文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2016年7月10日

    7/9 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、そして自転車大好き!
    選手を語るときにはお父さんの目になる片山右京さんの登場です。

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    明日はいよいよ参議院選挙。
    選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたということもあり、今回は「チームUKYO」の若い選手のお話に...

    玉)チームUKYOのメンバーの中にも、若くして活躍しているメンバーがいますからね。

    右京)客観的なパフォーマンスから見たら、「もうちょっとだな」っていう親目線で見ちゃうけど、そこで楽しいのは未来の可能性を感じれるところ。
    結果を出してきた、住吉選手とか平井選手とかを見ると、3年前の彼らと違って、イランとか韓国で身体の大きい外国人選手に交じって、先頭に立って引っ張ってるのを見ると、鳥肌が立つというか、うるっとするというか。この勇気はどこから出てきたんだろうって。
    もっと嬉しかったのは帰ってから「あいつヒーローなんですよ今」って言われたのは、確かに外国のプロ選手と比べたらまだまだ力がないから、先頭に立っても、長い時間いれないから、スピードが落ちてきて戻ってきちゃうんだって。そうすると外国人選手はなんだよって思って、また前に出るでしょ。でもまたすぐに先頭に出てコントロールしようとする。それを毎日毎日やっていると、「お前面白いな」とかって外国の元プロ選手とか、リーダージャージを着ている強い選手たちが、「お前160センチくらいしかないのにすごいな」「日本人凄いな」「勇気あるな」とかって。
    うちのジョンとかも最初はあてにしてなかったのが、最終ラップの位置取りで、最終コーナーで前に入ってくれたり、そういう風にしてくれたら、熊野とかでもまさかの総合優勝。表彰台で肩車して「俺の弟だ」とか言ってるのを見ると、勇気に国境はないなって。

    玉)選手たちの認め合うとか、リスペクトし合うって瞬間っていうのは鳥肌立ちますね。

    右京)何よりもそいつらが伸びてくれるのは、やっててよかったなって思わせてくれるよね。




    今週のお便りコーナー

    川口市 48歳の男性 RN「タツオ」さんからのメール

    右京さん、「ツアー・オブ・ジャパン」優勝おめでとうございます。
    新聞の写真で右京さんが満面の笑みのオスカル・プジョル選手の隣りで、気のせいか
    泣いた後のような目が印象的でした。今後のますますの活躍を期待して、応援してます。
    ところで、ランス・アームストロングの半生を描いた映画『疑惑のチャンピオン』の予告編を見たのですが、実際のレース映像も使われていて、面白そうでした。栄光から挫折、そして、復活、ドーピングによる優勝はく奪など、波乱万丈のアームストロング選手、いろんな意味で興味深く楽しみです。



    右京さんのお答え

    右京)まずは「ツアー・オブ・ジャパン」。まさか勝つとは思ってなかったから。でもオスカルが勝ってくれてね。本人に聞いたら、毎年毎年、チームをクビになって、去年も体調悪くて、ワールドツアーのチームにいたのにクビになって。自分の中で年齢もあるし、モチベーションがなかったけど、信じてくれていたから恩返ししたかったって言ってくれてね。
    それで朝、富士山で総合トップに立つときも、「見てろ、俺、今日勝つからな」って言って出ていったんだよね。途中で「4キロポイント。オスカル選手、アタックしました」って聞いたときは持たないよって思ったけど、そのままぶっちぎって勝ちましたってときに、ポロっと信じられないけど涙が出た。
    そういう中で、7回もワールドチャンピオンを獲ったランス・アームストロングのときには、僕たちもテレビで観てたりして、ガンになって撲滅運動したりして、それで生き残れってメッセージがあって、それで勝ってくれるのが頑張ることの象徴だったから。でもそれが組織的に国でってなったら、白か黒かで言ったら黒だからやっぱりダメだよって。
    だけど個人的には、生死の境を彷徨ってやってきた姿は本当のところ、映画じゃ伝わらないと思う。日本の映画のプロデューサーにも話を聞けたんだけど、映画全体の雰囲気で正直に言うと、映画は面白いけど関係者から見たら辛いって。ドキュメンタリータッチで、事実だけを白か黒かでしか言えないから。その意味では客観的に受け止めなきゃいけないですよって。
    でも個人的に大事なことは、それは過去だから。白か黒かで言ったら、今度は白で、もう一度夢とか希望とかをやらなくちゃ。道は前にしかないんだから。
    でもそういうことがあったけど、とにかく俺はランスは好きです。



    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguu】までどうぞ!

    今週の一曲

    自転車では、ここでも気をつけて下さい。

    M ワタリドリ / Alexandros


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