文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2017年7月 2日

    7/1 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
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    右京)おはようございます。


    玉)おはようございます。夢を持って、夢をかなえる事の大切さ、チャレンジすることの大切さをお届けしていきます。


    右京)今月から3週目以降、チャレンジしたり夢をかなえてきた人たちをゲストに呼んでいきますね。


    玉)ゲストトークですね。


    右京)この「Radio Koguuu!」も進化していきますからね。そんな夢をかなえた中の一人でうちのキャプテン畑中が青森の日本選手権で優勝してね。


    玉)畑中勇介選手!青森県階上町(はしかみちょう)で開催された「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」で、チーム右京のチームキャプテン、畑中勇介選手が念願の初優勝を飾りました。


    右京)そうなんです。チームのリリースですぐに出したんですけど、誤字で「無念の初優勝」と書いてあって色んな人からツッコミが入りました(笑)


    玉)悲願のですね(笑)


    右京)僕は彼と凄い古くて、絶対にいつ勝ってもおかしくない選手だった。突風で他の選手が煽られてぶつかって転んでしまったりとかで運がね。それで結果を出せなくて、ジャパンプロツアーとかは3回も年間タイトルは獲ってるのに、これだけが勝てないって言っていた。


    玉)なるほど「全日本」だけはって感じですね。


    右京)だから本当の意味で「悲願」だったし、ゴールした後も座り込んで、小学生みたく顔の汗を拭きながら「勝てました!勝った!勝った!」って泣きながらしゃっくりする勢いで言ってるからこっちにも伝わる物があった。しかも当日は娘さんの誕生日だったの。


    玉)すばらしいドラマチックですね!


    右京)お父さんとしては最高のプレゼントをできたよね。でも「やりました!」って歓喜の言葉を言った後のちゃんとした最初の言葉が「おれすごくないですか?」だったの。


    玉)かわいいじゃないですか(笑)



    右京)たしかに「凄い」ってなったけど、ん?あれ?とも思わされたからね(笑)


    玉)監督としては一言言っておかなくてはいけないと(笑)


    右京)でも彼のキャラではあるけどもね(笑)凄いのも本当だし、自転車は一人では勝てないからね。スタートすぐに去年のチャンピオンが大怪我する落車事故があったりして、素直に手放しで「よかった」というより心配な部分があるしね。でもみんながアタック合戦をしている中で、チーム全員がしっかりやってくれた。「チームUKYOなんてツアー・オブ・ジャパン勝っても、外国人が勝ってるだけで日本人は強くないじゃん」と言われているんだけど、みんな一緒に走ってレベルが上がっていることを見せればいい。ただ結果は時の運だから勝てるか負けるかはわからないから「楽しんでやりな」としか言うことがなかった。毎年全日本があちこちで行われてそのレースは応援にも言っているんだけど、青森ではゆっくりできなくて十和田湖にも行けなかったな。


    玉)なんの愚痴ですか?


    右京)観光できなかった(笑)


    玉)それが愚痴ですか(笑)
    畑中選手が正式にコメントされていて、ちゃんと言ってました。
    「チームメイトが動いてくれたお陰で追走との差を開くことが出来ました。やっと欲しかった日本一のタイトルが取れて本当に良かった。ありがとうございます。」


    右京)本当に最後の30キロ以上1人で逃げた時は、飛び出した時「あっ!まだ早い!オスカルの時と一緒だ!」みたいにこんな時に行ったらダメだと思ったけど、周りの選手は「畑中選手の実力を舐めてました」みたいに、畑中君がこの時のために絞ってきてたからね。


    玉)素晴らしかったです。


    右京)また次のレースからは彼は日本代表の日の丸ジャージで走ります。


    玉)あらためましておめでとうございます!初優勝!チームUKYOのFacebookとかでも写真や動画がございますのでよかったら見てみてください。


    右京)あれ僕が撮ったんですよ。それをそのままスクリーンショットでやったら、バッテリー残量とかが出てるは素人丸出しの編集でした(笑)


    玉)編集しないでやったんですね(笑)「やったー!」の瞬間もありますのでぜひ!



     
    今週のお便りのコーナー


    伊勢原市の男性 RN「甘海老王子」さんからのお便り


    右京さん、おはようございます。
    右京さん、6月3日、海老名文化会館に行きましたよ。自転車の話は非常に勉強になりました。




    右京さんのお答え


    玉)海老名環境フェスティバルのことですね。


    右京)そうですね。「片山右京が語る環境問題」という普通ではあまり無いタイトルでお話を頂いて、専門家でもないし有識者でもない中で「素直に正直に僕が感じてきたことをお話していいですか?」と言ったら「ぜひ!」ということだったので行かせていただきました。
    たとえば山登りをしていて本当だったら雪が降る所で雨が降ってきたり、子供たちが夏休みで書くように北極や南極の氷が割れそうで、すぐではないけど溶けたら海面が10㎝上がることがわかってたりね。そうすると台風がどれくらい巨大化するかとかをスーパーコンピューターがシュミレーションしている中でみんなが考えなきゃいけない。そういう提案の中に自転車っていうのはモビリティとしては最小限のエネルギーで、原始的で健康にもいいし環境にもいいということで皆さんの前で自転車の話もさせていただきました。

     
    玉)日本はどうしても若い方も含めて現状を見る視点がちょっと小さくなってきているという話ですからね。


    右京)でもしょうがないのかもしれない。自分たちも親になったり、歳をとった時にやっと振り返ってみて、小さい子ども達に歩かせる道とか、渡せるものを想像して責任感が感じるのは50歳位を過ぎてからじゃないと持てないのかなと反省もしていますね。


    玉)その反省の気持ちを持ってどう伝えていくか、残していくかということですね。そういう風な場所が増えていますよね右京さんは。


    右京)ますます「おじいちゃん化」しているというか、自分が先輩たちを見た時に、責任ある言葉でそういう姿勢をたくさん見せてくれた爺さんたちがいたから、自分もそうやって歳を重ねながらブレないでやっていかなきゃなと思うんですけどまだおっちょこちょいです(笑)


    玉)右京さんはそういうじいちゃんになるチャレンジをしているんですね。右京さんにとっては「環境問題について語ってください」もチャレンジですよね(笑)


    右京)そうだね(笑)
    この前小学生の日本チャンピオンとカートで競争する企画があったんだけど、タイムはコンマ2秒しか変わらないんだけど、レースになると(体重差で)ボコボコにやられるわけなんですよ。それで家に帰ったら奥さんに「勝った?またなんか貰えた?」みたく安易に聞いてくるわけですよ。


    玉)無邪気ですね(笑)


    右京)そうすると50歳も半ばにきているから、「そろそろ許してくれよ俺を」という感じになってきて。どこかのディズニー映画みたいに「いつまで走り続けなきゃいけないんだ」ていう状態になってるの(笑)


    玉)カーズこの夏公開!さすがですね右京さん(笑)


    右京)でもそれを言ったら「ちがうの。若い時からずっと横にいて応援してるファン1号として信じているの」て言われたから、「じゃわかった。あきらめないでもう一回小学生やっつけてくる!」って言った(笑)


    玉)もう一回(笑)右京さんはチャレンジを続けていますね!







    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!




    今週の一曲 

    M  さよならCOLOR   /  小泉今日子      

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