文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2016年8月 7日

    8/6 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、そして自転車大好き!
    8月に入っても元気いっぱいな片山右京さんの登場です。

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    玉)日本時間では明日、日曜日にロードレースの競技です。

    右京)新城君(新城幸也選手)とか、内間君(内間康平選手)とかも普段仲良くしているから、頑張って欲しいなと思うね。

    玉)女子は与那嶺恵理選手が出場します。

    右京)内間君は大島の全日本選手権で優勝候補だったんだけど、転んじゃったの。だから心配で。だけど新城君は大腿骨骨折しちゃって。それを乗り越えてって言うよりも、ツール・ド・フランス完走しちゃってとか、本当はマジンガーZかって言いたいくらい。そしてコメント聞くと、「ツール・ド・フランスはオリンピックに向けてのいいステップになりました」って。カッコよすぎるよね。

    玉)それを聞くと応援する方も力入りますよね。

    右京)正直言うと、まだまだ世界の壁とかは高いし、リオのコースは酷いの。去年、プレ・オリンピックでうちの選手がナショナルチームからコースのチェックで行ってたんだけど、選手に聞いたらデコボコ、穴ぼこだらけ、山あり谷あり、溝あり、そして石畳あり。もうなんかお買い物競争とか障害物競争とか色々混ざっているみたい。

    玉)ロードレース競技って整備されたところばかりを走るんじゃないんですね。

    右京)日本人の感覚で言うと、あれだけスピードが出ているロードレースで、細いタイヤで走っているから、マウンテンバイクじゃないしねって思うでしょ。
    ところがヨーロッパのロードレースになると、例えばジロ・デ・イタリアなんかは砂利道もあったり、登り坂で22~23%あったりもあるし、それはすべてが試されるというか、僕たちが考えているような良い環境で、過保護って言っちゃおかしいけどね。
    でもそれで仮にパンクしようと落車しようと全部自己責任。パンクだけはチームで助ければいいけれど、それでメカトラブルが起きてもチームの責任だから、厳しいよ。

    玉)とにもかくにも日本人選手が活躍することを祈っています。



    今週のお便りコーナー

    川越市 RN「敬老親父マラソンマン」さん からのメール


    右京さん、玉ちゃん、おはようございます。
    先日番組で話をしていたランス・アームストロングの映画『疑惑のチャンピオン』観てきましたよ。
    自転車の凄い迫力の走りとあの山岳ロードの走行は半端じゃないと感じました。
    ただ、映画のようにランス選手たちがあのような血液ドーピングをしていたとしたらチームぐるみの失格とチャンピオンはく奪は免れないでしょうね。
    でも、映画の作品として観るのは非常に楽しめました。


    右京さんのお答え


    右京)最初に言っておくと、白か黒かで言ったら完全に黒だからダメです。でも時代で言うと、昔は誰でも頭が痛かったら薬飲むでしょ。だからすべての薬がダメじゃなくて、禁止薬物がダメで。そういうところから「じゃあこっちはいいんじゃないの」って時代がどんどん強くなろうって、どこかで線を引かないといけない時代があったと思うんだけど。
    でも僕が自転車を好きになってツール・ド・フランスとか観だしたときに、ランス・アームストロングはヒーローだったから。なんかうまく言えないけど、映画観ているときに訳が分からないけど、涙が出ちゃうの。映画館で一人で観に行ったんだけど、涙が出てきちゃって。裏切られた悔しさの涙でもないし、純粋に悪いことしてって思うのもあるんだけど、でも自分の中のヒーローって言うのは変わらないし、それが色々混ざっちゃって。
    でも結果的には事実で、すごいよくできた映画だけど、僕はちょっと残念だったのね。世の中の風潮が白か黒かで言ったら黒だから。アームストロングが癌から立ち直って、癌撲滅の研究する基金とかを世界中から集めて、ケガを乗り越えて、ヒーローになってって部分が全部なくなっちゃって。映画の中ではただの悪者になっちゃったの。その疑惑どころかチャンピオンもはく奪されてね。結果的に何も残らなかったから。
    だからそれを教訓に、癌撲滅だとか、社会に貢献できる形で何か残せなかったのかなとか。ヒーローの時代があったから、ただ攻撃するのは方法じゃないような気もするし。そういう難しい話を除いても、映画はよくできていたけどね。

    玉)それも含めて事実として残してほしかったというのがあったんですね。

    右京)ランスは可哀想だけど、これからは前を向いてクリーンにね。

    ※映画『疑惑のチャンピオン』の公開は8月20日(土)から川越スカラ座で上映されます。
    リオ五輪でも争点に挙がった「ドーピング」が大きくクローズアップされている作品となっております。


    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!


    今週の一曲

    M       ガラスのジェネレーション        /     佐野元春    
       



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