文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2017年2月13日

    2/11 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き!
    今週は、若い世代のために新たなトライを考えている片山右京さんの登場です。

     

    右京)この前ですね、TOYOTAのソフトボールチームのみんなとご飯食べに行ってきました。去年はチャンピオンになったレッドテリアーズっていうチーム。若い人たちの選手たちとも交流したいし、若い人たちをどうゆう風に育てているのか聞きたくて、名誉監督になった福田さんに話を伺いました。

    そしたら結構みんな自主性を尊重してるなって感じたね。うちはやり方がわからないから放任しているところがあって(笑)

     

    玉)自主性ですね(笑)

     

    右京)そう!自主性!でも僕は間違ってはいないなって思ってて。みんなは日々選択をしながら過ごしているけど、選べる選択肢と選べない選択肢があって、10年後の日本のスポーツを考えたら東京オリンピックもあるから、それに伴ってエリートで若い実業団のチームを作るし、先週言ってたみたいにストライダーに乗ってる子供たちを「チーム右京に入れ」って洗脳することも大事だけど、電動自転車みたいに今後、自転車が楽になってもその自転車はスポーツではないから、スポーツで学べる環境を作らないと日本人でツール・ド・フランス優勝する選手が出てこない。そしたらプロチームは作れないなって思う。

    今から言うことは結構問題がある発言かもしれないけど、実は自分で道具を作っちゃおうかなと思ってる。でもそうすると今作ってる人たち、スポンサーからしたら「何をしてるんだ。」「うちが作ったものを使わないで」っていうことになっちゃうんですよ。誤解を恐れずに言うならば自分たちは売るために作っているんじゃなくて、でも売らないと運営ができない。すごい説明が難しいけど目的は「いいものを安く作りたい」「若い人たちが乗れるチャンスを作りたい」って感じで、それを応援してくれている人たちが買ってくれたら、その資金で若い人のために使って長いこといい運営できる。

    スポンサーだけに頼っていたら、もしかしたら経営が傾いて実業団と同じようになくなってしまうかもしれない。自分たちで選手たちに続けていきなさいってやらないといけない。

    絶対に約束することはそこで出た利益には僕は1円も手を付けないってこと。そうやって理解してもらう。

    業界を攻撃されてると思われかねないからね。でも長い目で見ると自主性をそうやって育てたり、次の世代に残すスキームを組まないと業界的にはダメなんだなって思うね。

     

    玉)興味があっても手が出ないっていうよりも、できる場所がないっていう状態でチャンスまでたどり着かないのが今の状態と思います。

     

    右京)社会が色々荒れてて先行きがわからないからね。でも勝負の勝ち負けは僕らはどうでもいいの。TOYOTAの福田名誉監督も言っていたけど、「一生懸命やってほしい」。今監督になって思うけど、最終回の2アウトの時に1塁駆け抜けたほうが早いのはわかるけどへッドスライディングして欲しいの。一生懸命にさえやってくれれば次の大事なステップに行くから。それを踏まえてニュートラルに公平に見れるようにやりたいね。次のバトンを綺麗に繋げるには新しいトライもやっていかなくてはいけないのかなって思う。

     

    玉)右京さんの考えてらっしゃる物づくりは未来を考えての人づくりでもありますよね。

     

    右京)いつかは選手を降りることになりセカンドキャリアが始まるからね。次につなげることを大人になったら考えてるんだよって選手には言ってるね。

     

    玉)レースのことだけではなくて、「右京さんはなんでこんなことをやっているんだろう」ていう部分も見ていってほしいですね。

     

    右京)毎日自分の着ていく服みたいに色んなことを選んできているけど、自分の未来とか日本の未来を考えて選択してほしいかな。洗うんじゃないよ(笑)

     

    玉)言うかなって思いましたよ(笑)決断、判断、すごく難しいものですよね。

     

    右京)分かれ道に毎日当たりますからね。でも一生懸命にやったら必ず見てくれている人たちはいるから。

     

    玉)みなさんもぜひ見ていてくださいね。右京さんは今年は何回自転車に跨るんだろう?とかね。

     

    右京)それは次回に話しますね。

     

    玉)お!楽しみです。

     

     

    今週のお便りのコーナー

     

    さいたま市の男性 RN「運命の車輪」さんからのお便り

     

    タマちゃん、右京さん、おはようございます。

    ロードの選手がオフシーズンにマウンテンバイクに乗ると聞いたのですが、あれはトレーニングなんですか?

    僕は1年中、マウンテンバイクにスリックで山は走りません。

     

    右京さんのお答え

     

    右京)マウンテンバイクにスリックは面白いですね。

     

    玉)できるんですね。

     

    右京)一応できなくはないけど、抵抗が減るからクロスバイクのような使い方しているんだろうね。

     

    玉)ちなみに「スリックタイヤ」は溝がないタイヤのことですね。

     

    右京)設置面積が大きくなるからグリップが上がるの。なんとなくブロックがあったほうが引っかかるからグリップするような感覚があるけど、実はブロックは「ムービング」て言ってスピードが上がると動いちゃうからレーシングの車はツルツルのタイヤなんです。逆に言うとスタッドレスでスピード出すと水を飛ばすために細い溝があるから危ないんだよ。でもウェットでも強いのがヨコハマタイヤなんだよ。

     

    玉)ちゃんと要所要所にあったタイヤがありますからね。素人が大丈夫だろうと思って使用するのは危ないですから気を付けましょう。

     

    右京)この年になって本当にタイヤの勉強を始めているから今度じっくり話します。

     

    玉)ぜひお願いします!マウンテンバイクにオフシーズンに乗るのはトレーニングの為ですか?

     

    右京)そうだね。でも今はシクロクロスっていうトレーニングをオフシーズンにやっているからね。シーズンが始まるとロードにいくのが主流です。なんでこんな寒い中泥だらけになってやってるんだろうと思うけど、自転車乗らなきゃいけないし、砂の上走るから大変だし、マラソンもやるけど心拍がすごい上がるからオフの間に短時間で強度のトレーニングなんですよ。そのあと本格的な乗り込みを後でやるのよ。マウンテンバイク出身で世界チャンピオンもいるからね。

     

    玉)ぜひ気になる方は冬の間に乗ってみましょう。

     

     

     

    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!

     

    今週の一曲

      

    M   BE THE LIGHT  / ONE OK ROCK   

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