文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2016年6月 4日

    6/4 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、そして自転車大好き!
    いつも元気な片山右京さんの登場です。

    5月29日から開催している「ツアー・オブ・ジャパン」に参戦中の「TeamUKYO」。
    今週はチームを率いる右京さんの監督業のお話に。

    玉)監督が色々飛び回って、一番いろんな雑務をやっているという話がありますが。

    右京)辛いのは見えない仕事をしているでしょ。みんな目の前の結果を大切にしたいから。
    でも僕たちの立場は未来を考えて、想像して、その先に動く。具体的にね。

    玉)でも最近、我々の目に見える形でレースの結果が出てるじゃないですか。

    右京)TOJ 堺国際クリテリウムで優勝したりね。

    玉)ジョン・アベラストゥリ選手ですよね。

    右京)でも彼がそこで「あいつ短距離が速いぞ」って見せちゃったから、個人タイムトライアルは急カーブで転びそうになってタイムロスして5位とかになっちゃった。

    玉)マークされちゃうってことですね。

    右京)その後の美濃とかでも2位だったけど、やっぱり使われちゃうし、マークされちゃうからね。

    玉)シーズンのレースでは難しく、面白いポイントですね。

    右京)でも厳しい言い方するけど、今じゃないっていうかね。
    今も選手が頑張って走っているし、明日ゴールだからみんな苦しんで頑張ってトライしているけど、そこも通過点であり、本当に僕たちが目指すものは未来にあるから。
    だから一喜一憂しないでね、良いこともあるし、辛いときもあるから。

    玉)最近はレースの結果報告をしなきゃいけないものも重なってますから。
    今、ツアー・オブ・ジャパンの話がありましたし、先月も出てましたけど、イジェンでしたっけ?

    右京)そう。インドネシア2連戦やって、総合でもポイントが大きいからイラン組がAチームみたいな形でいってもらって、そのまま帰って来て、関西空港からそのまま大阪に入るみたいな。そして、これが終わると、日曜日からは韓国で別のチームがスタートする。選手が足りなくてね(笑)

    玉)選手が足りないって状況の中でも、それだけ遠征させていくっていうのはどういう意図なんですか?

    右京)僕たちが長い意味で、「ツール・ド・フランスに出たい」って一番わかりやすいことを言っているけど、自転車の世界の人たちも、自転車好きな人たちもこのスポーツ見ている人たちも、そんなことできるわけないじゃんって、たぶん99%思っているの。
    でも誰かがドン・キホーテみたいに、言い続けないと夢は形にならない。
    僕は昔「F1ドライバーになります」って言ったときから、変わらずにノックをし続けている。行けるって思っているのね。そのときに一番大事なのは、日本の選手を作らないといけないってこと。
    だからナショナルチームとかも頑張っているけど、現状では日本人の選手だけで優勝できるかどうか、プロコンチネンタルチームで集団をコントロールかできるとか、ヨーロッパで勝てるとかは残念ながら厳しいから。これは長期的にしっかり地に足を付けていかないといけない。
    オリンピックっていうことで盛り上がっているけど、そこから先が本当の勝負。日本では実業団であったり、オリンピックっていう見方でスポーツを見るけど、文化にしたり、何かそこから学ぶ教育にしたりっていうには、もっともっと長い時間がかかる。

    玉)無理と言われようが出ていけるレースには、どんどん日本チームとして参加するってことですね。


    練馬区 RN「やまぱんや」さんからのメール

    毎週、楽しく聴いています。
    自転車店の亭主をしております。
    ツアー・オブ・ジャパンの季節ですね。
    今年も東京ステージのときの道路の整備係の依頼がうちにも来ました。
    毎年楽しみなんですが、歩道の車道側で一般の方の安全を確保するために歩道側を見ていなければいけない。ゆっくり自分が見られないのがとても残念です。
    ただし、通過していくときのサウンドを確認できます。9時30分には現場待機です。
    でもやっぱり自分で走るほうがいいなあ。
    昔は自転車ではなくってモーターサイクルのライダーだったんですよ。
    スタート前の緊張感がたまりませんでした。
    ちなみに右京さんはスタート前、ワクワクする方ですか?緊張する方ですか?


    右京さんのお答え

    右京)自分が現役のときは、ドキドキして一週間前からご飯が食べられなかったり、寝れなかったりとか。でもそれが2日前くらいとかになって腹が据わるというか、いろんなものがシンプルになって、自分がしなきゃいけいないことだけがわかる。そうすると胸だけは熱いんだけど、頭が冷たく感じて。

    玉)クリアになるって感じですね。

    右京)悪い意味じゃなくて冷静で何も怖くないっていうか。自分は体を張って、ハンドルを握って集中するだけだからね。でも、それが選手が走っているのをモニターで見ると胃がキリキリする(笑)


    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguu】までどうぞ!


    今週の一曲

    M 友よ~この先もずっと... / ケツメイシ     

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