文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2017年3月26日

    3/25 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。


    右京)おはようございます。


     玉)おはようございます。大忙しの春を迎えている右京監督でございます。

     

    右京)ドタバタしているけど元気です。体は疲れてないんですよ。色んな箇所がつってしまっているし腰が痛いけど全然疲れてないんですよ。


    玉)それは体が疲れている兆候じゃないんですか?


    右京)本当に元気で気力やらがみなぎっているんだよね。


    玉)1カ月前の右京さんに聞かせてあげたいですね(笑)

     

    右京)本当にね(笑)今の世の中では下向いて歩いて陸地なのに溺れている人がいるんですよ。開き直って頑張ることを楽しむようになったら風邪もひかなくなるから、夢をみて前向きに過ごしてください。

    以前、グッドスマイルのイベントで久々にレーシングカーに乗った時、「老眼大丈夫かな」とか「反射神経が悪くなっているからクラッシュしたらどうしよう」とか不安はあったけど、堂々と「コソ練」して走ったわけですよ。でも自分で言ったら自慢になっちゃうけど、昔の感覚が染みついているから、おじさん早いんだわ(笑)

     

    玉)さすがですね!


    右京)必死で頑張っているオーラが出ているから、若い人たちは最初のうち気を使ってくれていて、小林可夢偉なんかは「先輩心配ですよ」とか声かけてくれたんだけど、「安易に抜きに行ったら危ないな」と向こうが思ってくれたの。

    何度かやりあっているうちに向こうが前に出ることもあったの。でもあきらめないで気合入れて何度も抜きに行ったら、先に向こうがガス欠になって結果的に優勝したのよ。


    玉)さすが!かっこいいですね右京さん!

     

    右京)年取った僕らと現役の彼らとは違うけど、でも僕らがどんな時も必死にやっているオーラを出すことは大事で、何かを伝えられることもあるし、何かを変えたりできるからね。


    玉)そうですね。右京さんには若い選手を「ゾクッ」と感じさせて、「やばい」と思わせる人でいてほしいですよね。


    右京)普通だったら守りに入るような、縁石をタイヤ半分乗り上げて砂埃を上げてしまうようなときあるけど、だけど僕は綱渡りのような攻められるスイッチがあるのは、年齢のおかげではないから自信がついてくるね。もちろんそれまでの努力は必要ですからね。


    玉)堂々とした「コソ練」も含めてですね(笑)レースは楽しかったですか?


    右京)凄い楽しかったです!チャレンジしたり夢を見ていると、時には失敗してしまうけど元気になっていいですね。


    玉)我々も色んな意味で右京さんを引っ張り出したいですね(笑)


    右京)なんでもやりますよ!もう格好つける歳じゃないので、楽しんでやりますよ!


    玉)約3か月後の「富士ヒルクライム」楽しみですね!


    右京)頑張ります!

     



      

    今週のお便りのコーナー

     

    春日部市の男性「海なし県埼玉のサーファー」さんからのお便り

     

    右京さんに質問です。

    自転車の安全基準に車体の蛍光塗料の義務付けと、小さくてもいいのでサイドミラーの装着を提唱していただけないでしょうか。

    自転車の車線変更時に振り返り確認をしている傍らを車で走るのがコワいです。車の安全基準は厳しいのに比べて、自転車の安全基準は緩やか過ぎないでしょうか。

     



    右京さんのお答え

     

    右京)厳密にいうと自転車も車両だから安全基準はしっかりあるんですよ。例えば車の「ホーン」のように自転車には「ベル」を装着するとかね。だけど道路交通法がしっかりしていても、実際に守るのは運転する側の人たちで、車にも法律を守らない人たちがいるように、自転車と車の両方とも100点満点じゃない中で難しい問題ですよね。時間かけてやるしかないと感じています。でも少なくともそういうところを知ってもらうことが重要ですね。

     

    玉)こういう問題は、なかなか皆で横並びになって一緒に話し合う機会が持ててないのが目に見えますよね。

     

    右京)オーバーな話しをすれば、歴史とか文化が日本とは違うけどヨーロッパでは自転車は国技になっている。日本で言う「野球」や「お相撲」のようにね。でも日本では「自転車なんか」という感覚がまだまだあるよね。

    凄い心配なのは東京オリンピックが終わったらスポーツに北風が吹くと思うのよ。

     

    玉)今だけ盛り上がっているという感覚でしょうか?

     

    右京)そうですね。厳しいこと言うと日本人はそう意味で「損か?得か?」と言う感じだと思うの。自転車も東京オリンピックが終わったらたぶんみんな見向きもしてくれないと思う。

    自動車メーカーが色々な理由で業績不振になったら事業を辞めちゃうでしょ?それはもっともなんだけど、メルセデスベンツは、法律が変わってエンジンがなくなり電気自動車を始めたけど、F1のトップカテゴリーやモーター事業を辞めなかった。

    自転車もモビリティだからアマチュアの実業団とかメーカーだけじゃなくて、プロでやってほしい。そうしないと選手はチームがなくなったら、アルバイトを探したりセカンドキャリアを考えなくてはいけなくなってしまう。そういう部分は、海外から、自転車の街を創る、自転車専用高速道路とか環境の為や健康の為のお手本を貰っている。でも一点だけ見て危ないとか安全と言うだけの一点を捉えがちで、その部分だけの話ではないですよね。車が現状はうまくいっていなくて事故が減っていないですからね。

     

    玉)素朴な疑問として、車は免許を取るために勉強するじゃないですか?でも自転車は自分が練習して乗れたらオッケーになるから法律なりの勉強はしないですよね。そこから意識がちがいますよね。


    右京)そうだね。車だからそうすべきと言うのもあるけど、世界で見ると自転車で免許がある国があるかと言うと一つもなくてね、今自由な乗り物を強制的にするのはどうなんだろうと思う。だから子供たちに訴えかけて呼びかけていくのは必要ですね。

     

    玉)それこそ義務教育の内容を改革していく中で自転車事業も入っているのが当たり前になっていってほしいですよね。


    右京)いまだに教習所の教本に、馬車はどうの馬は左側と書いてあるけどあれもういらないよね。その部分を自転車にしてくれたほうが現実的。残念ながらモータースポーツも電気に代わっていくから、馬と一緒で競技場やサーキットの中だけのスポーツになっていくね。でも自転車は真ん中にきますから。


    玉)今自分たちにできることは何なのか、考えたいですね。


     

    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!

     

    今週の一曲 

    M   たしかなこと  / 絢香  

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