文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2016年7月30日

    7/30 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、そして自転車大好き!
    そして、ある動きにひとこと言いたい片山右京さんの登場です。


    オリンピックに向けて、国や大きなメーカーを中心に日本にプロコンチネンタルチームを作ろうという動きに、右京さんはモヤモヤしているようで...


    右京)(こういう流れは)本当はいいことなんですよ。でも「(チームUKYOから)選手とかを出して下さい」って言われたり。これって独占禁止法に引っかかるんじゃないのって思ったりするけど、トラブルを起こしても仕方ないし、「もちろんですよ」って言いつつ、でもしばらく落ち込んで、心が一瞬やさぐれたりしてね。冷静に考えたら誰が一番なんてって思うから。
    だから僕たちは何故最初にそこを目指そうと言ったのか。何をしたいのかって。オリンピックも大事だけど、それがすべてじゃないし。やっぱりツール・ド・フランスだったり、若い人たちが夢を見ることだったり、可能性も含めてだから。自分たちは自分たちの、大きな会社じゃないし、小さなチームだから。
    でもF1行ったときみたいに、砂漠を走ったときみたいに、ル・マンやったときみたいにじゃないけど、自分たちでまた頑張ろうって言うのがね、この1日2日でまた小さな芽がぽこっと出てきたね。
    最初からやれたんじゃない、お金があれば。でも僕たちみたいなプライベータ―が勝つと、言い方は悪いけど、日本のチームUKYOが、ツアー・オブ・ジャパンを10何年振りに勝ったっていうのは、メーカーの人から見れば面白くない。だからやろうって。それで僕たちが火をつけたならいいのかもしれないし。
    でも最後はやっぱりお金かとかってなるけど、そういう風には認めたくない。うちはいつも反体制じゃないけど、大きなところからクビになったような選手たちが集まってやってきているから。若い人たちを育てて、違うやり方で結果出して勝とうってね。


    今週のお便りコーナー

    水戸市 65歳 男性 山田さんからのメール


    (先月の)サイクルカッパは暗いカラーのモノばっかりで雨の日は見にくいので、背中に反射テープを入れるとかしてもらえませんかというこの番組を偶然聞きました。
    私、全盲の男性です。一昨年、妻が亡くなり、単身生活者になりました。
    私が住んでいる水戸市は歩行環境がすこぶる悪いです。
    先日、安全のための蛍光タスキ、蛍光腕輪を買いに片道3キロのホームセンターに行きました。しかし、途中点字ブロックはおろか、音響信号機は一つもありません。
    私は道路を横断する時、交差点を渡る時に「渡っていいですか?」「信号は青ですか?」「誰か手伝って下さい」と大声を出して道路を歩かなければなりません。
    そこで、お願いがあります。ちょうど扇子のように使わない時にはたたんで、リュックサックに簡単に収納できて、使う時にはそれを開いて、頭上に掲げられる、例えば蛍光で遠くからでも見えて「HELP ME」と書いてあるようなものを作っていただけないでしょうか。点字ブロックも音響信号機がないような交差点や方向が分からなくなってしまった時に大いに助けになると思います。



    右京さんのお答え

    右京)わかった!うちのHPに書いてください。俺が手作りで作る。
    そのぐらいのことはね。「誰か助けてくれないか」って言ったらすぐにできることだから。そういうアシストがいないとね。
    もちろん「これもやってください」「あれもやってください」って言われても、できることとできないことがあるけど、「HELP ME」と蛍光でわかりやすく書いてあるものを作ろうなんて言うのは、すぐできることだし。

    玉)なんらかのヘルプを必要としている人の合図って、どれだけ浸透しているんでしょうか。

    右京)何よりも絶対に大事だよね。

    玉)扇子とかがいいんでしょうかね?

    右京)合図を発信してくれれば、「どうしました?」って僕たちも声をかけやすいし、意思表示にもなるし。声を出すのって勇気がいることでしょ。

    玉)合図を見かけたら「困っているのかも」って思うのが大事で、見かけたら声をかけてあげると、助けを求めている方かもしれないので。

    右京)そのサインも僕らはわからないから、「お手伝いを必要としています」とか、そういう伝わりやすいものを全国的に一つの目印としてわかるようなことができればいいね。



    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!

    今週の一曲

    M やさしさで溢れるように 
     / JUJU      


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    梅雨明け、ホンビノス貝漁に行ってきました。

    今日は土曜日の土用の丑の日。ここ3年ほど鰻には全くお目にかかることはありません。 でも梅雨明けして暑い夏を乗り切るのはスタミナをつけたいと考えていますが、...。

    青空0730.JPG



















    梅雨明けして暑い日差しがスタジオに差し込んできて、宮川彬良先生もちょっと暑そうでした。
    今朝のハピリークラシックは、ここ数か月の仕事から「俺の昭和」と題して、特にオチのない昭和話をしました。
    小学校1年生の時に学校から帰ってきたら、家で当時の大スター、植木等さんがソファーで寝ていた話とか、
    引っ越しばかりのマンションでパーティがあり、森進一さんや沢田研二さん、木の実ナナさん、
    そして先週まで取り上げていた安井かずみさんが来た話。
    先月亡くなられたザ・ピーナッツの伊東ユミさんが昨年3月の宮川彬良のせたがや音楽研究所の楽屋に顔を出してくれて、
    なぜ歌うことをやめてしまったのかを話してくれた話とか、徒然なるままに話してくれました。


    宮川彬良0730.JPG


    東京スカイツリー0730.JPG



































    今日のハピリーは、昨日行ったホンビノス貝漁取材の中心に「海・川の疑問」に答えていきました。 梅雨明けして天気にも恵まれ、市川塩浜駅から市川市行徳漁業協同組合の澤田洋一さん、時田さん、 先月ゲストでスタジオに来てくれた遠忠商店の宮島一晃さんの協力を得て、 高橋船長が操縦する市川貝蔵くんというネーミングの船に乗って、ホンビノス貝を獲っている場所へ連れて行ってもらいました。 ホンビノス貝漁は、「大巻」という船を使って、錨を海底に下して、 ウインチを巻きながらホンビノス貝を爪のついた駕籠で海底をひっかきながら獲っていきます。 その後、かごの中から死んでしまった貝や小さい貝を取り除いて選別していきます。


    市川貝蔵船0730.JPG


    高橋船長0730.JPG


    ホンビノス漁0730.JPG


    大城さん0730.JPG















































































    ホンビノス漁を見学した後は、市川市行徳漁業協同組合の会議室で、みなさんから頂いた「海・川の疑問、質問」を答えて頂きました。
    「どこからが海で、どこからが川」かという境界線は、海に一番近い場所に架かっている橋、
    「第一橋」が境界になっているそうです。
    澤田洋一さんの専門外の疑問、質問、
    例えば「サメが血のニオイをかぎつけて寄っていると言われていますが、海の中でニオイはどう伝わるのか」という質問は、
    海のハンター展で、玉川美沙さんが調べてきました。
    サメはまず、音を感知し、次にニオイを感じてその方向へ泳ぎ、目標の10メートル手前でようやく目で確認するそうです。
    そしてとりあえず、食べれるかどうかかじってみてから、食べることが出来るのかどうかを判別するそうです。
    血のニオイの伝わり方は、海水に溶け込んだ物質がサメの鼻に入るとそれを嗅細胞が感知し、脳がニオイを判別するそうです。
    その他の「海・川の疑問、質問」についてはハピリーのポッドキャストを聴いてみて下さい。


    海のハンター展0730.JPG




















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    2016年7月23日

    7/23 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、そして自転車大好き!
    そして、チャレンジスクールの校長先生でもある片山右京さんの登場です。


    玉)来月8月の10~12日に、相模原市緑区のふるさと体験の森「やませみ」で行われる「片山右京チャレンジスクール」、今年は再開しますよって先月お伝えして、応募された方も多いんじゃないかって思うんですけど。

    右京)応募は多くてやることはやるんですけど、ひとつ困った事態が出てきて・・・それが熊。
    つい最近、3件も熊が近くに出て。昼間でたくさんの人数が登山ルートを歩いていたら、普通は鈴とかつけるのと同じように、熊は逃げるよねとは言っても、人のお子様を預かってのことだから万が一ということも考えて、奥深いところの道は修正しています。
    それでもチャレンジすることは基本的に変わらないし、普通の家ではできないようなプログラムを自分で努力してやってみようってのは変わらないから。チャレンジすることは生きることなんで。いつも言っているように「少年よ、おじさんよ、道は前にしかない」ってね。

    玉)子どもたちが自分たちで色々考えてやっていくようなチャレンジスクールになるって、先月言ってましたもんね。

    右京)そうしたらとにかく応募が多いのが、ジュニアリーダーやりたいって子。楽しい参加型よりも、リーダーとか企画とかそういうスタッフとして携わりたいっていう方がね。今の子たちは意識が高くてしっかりしてるんだなあって思います。



    今週のお便りコーナー

    相模原市 47歳 男性 「トラドラ」さんからのメール

    右京さん、玉ちゃん、おはようございます。
    ロードバイクを買って1年が経ちました。
    この1年、色んな所に行って、自分がどんな自転車乗りになるのかと、暗中模索の1年でもありました。
    尾根幹をぶっち切るロードレーサーを目指すのか、はたまた軽量に軽量を施し、タイムを競うヒルクライマーを目指すのか。でも1年経って分かりました。
    私はパン屋さん巡りが好きですし、温泉が好き、そして海も山も好きです。自転車でどこへ行こうかと計画を立てるだけでワクワクします。
    例え、一日中自転車をこぎまくって、へとへとになって帰ってきたとしても、その充実感と達成感が大好きです。
    自転車乗りには色々なタイプがいますが、自分がどういう方向を目指すのか、自転車を買って、乗ってみてから決めるのも、「アリ」ですよね。




    右京さんのお答え

    右京)でもこれは当然ですよ。
    僕も富士ヒルクライムみたいなのは瞬間芸でやっているけど、それはライバルがいるから。
    でもね、5年経って、10年経って、やっぱり自分を探すのもいいし、変わってくるのは当然だと思う。
    変化していくだろうし、新しい自分と付き合うのもいいしね。
    若い時から実業団みたいにやり続けるってことは自分で無理だってわかっているから。
    自分も今はね、瞬間芸でヒルクライムをやるけど、一番ホットなのは温泉ライダー。
    テレビの番組とかで芸能人の人がやっているみたいに、男連中で旅をして箱根行ったりね。そしてみんなで汗をかいて、着いてすぐ温泉入って、上がって乾杯して、美味しいもの食べて・・・。
    次の日またサイクリングしながら、星の王子さまミュージアム行って、おじさん4、5人が甘いもの食べて、帰って来てまたねっていう旅をしたり。
    でもその普通は無理でしょっていう長い距離を走破したり、そういう風に速く走るよりも楽しむっていうように変わってきているから。
    同じかなっていう気がしますね。


    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguu】までどうぞ!

    今週の一曲

    M  また明日 / JUJU  
        


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