文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

最新の記事

    最新情報

    2017年2月26日

    2/25 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き!
    今週は、広島に取材に行ってきた話をしてくれる片山右京さんの登場です。


    右京)おはようございます。

     

    玉)おはようございます。筋肉痛は治りましたか?

     

    右京)筋肉痛の上に筋肉痛を重ねると筋肉痛は起きないという理論を発明しました。

     

    玉)え??筋肉をいじめた方がいいということですか?

     

    右京)はい。筋肉痛は休むと倍返しで来るんですよ。でもこれは結構高度な荒技なのでハートが強い人だけにお勧めです。30分とか1時間集中すれば、熱だろうと家庭の事情だろうと忘れることができるので、僕は何も問題なく元気です。でもこの方法はあんまり推奨できないので良い子は真似をしないでください(笑)

     

    玉)それと個人差がありますよね(笑)

     

    右京)個人差はありますね。決して病は気からじゃないですから、病だったり物理的に痛い場合はちゃんと病院に行ってください。本当に痛みと戦っている人たちから手紙をもらったりするから、軽薄に言っているわけじゃないんだけど、いまちょっと悩んでいる人たちは自分の気持ちで乗り越えることができるっていう事も忘れないでほしいですね。

     

    玉)そういうトライもしてみてほしいですしね。

     

    右京)そう。がんばれってね。

    話が飛ぶんだけど。この前、車の取材で広島に行ってきました。広島のメーカーって今までスカイアクティブとか頑張ってる程度にしか思ってなかったのよ。でもあの会社は何度もつぶれかけていたのに何で生き残ってこれたのか。それは「広島」にあるからなんですよ。

    それは、原爆の時にマツダを作った重次郎さんがたまたま床屋さんに行ってて、順番が混んでたんだけど、たまたま順番を先に代わってもらったんだって。先に髪を切れた重次郎さんは爆心地から離れることができた。多くの方が大変なことにになっていたけど、重次郎さんの工場は山を越えたところにあったから被害を免れて、工場を開放したり、目の前に病院を作ったりしたのね。

    それで広島の人たちは恩返しにマツダの車に乗る。そういう歴史背景もあるのね。

    そこからオリジナルを求めてデザインとか技術をやってきたら世界に出ていく車を作るようになった。

    取材をさせてもらったら、当たり前でみんな知っていることかもしれないけど、勉強や取材でこういうこと知れるのは良かったなって思う。僕たちが自転車で世界を目指していくうえで、たんにプロダクツとか工業製品的なことをやってもダメだし、夢とか地域のいろんな人たちに支えてもらったり日本のことを考えたりと同じようにね。オリジナリティとかいい物を求めていけば、僕らみたいに小さい組織でも世界を目指せるんだって勇気をもらったね。


    玉)右京さんといえば車はもちろんですけど、その右京さんが今このタイミングでまだ車についての取材で新たな気持ちで学べることがあるんだなって、素朴に思いますね。

     

    右京)よくフェイスブックなんかにも書いてあるんだけど、「愚か者は経験で学び、賢者は歴史で学ぶ」っていう言葉があるんだけど、人間だからやっぱり繰り返しちゃうじゃない?でもそれを避けて通るために知識であったり技術を磨けば自分たちが弱くはならないから、勉強は一生必要だと思うね。タイヤなんかもこんだけ車に関わってきたのに全然知らなかったしね。何が違うのかワインのソムリエみたいに説明ができないのよ。タイヤのどこが違うのかは体験しないと説明できないから、再現性あるようなテストの状況を作って、ちゃんとした公平な目でやるからこそ、「氷板の上でのブレーキングが全然違うんです」って言えるし最終的に何が大事かと言うと、ただ走れるだけの物じゃなく、開発した良いものにはやはりお金がかかってしまうんです。仕方ないけど大事な事があるんですよって実感しないと言えないからね。トリプルピラミッドっていう氷が融けた水を吸水するための新しい構造をやってるとかは、ショップに行って聞けば図とかあってわかりやすくなっているからね。

    このまえドリフトとかやってるうちのドライバーがすり減りが激しいから安いタイヤを買ってたのね。10本で送料込みで4万円とかの。べトナムの方には悪いけど、そういうベトナム製のタイヤで公道で走るのはやっぱり危ないですよね。日本のメーカーがしっかり開発しているタイヤは安心感がある。理由はしっかりお金をかけて開発しているから。そこを信じてほしいよね。

     

    玉)自分たちがなんでそのタイヤが欲しいのかをちゃんと知っておくべきだし、お店の人に伝えられるようにしておかなければなりませんよね。ただ「雪のためにスタッドレスが欲しいです」じゃなくて、降る雪にはいろいろな種類があるから、どういう場所で降る雪の為のタイヤとかは本来は消費者も知っておかないといけないですよね。

     

    右京)タイヤっていうのは国の指定している「重要保安部品」だから、全部地面についているのはタイヤだけなのでそこをなめて考えちゃダメですね。

     

    玉)自転車ももちろん軽んじてはいけませんよ。

     

     

    今週のお便りのコーナー

     

    所沢市の直子さんからのお便り

     

    おはようございます。

    実は先日、自転車保険の付いた傷害保険に入り直しました。

    右京さんは、電動アシスト自転車の可能性の話をしていましたが、

    私の叔母は85歳になりますが、いまだに自転車に乗っています。

    今は元気ですが、私は「いつまで乗れるのかな?」と

    不安な気持ちがよぎります。

     


    右京さんのお答え

     

    右京)凄いですね85歳。90歳でもう一度エベレストに登る三浦雄一郎さんみたいだね。

     

    玉)自転車に乗っている時間がお好きなんでしょうしね。

     

    右京)自転車が電動アシストで長距離を走れるし、チョイノリではなくモーダルシェアっていう移動手段として自転車が真ん中に来れば環境にもいいからね。ジャイロ付きの倒れない自転車とか漫画みたいな技術の革新が起こるから90歳でも倒れない自転車もあり得るかもしれません。

     

    玉)でもその使い方もきちんと学んでいかなければならないですね。そこを切り離せないし、傷害保険のことでも自転車の乗り方とか考えたうえで入りなおされたと思うので正しい自転車との付き合い方ですよね。

     

    右京)何やっても100%はないし、リスクもあるからそういう為の保険っていう考え方をしとかないといけないから、万が一の時に役に立つものはいっぱいあるからね。

     

    玉)心の保険にもなりますからね。入っているから大丈夫。こういう物に入らないといけない物に乗っているから気をつけようって思えるかもしれないですからね。

     

    右京)人の役に立つとか、必要にされているとかかつ環境に負荷をかけないとか、いろんなものが愛で包まれているっていうのはオーバーかもしれないけど、そういう物で地球が満たされていけばいいよね僕も負けない様に100歳まで自転車を漕ぎます。

     

    玉)今日も自転車乗りますか?


    右京)もちろん乗ります。

     

     

     

    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!

     

    今週の一曲

      

    M   GOOD GOODBYE  / ONE OK ROCK   

    « 俺のうどん 俺のそば | メインに戻る | 3月突入! »

    ページトップへ