番組紹介
土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。
最新情報
2013年8月17日
8/17 片山右京・玉川美沙 Radio Koguuu!! レポート
今月は、右京さんの日本縦断旅特集をお届けしてます。
今回は、奈良を抜けて、鈴鹿を通って岐阜羽島まで編です。
今回ドラマの登場人物は大阪のおっちゃんとおばちゃんです。
まず最初に会ったおっちゃんは、日本一の激坂「暗峠」で会いました。
暗峠を足付かないで上れるかぁ~ってことで、ツールドフランスに日本人で初めて出場した今中大介さんを試す意味で連れて行ったんです。
おまけに自転車冒険家で南北アメリカ大陸横断とか厳冬期のチベットからネパールまで自転車で行った九里徳泰さんと三人で行きました。
まずは暗峠に入る前にエネルギーを蓄えようということで、ふもとの喫茶店に入って「おっちゃん 焼きそばー」って頼んだら、「まっとき」と言われ、随分待ってたら、しばらくしてそのおっちゃんサンダルはいて自転車で出て行ったと思ったら15分くらいしてスーパー―の袋下げてそば買って帰ってきました。
まぁそんなこんなでスタートしたら郵便屋さんがバイクを押して上がってたり、車が切り返したりしてるくらい急坂でした。
僕はマウンテンバイクに乗って上ったんですが、ヘタレなんですぐコケました。
なのに今中大介は凄い!自転車で上がってました。
そんなこんなで頂上まで行くと石畳があって、お茶屋さんがあるんです。
そこのおばちゃんが「お兄ちゃん達、自転車で来たんかぁ」って言って、「この辺は大学生とか練習に来るんやで、でも自転車に乗るときはピチピチの着なあかんで」って言うんで、「何言ってるのおばちゃん、この人は日本で最初にツールドフランスに出た人なんだよ」って言ったら「そんなの関係あらへん 自転車はピチピチや」って言うの。
で面白いから「おばちゃん それなら俺のことも誰か分かんない?」って聞いたらしばらく考えてから、「あれ!見たことあるなぁ・・・これ?」って言ってハンドル回すジェスチャーして、「あー分かった!昔からファンやったんやー 中山左近。」って(笑)
関西の人って面白いなぁって話なんですが、この話には後日談があって、しばらくしてから大阪の友達から新聞の切り抜きが送られてきて、見ると新聞の一面に男三人が夕日の中を自転車に乗って、雨上がりのピカピカ光る石畳を走ってる写真が載ってたんです。
僕らだって知らずに。
皆さん暗峠のお茶屋さんに行ったら右京さんのサイン色紙を探してください。
「中山左近」って書いてあります(笑)
今週の質問コーナー
神奈川県足柄上郡(あしがらかみぐん) 50代 女性 ラジオネーム: カジョス・デ・フィーノさん
右京さん、玉川さん、おはようございます。
先日、神奈川新聞に「ツールドふじの」の記事が載っていました。
右京さんが立てた企画で、写真付きで大きく出てましたよ。
これからも地元・神奈川を盛り上げて下さいね。
右京さんのお答え
この番組でたくさん宣伝させてもらったんですが、意外と参加者が少なかったんです・・・。
このイベントはただ自転車のレースをやろうという物じゃなくて、みんなで責任もって事故を起こさずに自転車に挑戦するイベントで、その中で個人的なチャレンジをして苦しいときに自分とどう向き合うか、つらい時にこそ人とどう接するかをテーマにスタートしました。最初は完走率5%を目指していたのに、チャレンジ100のほうなんか205人中、173人完走しました。
最高でした!っていう人もいれば、足が~ツルって言いながら上がってくる人とか、酷いイベントですーって言いながら上がってくる人など様々でした。
地元のボランティアの方々も応援してくれたりして、ただのイベントじゃなくて皆でやろうねっていう気持ちでやり遂げることができました。
今後も皆の為になること、社会性を持ったことをやっていきたいです。
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguu】までどうぞ!
今週の右京さんセレクトの音楽
人生の中で苦しいときがあったらこの歌を頭の中で繰り返してもらいという事で・・・
M かなしみ笑い / 中島みゆき