文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2018年1月13日

    ノリノリ東京湾

    今朝は特別に寒かったですね!
    そういえばスマートフォンを持つ手が痛かった。。。
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    さすが大寒波が居座ってるだけのことはありますね。
    センター試験に挑んでいる若者諸君。がんばれ!

    今日のハピリーくらしっくは
    大発見「終止形 主和音と属和音
    「チャンチャン♪」これはⅤの和音からⅠの和音に解決する終止型。
    Ⅰの和音=主和音、tonic。Ⅴの和音=属和音、dominant。
    この関係は「主」「属」の関係から主従関係がⅠが主役でⅤが脇役なんて思っちゃいますよね?
    ところが!?英語での意味はというとtonic(整える)dominant(支配する)
    この意味から考えると、、、主役は脇役に支えられるではなく支配されていた!!
    宮川彬良20180113.JPG
    dominantの和音をならせば、必ずtonicの和音につながる。
    鍵はdominant、黒幕が握っていたのです!

    そうですよね、旦那は奥さんに支配されている。
    世の中の力関係が実は音楽理論の中に隠されていました。

    今日のテーマは「ノリノリ東京湾」
    まずは文化放送から見える海、東京湾についておさらい。
    そこで気になったのが、東京湾に浮かぶ「島」。
    自然島なのか、人工島なのか。無人島であるのかどうかとか。
    目の前に広がる狭い範囲の中でも様々な色をもった島がたくさんありました。

    そして8時台にはNPO法人 海辺つくり研究会・理事の森田健二さんをお迎えしました。
    DSCN6983.JPG
    回は森田さんが手がけている東京湾での海苔づくりについてお聞きしました。
    子供たちを海辺に近づけたいと始まった海苔づくり、今年でなんと13年目を迎えました。
    美味しい海苔を作るには人の手を加えなければならず、その作業なんと夜中にあることも!
    最初は一人で黙々とやっていたのが、いまはたくさんの方が参加してくださるようになりました。
    そんな海苔づくりに参加することが出来ます!!
    2月3日(土) 午前9時から 海苔の摘み取り、板海苔加工ができます。
    当日、港区立お台場学園にて受付。お子さんを連れて是非ご参加を!
    森田さん.jpg

    9時台には絶対に魚を釣らせてくれるこの方、
    東京海洋大学客員教授・フィッシングカレッジ主宰 奥山文弥さんをお迎えしました。
    奥山文弥0113.JPG
    釣りは、1に場所、2に道具、3に運、4に指導者、5に技術。
    まだまだ釣りを経験したことがないという方は4を大事に探してみて下さい!
    そしてすでに経験者の皆さん!初心者の方には最初は楽しい釣りを教えてあげて下さいね。
    さらに経験者の皆さんには、東京湾で今話題のサメなんかも狙ってみて下さい!
    奥山.jpg
    魚の話聞いてたら、食べたくなってきた。。。

    ~『2018宮川彬良まつり』ついで鉄活情報~
    ハピリーくらしっくでお馴染み、宮川彬良先生の誕生日に行われるコンサートまで
    今日を含めてあと36日!!
    浜松で行われる宮川彬良まつりを玉川美沙と一緒に東京から見に行こう!ついでに鉄活もしながらね。

    2月18日(日)
    8時26分 東京発 こだま 639号 乗車予定

    集合時刻・・・朝8時 東京駅18番線 
          品川寄りの端にて文化放送のオレンジ色の紙袋を持った人の所に集まれ!!
                       ※乗車ホームは変わる可能性があります。
    参加資格・・・宮川彬まつりコンサートチケット 所持
          
    細かな詳細は来週発表します。お楽しみに!!

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    2018年1月 7日

    1/6 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
    右京さんと玉ちゃん.jpg
     
    右京)おはようございます。新年1回目だから、明けましておめでとうございますですね。


    玉)おはようございます。今年もよろしくお願いいたします。


    右京)でも去年のクリスマスくらいもそうだったし、年末もそうだったけど、30日まで普通に仕事でした。


    玉)おぉ。普通にそのまま仕事していたんですね。


    右京)大晦日の日だけ唯一自分のことができました。でも2日から仕事の付き合いで出かけなきゃいけなかったからね。


    玉)本当に年越しの2日間だけお休みがいただけたんですね。


    右京)クリスマスとお正月が楽しみなのは子供の頃だけですね。毎年毎年新しい目標に向かって頑張らなきゃいけない責任もありますからね。


    玉)年末の年の瀬を迎える前に「チームUKYO」の新体制のお披露目があったので一区切りにはなっているとは思うんですけど。


    右京)去年はアジアにUCIでチャンピオンを獲ったり、日本チャンピオンを獲ったり、GTまで獲れたから今年も同じようにやろうという気持ちもあるんだけど、もっと大切な目標があります。今2018年で2年後には東京オリンピックが始まります。そこに向かって2つ大きな目標があって「グラン・ツール」に出るために一歩ずつ駒を進める。それと同時に今年チームに入った選手は東京オリンピックに出す。もし出れたら前を走らせるために強い日本人を育てなくてはいけない。そう意味では粛々とやるだけ。
    コースも大体出来上がってきていて、登りが凄いコースなの。うちの合宿所の近くも走るから、毎日練習する超地元のコースも走ります。他にもゴール付近の富士スピードウェイはその周辺もアップダウンが激しいから今はとにかく「登れ!登れ!」と言っています。今年チームに入った3人の選手とか去年からいる徳田 優選手なんかは20代前半だからね。


    玉)現時点で23歳が3人、24歳が1人いますもんね。


    右京)世界で日本人と外国の選手の絶対的な差がある部分は「登り坂」なんだよね。トラック競技を見ても進歩しているように見えるし、スプリンターは駆け引きがあってもしかしたらという部分はあるけど、ロードは距離は長いし登り坂の実力差があるともうどうにもならないからどうやって練習させようかなと。炎上して怒られちゃうかもしれないけど、すごい登り坂の上に千円札でも置いておこうかなと(笑)


    玉)地味に金額的にもリアルな金額ですね(笑)


    右京)でも10回登ったら日当位にはなるし、毎日登ったら基本給くらいにはなるでしょ。


    玉)いい感じですね!私も登ろうかな(笑)


    右京)例えがリアルすぎてボケにならなくなってきたな(笑)でもそれで選手として頑張ったら賞金も入るし、ポイント獲ったらインセンティブも入るからね。


    玉)あとは個人的に自分のモチベーションを上げるアイテムもあるでしょうしね。全てが具体的に発表していかなくてはいけない時期になりましたね。


    右京)スケジュールも段々出てきたしね。でもまだアシストをしろという時期ではないので、どんどんパフォーマンスをしてもらって「俺がエースになるんだ」というアピールを絶賛見せてもらいたいですね。


    玉)やっぱり競技でも場数を踏むってことは大事ですもんね。


    右京)特に今年の選手たちは、ある意味でエリートではあるけど、小さい頃からコツコツとやってきたという感じじゃないんですよ。マンガみたいに「2年前に自転車を始めました」とかで「1年間やってすぐにジャパンツアーで勝ちました」という感じで才能はあると思うんですよ。でも戦っていてヨーロッパの実力もあるしパワーもある人達に気持ちで負けてはいけないから「戦う」という経験が必要だよね。


    玉)持っている才能をただの才能ではなく、確固たる自分の力にするために場数を踏んでもらうわけですね。


    右京)かわいそうだけどそこでやられちゃうようだと世界では戦えないからね。だから正念場だね。


    玉)楽しみですね!


    右京)土壇場、修羅場、正念場で磨かれていくから。言ってることがおっさん臭いな(笑)


    玉)いやいや!春には輝いてくれるでしょう!



    今週のお便りのコーナー


    栃木県佐野市の46歳の「プレミアムるいこ」さんからのお便り


    右京さん、おはようございます。こう寒くては、全く自転車に乗れませんね。
    数年前のこの時期「ブリッツェンを破って、日本一を目指して下さい!でも簡単には渡さないよって広瀬GMは言ってましたよ」と勝手にチーム右京の総括メールを読まれたオッサンライダーです。あれからわずか2年で日本一のチームからアジアナンバーワンに。夢に向かってステップアップしてゆくチーム右京。そう夢はグランツール出場!数年前は日本一なんてまだ無理でしょうって思っていましたが、スミマセンでした。強くなるにつれて、どこか遠くへ行ってしまいそうな寂しさもありますが、今季も微力ながら応援させて頂きます。(個人的には特に畑中キャプテン)



     
    右京さんのお答え


    右京)そういうこともありましたね。超上から目線(笑)今僕大林素子ばりの上から目線でしたね(笑)


    玉)登ってきた山の上から言いましたね(笑)今年も大林素子さんよろしくお願いいたします(笑)


    右京)全然アジアチャンピオンなんか獲っても、この先の事を考えたらやらなくてはいけないことがありすぎて、全然そういうことにこだわっているわけではないんですよ。真ん中にある核は何だろうと考えた時にもちろん競技も大切なんだけど、何度もこの番組で言っているようにお母さんたちが子供たちを乗っけて電動アシストでも安全に走れる道作りとかね。自転車がモビリティとして子供たちが免許もなくて最初に乗る車なんですよ。そこでマナーとかモラルも身に着けてもらって、その先で競技で世界と争う厳しさを知ったりしてもらうことが本当に必要な、みんなが「ハピリー」になってもらわないとね。


    玉)それもすべてひっくるめて「チームUKYO」がいろんなものを見せてくれていると我々は思わないといけないですね。


    右京)それをやるために、経済効果があったり、みんなが潤ったり、自転車が前に進むためにはそういうことも必要だし作らないといけないからね。


    玉)まずは皆さんにこっちを向いてもらうことから入らなくてはいけないですからね。


    右京)僕らが勝って目立つというのは本当に入り口。自転車が自分の力で登ったりもできるし、健康にも環境にもいいから、最後は周りの人にも優しくなっていてほしいなと思います。


    玉)本当に広い意味での「自転車」「バイク」というツールをみんなに感じてもらえるように環境づくりっていうのはこれからも引き続きやっていきたいですね。


    右京)そのためには「ヒーロー」や「スター」が必要ですから、今年も八王子出身チームUKYOキャプテン「畑中選手」には頑張ってもらわないと。これだけのメンバーにアシストしてもらって勝てなかったら、来年から俺の代わりに用務員になってもらわないと(笑)


    玉)はっぱかけられてる(笑)畑中さん頑張ってください!応援しています!


    右京)皆さん楽しみにしていてください。来年用務員になるか、今年の全日本で光り輝くか(笑)


    玉)皆さんから畑中選手はじめ「チームUKYO」の選手たちへの応援メッセージも送っていただけると嬉しいです。
    片山右京さんでしたどうもありがとうございました。


    右京)ありがとうございました。
     

     
    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
     
     
    今週の一曲 

    M  灰色と青    /  米津玄師&菅田将暉  

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    ハピリー、とことこ街道をゆく

    ハピリーは今日が2018年最初の放送。
    新年最初の日の出をご覧ください。

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    でも2018年6回目の日の出でした。


    新年ぽいテーマということで今回は街道の話。
    街道というと・・・

    中央と地方、また町と町とを結ぶ、行政上・交通上の主要な道路
    ※結ぶ先は神社・寺院であることも多い

    とのこと。日本橋を起点とした五街道(東海道・日光街道・奥州街道・中山道・甲州街道)をはじめ、
    海外ではシルクロードが有名ですが、
    あなたの近所にある街道と名のつく道路もれっきとしたルーツがあるかと思います。

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    8時台は世界中の道を歩くことをライフワークにしている福元ひろこさんをお迎えして、
    ヨーロッパの巡礼について詳しくお話を伺いました。

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    福本さんはスペインのサンティアゴ巡礼路約1000キロを2か月かけて歩いた体験をお持ちの方です。

    サンティアゴはキリスト教の十二使徒の一人でスペインの守護聖人でもある聖ヤコブの遺骸があるとされている街で、
    イェルサレム・バチカンと並びキリスト教の三大巡礼地であり、世界遺産にも登録されています。

    その他、南フランスから地中海沿いを歩いてローマまで歩いた経験もあるそうですが、
    こっちは巡礼路として有名ではないので現地の方に不思議がられたとのこと。

    巡礼路を歩く魅力は整備さえた大きな道であれ名前もない細い道であれ、有名な街と街が繋がっていて、
    その道を歩いて辿れることだそうです。

    聖書や世界史に出てくる人物が実際に辿った経路や所縁のある名所を自分の足で歩いて訪れることも
    大きな魅力と語ってくださいました。

    サンティアゴ巡礼の目印は聖ヤコブの象徴であるホタテの貝殻。
    巡礼の道順を示す看板にも描かれていて、貝殻を身に付ける事で巡礼者と一目で判り、
    同じ巡礼者同士の交流のきっかけにもなるそうです。

    今日は実際にお持ちいただきました。

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    来月からは新しくウエブサイトでコラムの連載も始まるそうです。
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    巡礼の旅といえば日本では四国八十八か所を巡るお遍路があまりにも有名ですが、
    定年退職後挑む方が多いように、おいそれとは行けません。

    そこで9時台はイラストレーターの松尾たいこさんをお招きし、
    東京でも巡る事ができるお遍路についてお話しいただきました。

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    昨年5月に「東京お遍路ゆる散歩」を出版された松尾さん。
    実際に八十八か所巡った松尾さんのおすすめは品川駅近くの高野山別院で御朱印帳を購入してスタートすること。

    四国ほど険しいルートもなく、休日を利用して一日数か所を巡る事もできるので
    散歩の延長で楽しみながら取り掛かれるのが魅力だそうです。

    とはいえれっきとしたお寺を巡るお遍路ですので
    弘法大師さまと一緒に歩いているという気持ちをもって歩くことが大切です。

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    ハピリーくらしっくは新しいテーマ「和声法は作曲の作法」

    メインメロディに合わせ、異なるメロディを組み合わせると和音が調和して聴こえるというお話。

    ♪ ミ  レ  ド   と
    ♪ ド  レ  ミ   を合わせると。あら不思議、調和してくる。

    これはもやは機械的な法則ではなく、演奏者同士を思いやる作法なのでは?というお話。
    他にも ♪ レシド と ♪ファソド などいくつもパターンがあるそうです。
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    下の告知にもありますが、2月18日の 宮川彬良まつりもチケット発売中です。
    皆さまぜひ参加してみてください。

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    サンティアゴ巡礼のお話を聞いていて、ヒッチハイクでユーラシア大陸横断したり、
    アニメキャラのコスプレした芸人さんが日本やヨーロッパを横断するテレビ番組を思い起こしていました。

    テレビの企画じゃなくて実際に歩いて巡礼する方もいらっしゃるとは・・・貴重なお話でした。


    元日から今日の番組内でも流れた宮川彬良まつりの宣伝などを作っていたので(実績アッピール)
    まだ初詣にも行っていません。

    ちょっと遠くまで行ってみようかな、ロードバイクで。(歩かない)




    では来週もお楽しみに。

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