苦手で「目に見えないものは意味がわからない」そうです(笑)

    それ以前の算数で最初につまずくことの多い「分数の計算」。
    分母と分子を視覚的に捉えられる便利なものがあるそうです。
    その名も「分数ものさし」。
    180217ハピリー画像②.jpg
    12cmを計ると一目で2分の1〜12分の1までが分かるようになっています。
    発案したのはなんと小学生。しかも、分数が苦手だったというから驚きです。

    8時台は、昨年もご出演いただいた西成活裕さんが再出演。
    「数学」の魅力を分かりやすく語っていただきました。
    数学が嫌いな高校生に「必ず数学を好きになる授業」を行ったこともあるそうです。
    180217ハピリー画像③.jpg
    お話のなかで勉強になったのは、数学で使われている公式や記号は単なる「ツール」だということ。
    英語の学習における英単語のようなもので、大切なことはその中身だということでした。
    例えば、難解で挫折する人の多い「微分積分」は小学生でも理解できるそうです。
    その驚きの説明方法は「髪の毛の長さを計ること」。
    伸ばして計ることを禁止すると、数センチずつ測ることを思いつきますが、それが「微分」。
    そしてその各数値を足すことが「積分」だそうです。
    どうですか? 分かりやすくないですか?
    「こんな先生に教えて欲しかった......」と思いますよね。
    180217ハピリー画像④.jpg

    9時台には「数字」をもっと好きになってもらおうということで、
    日本ビジネス数学協会代表理事の深沢真太郎さんが出演。
    数字を使ったコミュニケーションの素晴らしさについてお話いただきました。
    180217ハピリー画像⑤.jpg
    深沢さんは、大体の計算で物事を考えている玉川さんを「できる人」だとベタ褒め。
    若干お世辞にも感じましたが、気持ちよくトークが弾んでいきました。
    頼み事をするときは「一つだけ」など負担を少なく感じさせるように数字を使うといいそうですよ。

    180217ハピリー画像⑥.jpg
    コーナーの後半では、数字を使った言葉遊びがスタート。
    「そこそこのイケメン」を二人で表現していました。
    深沢さんは数字に関する多数の著書を出されています。
    3月にも新刊が発売予定なので、気になった方は是非チェックしてみてください。


    そして今日のハピリーくらしっくの宮川先生は電話出演。
    明日、2月18日生まれの有名人の歌を紹介しました。
    奥村チヨさんから影山ヒロノブさんまで、豪華な顔ぶれ(声ぶれ?)でした。
    180217ハピリー画像11.jpg

    宮川先生は現在、2018宮川彬良祭りを前にリハーサルなどの準備を進めているそうです。
    ちなみにチケットは完売しているそうですよ。
    明日のコンサートが本当に楽しみですね!
    (「ついでの鉄活」に参加される方、お待ちしてます)

    来週の宮川先生は通常どおりスタジオでのご出演です。
    そちらも是非お聴き逃しなく!

    « 2018年1月 | メインに戻る >> | 2018年3月 »

    2018年2月11日

    2/10 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。


     
    右京)おはようございます。


    玉)おはようございます。今週もよろしくお願いいたします。


    右京)よろしくお願いします。夢を持って夢をかなえる事の大切さ。チャレンジすることの大切さ。そういう僕たちの番組だから、この季節になるとそろそろ語らないといけないいんだけど・・・


    玉)ついにあの時期が来ましたか!


    右京)去年は色々やっちゃったけど「富士ヒルクライム」に出場します!もしかしたらその前に練習で他のヒルクライムにも出るかもしれない。何が言いたいかというとそれぐらい本気ということです。去年あれだけ言ったのにも関わらずなかったことにしようとしてたからね。なので去年は出ていないです。あれは弟の左京です(笑)


    玉)ご兄弟がね(笑)


    右京)最近はマネージメントする立場だから自分の時間が持てないじゃないですか。エクスキューズじゃないけど、もう一回戦うことの意味を考え直して、一回チャンピオンになったことがあるとか関係なく勝つときもあるし負けることもある。本当にやらなければいけないことは早くなること以上に強くなること。そのためには先をどうするためにどうするべきか自分に言い聞かせています。「今中大輔」倒してやる(笑)


    玉)ということで富士ヒルクライムは出場するわけですね(笑)私、この関係ちょっとうらやましいんですよ。ここ数年今中さんの名前を年に1回聞く機会があって、小学校くらいからの幼馴染が「あいつには負けられない!」というのをおじさんになってもやっている感じが、男子っていいなと感じますね。


    右京)僕たち愛し合っているからね(笑)本当にやったら勝てないから口だけですけどね。そこに向かっていくまでの時間を大切にして、スタートする直前の緊張感を楽しんで、スタートして苦しいんだけどそれが思い出になるから1年1年の限られた人生をエンジョイするためには一生懸命にやりたいね。去年の反省を考えて、去年は前日までイタリアに行っていて、徹夜でやったから身体が動かなかった。だから今年は3日前くらいから徹夜してやろうと思っています(笑)


    玉)方向性が間違っています(笑)今年は6/10に開催で第15回大会という節目の大会。1万人規模で実施し、女子選抜クラスも新設されるなど新しいニュースもございます。


    右京)最近こういう女性の中にも変態が増えてきてね。セクハラじゃないですよ(笑)本気で速くてね。


    玉)言っちゃった(笑)身近にそういう人いますか?


    右京)「日向涼子」という人がいてね。この前男子の総合優勝した人と結婚したんです。どんな子供が生まれるんだと(笑)朝の夫婦の会話が出勤前に「ほらローラーやって!ローラー」みたいに朝の夫婦の会話が「1時間ローラーをやる」なのよ(笑)お互いが励ましあったり高めあっているんだよね。


    玉)右京さんと今中さんが結婚したみたいですね(笑)


    右京)僕らはバラエティ路線だから(笑)彼らはシリアス路線。夫婦で総合優勝を獲る可能性もあるからね。


    玉)すごい。1万人規模のレースなのでリスナーの中で右京さんと走ったよという方もいるかもしれないですね。


    右京)もちろん。昔僕は実業団で走っていたけど歳とって来てても関係なしに「右京さんに勝ちましたというために頑張っています」という若い方もいて、最初は「何じゃこりゃ」と思っていたけど時間が経っていくにつれてその意味の大切さがわかってきた。このレースに出ている市民の方たちが競技に出場して実業団に入ったりプロになったりすることもあって裾野が広がっていくからね。オリンピックまで時間はないけどありがたいなと思います。だけどおじちゃんはまだまだ負けません!


    玉)今年は「今中VS片山」どうなるでしょうか。


    右京)みんなも記録は出るから僕のタイムに勝てるかどうかですね。


    玉)この前後の右京さんに会うのが楽しみです。




    今週のお便りのコーナー


    川口市の男性 RN「昔マエカワモドキ今ガンモドキ」さんからのお便り


    先月は雪が降って、アチコチで凍結状態。目の良い人でさえ、転倒して、骨折という悲惨な事故が起きていましたが、実は私は聴覚と点字ブロックに頼る視覚障害者です。ガイドヘルパーさんに頼むこともありますが、時には単独で歩くことも度々あります。今回も点字ブロックのある駅周辺を歩きました。ブロックの上は、雪かき後の雪が凍結状態でした。たまたま私の不審な動きを目撃した婦警さんが飛んできて助けて下さいました。何を訴えたいのかとお思いでしょう。どうか点字ブロックの上に雪を乗せないでほしい、ブロックは私たちの命綱なので、命の道を防がないで下さいという小さなお願いでメールしました。





     
    右京さんのお答え



    右京)大事なことですね。言ってもらえないと気づけないことですからね。


    玉)雪を端に除けたり、どけたりする事しか考えていないと、その「端」が全員にとっての「端」なのかということですね。


    右京)そういう人たちにとってはあの点字ブロックがとても大事なことだから、こっちは雪が降っただけで困って端につい雪を除けたりしちゃってたからね。皆さんも気を付けましょう!


    玉)つい先日、知り合いの方が盲導犬と一緒に旅をするというところを拝見させていただいたんです。点字ブロックとかは段差のギリギリまでいかないと確認できないんですよ。交差点とか信号を待つときも点字ブロックは端にあるのでそこを確認されて止まっているんですよ。我々から見たら結構ギリギリの場所までいかれるんです。それを考えたら内輪差もあるんですが車でギリギリを曲がるのは危ないです。


    右京)そりゃそうだよね。


    玉)我々は見えているから避けれたりするけど、すごく怖いことだと思います。なので運転する側もそういうことを頭に入れておかないといけないなと思いました。


    右京)申し訳ないけどそういう視点に立って生活しているというのを考えたことがないから、言ってもらわないとわからないことっていっぱいあるんだよね。


    玉)ありますね。音に頼っていることがどれだけ神経を研ぎ澄ませて疲れることかとかもちろんありますし。


    右京)そういうことこそラジオなんかでも共有して直せることはみんなで直してマナーアップしていったほうがいいしね。


    玉)こうやって一つ声をかけるだけでも何かが変わりますからね。教えていただいて本当に良かったです。


    右京)是非もっとそういうことがあったら教えてください。みんなにも伝えていきたいからね。


    玉)自分が生活している場所だけじゃなくて気にしていきましょう。自分が生活しているところはみんなも生活している場所なのでね。
    右京さん来週もよろしくお願いいたします。来週のゲストはラガーマンです。デカいですよきっと(笑)


    右京)いたくないのかなといつも思うんですよね(笑)


    玉)私も大阪出身でラグビーの町花園に近い場所だったので凄い楽しみです。
    右京さんありがとうございました。


    右京)ありがとうございました。



     
     
    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
     
     
    今週の一曲  江戸川区のRN「来年靴返す」さんから届いたリクエスト曲

    M  I AM STANDING    /  ルアン  

    « 2018年1月 | メインに戻る >> | 2018年3月 »

    ●●の歴史 ○○の伝統  ムムムっ それ、ホント?

    今日のハピリーは学問シリーズ(?)

    私たちが知っている歴史は正しいのか、いつから伝統になるのか

    探求してみます。

     

    ちょっと前の番組打ち合わせの時、いま学校では645年のアレは大化の改新とは教えないらしい・・・

    乙巳(いっし)の変と教えているらしいという話が出て、今日の歴史企画につながりました。

     

    8時台のゲストは東京大学史料編集所教授で2012年もNHK大河ドラマ「平清盛」の時代考証も担当された本郷和人さんです。

     1518274295578.jpg

    本郷さんによれば、書物をはじめとした日本の歴史資料の残存数はおそらく世界一。

    他国に侵略されたことがない事、もったいない精神?で取っておく習性が理由だそうです。

     

    さっそく「幕府」という言葉は明治に入ってから生まれた言葉で、

    鎌倉幕府も室町幕府も江戸幕府も当時の人には通じないというお話が。

     

    結局、学校で歴史を学ぶ際にテストで正誤の判断を下しやすいように、

    多少簡略化されていて、それが実態と離れる原因になってしまっているそうです。

     

    後半には大河ドラマ「平清盛」のお話も。

    当時、京の都は荒廃して自分の家を持たない人が多く、トイレもろくに無かったので

    不衛生で疫病が流行っていました。

    その点を忠実に描いたところ、当時の兵庫県知事から苦言が・・・当時話題になりましたね。

     

    風流な貴族絵巻を求める視聴者からは芳しくなかったとのことで、

    ドラマや映画では視聴者が抱くイメージに沿った描き方をしないとヒットしにくく、

    それが実体と離れてしまう一因でもあるという難しい事情が垣間見えました。

     1518274338160.jpg

    その他、黒田官兵衛のような軍師は存在しないというお話、

    いま主張されている鎖国は無かったという説では大黒屋光太夫の帰国後の処遇に矛盾がある

    というお話をして頂きました。


     ----------------------------------------------

     

    9時台は放送作家の藤井青銅さんをお迎えしました。

     1518274348796.jpg

    『「日本の伝統」の正体』という本を執筆された藤井さん、

     

    先週の節分で食べた方も多いと思いますが、恵方巻が確認できるのは昭和7年の紙に、

    幕末の頃からの風習と書かれているそうです。本当に幕末からあったかは不明。

     

    「人は自分が生まれる前からある風習は、大昔からあるように思ってしまう」

    というのは藤井さんの言葉。

     

    それをうまく利用してビジネスにしている例も少なからずあるとのこと。

    今の最先端は初午(はつうま)いなりだそうです。

     

    その他、

    ・初詣は氏神参りや恵方参りが明治時代に発展したもの

    ・白菜は大正時代に広まったから時代劇に出てくるのは・・・

    ・京野菜の万願寺とうがらしはカリフォルニア・ワンダーという唐辛子から生まれた

    ・相撲が国技になったのは1909年で、

    国技館が出来たときの文書に「相撲は国技なり」と書かれたから。

     

    「伝統は時代によって形を変えるが、昔から変わらないと人は思いたがる」

    というのも藤井さんの言葉。

     1518274366452.jpg

    総合すると、「こうであってほしい」という私たちの抱くイメージに応えることが

    伝統を形作っているということが分かってきました。

     

    -------------------------------------------------

    ハピリーくらしっくでは委嘱作品のお話。

     

    委嘱作品とは県や市町村からどんなテーマでもいいから

    作品を作ってくださいと依頼される作品のこと。

     1518274388104.jpg

    実際に「現代吹奏画報」と「吹奏情話、八尾」の2曲を聞き、

    テーマが無いからこその苦労や発想をお話頂きました。

     

    そして宮川彬良まつりまであと8日と迫る中、

    放送から約7時間後の午後3時からは文京シビックホールで

    演奏会があり颯爽とお帰りになりました。


    繰り返しますが、「宮川彬良まつり」まであと8日‼


    ------------------------------------------

    そういえば、玉川さんが独り言で、

    「放送で言いそびれたけど日曜のテレビに出るんだった、

    車あるんですけどっていう番組。」と言ってたので概要を書いておきます。

     

    車あるんですけど...?

    テレビ東京 211日(日)午後6時放送

    出演者

    【見届け人】片桐仁

    【ナレーション】マキタスポーツ

    【ゲスト】廣田あいか、玉川美沙、木村裕子

     

     

    では来週もお楽しみに。

    « 2018年1月 | メインに戻る >> | 2018年3月 »

    ページトップへ