文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2013年9月 7日

    9月最初のハピリー

    朝晩、秋らしさが見えてきた東京地方、
    玉ちゃんは台風に見舞われた奄美大島から無事に帰ってきました。 

    宮川彬良先生ハピリークラシック。
    先生は、放送では見せませんが本当にお疲れのようでした。
    それも9月20日に上演されるオペラの影響。
    詳しくはひとつ前のブログを見ていただきたいと思いますが、
    初めてのオペラのお話があって3年以上、ずっとこの舞台の作曲を続けていたのです。
    先生のピアノの前にあるA3の封筒の中には、その楽譜が束になって入っています。

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    全楽器のための楽譜が縦に並んでいるため、A3の楽譜1枚は、時間にしてわずか30秒ほどしかありません。
    2時間以上のオペラの楽譜を作るためには・・・うわぁ想像ができません。
    9月20日に上演される東京芸術劇場での宮川先生初のオペラ、「歌劇 あしたの瞳 ~もうひとつの未来」
    大成功をお祈りいたします!



    たまコレは、もうすぐ中秋の名月ということで「お団子!」

    今年は9月19日が中秋の名月~お月見。
    時期が収穫の秋に重なることから、丸い月に向かって豊かな収穫を感謝して、月見に団子の風習が始まったようです。
    ハピリーでは手作り団子を作っちゃおう!っていうことで、いろんな粉で団子を作ってしまいました。
    上新粉・白玉粉・もち粉・小麦粉・片栗粉・浮き粉・コーンスターチ・ホットケーキミックス・コーンミール・タピオカ・・・
    好奇心旺盛なハピリースタッフは、さまざまな粉で団子を作ってスタジオに。

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    粉が変わると、味や食感がぜんぜん違います。
    一般に「だんご粉」というものは、うるち米由来の上新粉と、もち米由来の白玉粉をミックスした「ブレンド粉」
    いろんな粉を使って、蒸したり、ゆでたりして、オリジナルの団子を作ってみるのも面白いかも。
    果たして団子と言えるのかわかりませんが、ホットケーキミックスをゆでた「団子もどき」が意外と美味しかった!

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    さあ、お月見には十分間に合います。お団子で楽しみましょう!!


    恒例「日比谷花壇 お花プレゼント」今日は、「シャコバサボテン」です。
    ご応募お待ちしています。

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    たまスペは、ハピリー天文部「特別編」

    中秋の名月を前に月に関するお話を聞きたいと、ゲストに、国立天文台副台長、渡部潤一さんをお迎えしました。
    テレビのCMでもおなじみですね。

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    国立天文台は、わが国、いや世界の天体研究のトップにも位置する機関。
    渡部さんは世界的に天文学の権威です。なんと天文学に貢献したという功績から、火星と木星間にたくさんある小惑星のひとつに「JUNICHI」という渡部さんの名前が付けられているほどです。

    渡部さんのお話の中でとっても面白かったのが「天文台の研究者たちは、星は見ていない。望遠鏡の使い方を知らない人間もいる。星座の名前も知らない人もいる」というものでした。

    私、シキリーは中学時代天文部で、毎日望遠鏡で星を眺め、星座88個をすべて覚えたものでした。
    しかし天文台が行う天文研究というのは、電波や、光を分析したり、コンピュータで計算をするというさらに高度なものだったのです。
    そうですね、考えてみれば、肉眼で星空を調べ、彗星や小惑星を発見しているのは主にアマチュアの天文家たちでした。
    観測者が発見したときは、国立天文台に連絡し、天文台から国際天文学連合に伝え認められるという構図でした・・・なるほど。
    だから、天文台の研究者はゆっくりとお月見なんてできないかもしれません。ひとつの研究を何年も何年も毎日続けている人が多いということですので・・・
    お月見は天文学者でない我々が楽しめる特権かも知れませんね。



    アポロ11号が1969年に月面着陸してから44年が経ちました。
    しかしまだまだ月は謎だらけのようです。
    渡部さんはこう言います。
    「NASAによって月に水があることが確認されました。月の内部に氷の状態で水があれば、月面基地ができるかも・・・水からは酸素も、エネルギーーになる水素も取り出せるからです」
    楽しみですね。SFの世界が現実に・・・

    いやあ、渡部潤一国立天文台副台長のお話は、分かりやすくて面白かった!!



    「今度、林台長がよろしくお願いしますって言っていました」
    ・・・お見送りするエレベーターの前で渡部さんから言われた言葉。
    「えっ?宇宙の電波観測、そして電波望遠鏡の権威の???!!!」

    ハピリー天文部はとてつもない組織と関係ができました。
    さらにビッグな天体観測ができるかもしれません。



    ・・・どうしよう。新たに発見された小惑星に「ハピリー」って名付けられたら・・・なぁんて、でかすぎる夢を見てしまうシキリーでした。

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