文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2014年8月 2日

    8/2 片山右京・玉川美沙 Radio Koguuu! レポート

    暑いと気合が入らないから、せめて挨拶ぐらいは元気よく登場の右京さんです。

    玉)今年の夏はチームUKYOとしては忙しいですね?

    右京)先月報告しましたけど、スペインを皮切りにヨーロッパ遠征しております。心の中は熱いんだけど、結構まだ世界の中で言うと自分たちは1年生だから、北風が吹いてるようなところもあります。でも、日本でも皆がヨーロッパとかUCAっていう国際レースいってる時に、世界でやってるんだから国内のレースなんてと言われちゃうけど・・・。
    選手の数が足りなくて、3、4人でやるとチームプレイでやるから、アタックされて反応してやってたら、足が疲れて結果が出なかったりしたの。でも、うちのリーダーの土井君なんかも、後ろに隠れて足をためて、最後に勝負!なんてことしませんよ、と。最初からホセに「バンバン逃げてくれ!」っていって、やりすぎかってくらいやってたの。
    で、結果負けたの。社長の立場からしたら、スポンサーいるんだし勝てるレースをしてくれと思いつつも、ハッキリわかったのは応援してくれる人たちが「よかったです!」「感動しました!」って言ってくれて、やっぱりチームUKYOは車だけじゃなく自転車も神風じゃなきゃだめだって。もうギッチャギチャにやりなさいって。それでもし力が出なくて遅れたりしたら、そこから何か感じればいいんだから、ということで、負け惜しみに聞こえるかもしれないですが(笑)

    玉)いやいや、そんな事ないですよ!・・・でも、難しいなと思うのは、レースってもちろん勝負の世界だから勝ち負けがあって、チームとしては勝たなければいけないですけど、やっぱり車でもバイクでも自転車でも、観客がいる以上、一つのエンターテイメントでもあるじゃないですか。応援してくれる人がいるから、その人達が楽しめる何かを少なからず見せる必要があるじゃないですか。

    右京)そう。ヒーローって、自分がなろうと思ってもなれなくて、見てる人たちが作るでしょ?だから、やっぱり戦う姿勢を見せて。・・・皆準備してきて、皆努力してるんだから、最後に勝敗を分けるのは、ハートか、頭使うかしかない。だから、そこはもうメンタルの部分。どんなスポーツをやってもそうだけど、若い頃から守りに入ってちゃダメでしょ!

    玉)今、ふと高校野球のことを思い出しました。高校野球もやっぱり、泥だらけになって、汗にまみれて、涙流して、やってほしいって見てる方は勝手に思ってるわけで。変に頭脳野球みたいなのを見せられると、高校生らしくないって声があがったりしますもんね。

    右京)それも大事なんだけど、なんか、ウケないっていうかね。でも、そうは言っても、選手には好きなだけやれって言って、全部監督の俺が責任持つからって言っといて、裏ではコツコツ新しい選手入れて戦力強化やって、来年じゃなく2年後とかの事業計画とか、周期的な組み立てとかやってね。もうせこいんですこれが。

    玉)いや、それも監督としての仕事ですから。

    右京)言っておきますけど片山右京、すごくセコイです(笑)

    玉)(笑)・・・そっか、チームUKYOにも新しい選手が入ったんですもんね!

    右京)そう、元はスペインのナショナルチームで走ってたサルバドールくんっていう、エースではないけど、チームの為に献身的に働いてくれる選手。どれくらいできるかわからないけど、頑張ってみたらって。もう一人は、イドくんっていう、日本人みたいな名前だけどイスラエルのジュニアチャンピオン。彼は才能豊かで、将来グランツールとかに出るだろうと言われてるんだけど、だめだろうとも言われてる。その理由が、国籍とか人種の問題で、いきなりインドネシアのレースに連れて行ってあげようかと思ったら、ビザが下りないだろうからダメってなったり、やっぱり努力しててもダメな事ってあるでしょ?・・・でもわかんないから、じゃぁ来い来い!って言って。給料安いけど結果出したらインセンティブだよって言って。うちは来る者拒まず、でもダメだったら早めに違う仕事探した方が、自分の為になると思うよっていう(笑)

    玉)でも、皆選手それぞれが自分の頑張り方で、力を発揮できる場所を与えてもらえるわけですから。

    玉)是非皆さん注目してください!・・・来月になってからかな?帰ってきて、ヨーロッパ遠征の報告話をゆっくり聞ける機会があると思いますので、Koguuu!の中でも期待しててください。



    今週の質問コーナー

    ラジオネーム「自転車で山登り」さん 長野県

    毎週自転車で朝練帰りの車の中で聞いています。私は6月29日にあった、松本でのツール・ド・美ヶ原に40代参加で、入賞はしましたが、今中さんジャージには届かず残念でした。努力が足りないのでしょうか?ランナーズ・ハイをどの程度まで鍛えていらっしゃいますか?自分はヒルクライム大会程度、長くて1時間しかありません。どのくらい鍛えれば、高みに行けるのか、御教授をお願いします。

    右京さんのお答え

    40代で入賞してるんだから、普通だったら満足するじゃないですか。この人が目指してるのは、高み・・・もう十分登ってんだから高いだろうと思うけど。
    そもそも、ランナーズ・ハイを鍛えるっていうのは、例えば、マラソンしてると気持ちよくなってきて、アドレナリンが出て全然疲れなくなるみたいなこと。でも、ちょっと厳しい言い方すると、強くなろうとするならランナーズ・ハイになっちゃいけないというか、今の自分の状態を把握しなきゃいけない。最終的にはそこまでやることは大事なんだけど、例えば40分連続してできる運動をLT値って言うんだけど、どんなスポーツやっても、ちょっと筋肉が張ってきて、息がハーハーするあたりで筋肉に乳酸が出てくるの。それをもっと科学的にいうと、9ミリモールとか、人によっては14ミリモール出ても、まだ運動できると言ってパンプアップしたりします。その乳酸除去能力っていうのをインターバルトレーニングしたり、心拍を鍛えたり、科学的にやることで、ハイにならなくても自分が運動量や仕事量を、何mの高さまで何分で、どのギアの回転数で・・・っていうのが全部算数で出ちゃうの。だから、目標のタイムを設定して、仕事量を出して、それに対する筋力とかカロリーのワット数とか、それを出すための回転数とギアの重さのトルクを出せばいいんだけど・・・。

    玉)・・・ポカーン(笑)

    右京)だから言えるのは、効率のいいトレーニングをちゃんとしたメニューというものをやって自分の基礎の力を上げるか、もしくはそれに負けない徹底した根性で走りこんだりすればいい。この方は年齢いってもこれだけできる根性あるから、ちょっと効率よくやれば、全然ジャージには届くと思いますよ!
    もっと詳しく、専門的に聞きたければ、直接僕のFacebookで聞いてくれたらね。もうそこから有料ですが(笑)

    玉)そんなんやってましたっけ!?(笑)

    右京)今作りました!
    でも、うち練習会とかもやってるから、プロに聞いたりしてみて下さい!・・・
    そっちはプロだから無料です、僕は有料です(笑)

    玉)ぜひ使ってみましょう。


    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguu!】までどうぞ!

     
    今週の一曲

    今日は、扇愛奈ちゃんの長編小説をお願いします。
    何でも、長編小説ですから、ゆっくりいきましょうね!

    M 長編小説 / 扇愛奈 

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