文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2017年8月19日

    8/19 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。

     
    右京)おはようございます。ついに来ましたねこの時が。


    玉)おはようございます。今週と来週は2週にわたってゲストに来ていただきます。そして今月のゲストは?


    右京)大林素子さんです!
     
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    大林)よろしくお願いいたします。「ついに来た!」ってなんなんですか?(笑)


    玉)いらっしゃいませ!失礼かもしれませんが、「Koguuu!」が始まって以来度々、大林さんの話題がネタとして出ているんですよ(笑)


    右京)正直緊張しております!大林さんと仲良すぎるから失礼なこと言いすぎて「ネタにしているらしいじゃないか」って言われると思ってたの。


    玉)バレているんじゃないかって心配してましたね(笑)度々大林さんの名前を使って色々な話をしているから怒られるんじゃないかって言ってましたね。


    右京)そもそも大林さんとは、98年に大林さんが引退後に初めての仕事で僕とご一緒したのが始まりなの。


    玉)引退後に初めて一緒に仕事したんですね!


    右京)F-1のイタリアGPに来てくれたの。そこで知り合った後「みんなで一緒にご飯に行こう!」という感じになって、六本木で待ち合わせしていたんだけど、大林さんがなかなか来なくて待っていたら、東京タワーの方から大林さんがズン!ズン!ズン!って来たの。


    大林)ゴジラのテーマに乗せてですか(笑)


    玉)出た(笑)こういう感じで喋っています。


    右京)それで僕は大林さんの肩に乗って耳につかまってご飯に行きました。そのあとはお台場に等身大のガンダムを見に行ったら、大林さんが「あれ?ガンダムいないよ」と言っていたら、大林さんがガンダムを踏んでいたの(笑)


    玉)大林さん本当にすみません!こういう感じでおっしゃり続けるんですよ右京さんは(笑)


    大林)ラジオでもこうやって喋っているんですね(笑)でも嬉しいです!


    玉)え!?何でですか?


    大林)本当に私にとって片山右京は神のような存在なんです。初めてキャスターの仕事で右京さんを見てしまったから、全世界のアスリートで片山右京を超える人はいないと思っています。


    右京)擦り込みです。


    玉)卵から出たひよこの感覚ですか(笑)


    右京)大林さんは本当にうぶだからね。


    大林)右京さんが色々ないい言葉を話していたし、右京さんがちょうど引退されるときで、近くで聞いていたので自分の講演会で右京さんの話は出しています。


    右京)まさかゴルフのカップに落っこちたとかの小さい話じゃないよね(笑)


    大林)違いますよ(笑)右京さんはF1時代レースに向かうときにご家族の方に向けて「お父さんはもしかしたらこれで帰ってこれないかもしれないから、しっかり生きていくんだよ」みたいな話をしているのを聞いた瞬間、私たちの現役時代の魂はなんて甘っちょろいんだろう、そうじゃなきゃダメなんだって痛感しましたね。それを引退後に聞いたのでますます神になりましたね。


    玉)モータースポーツというものを目の当たりにしたわけですね。


    右京)今、急に自分が恥ずかしくなってきました。


    大林)右京さん超かっこ良かったんですよ。


    右京)もうホリプロの大林さんのプロフィール欄の「身長」部分が「体長」ってなっているなんて言わないです。


    大林)本当ですか!?知らなかった!


    右京)嘘です(笑)


    玉)本当にこういう事ばっかり言うんですよ(笑)右京さんなにごそごそしてるんですか?
    携帯の電源は切ってくださいよ(笑)


    右京)ごめんなさい。本番中に携帯いじるなんてすごいな俺(笑)


    玉)でも大林さんがゲストに来ていただけることが決まって本当に楽しみでした。


    大林)とんでもないです!私も嬉しいですよ。


    右京)今日、大林さんからお墨付きをいただいたので、Facebookで色々載せていきます。


    玉)まだあるんですね(笑)
    アスリートという大きなくくりで見たときに、バレーボールの世界とモータースポーツのようなジャンルが違っても共通することってありますか?


    大林)モータースポーツ界を知ってからは私たちは甘いなと思うことばかりです。


    右京)でも大林さんはこうやって謙遜しているけど、オリンピックには3回も出てますからね。そういうアスリートとしてやっている中で辞めたくなるような事もあったでしょ?


    玉)そうですよ。甘いはずはないですよ。


    大林)私の場合はバレーボールを始めたきっかけが純粋にバレーボールが好きだからというわけではないんですよ。
    元々はアイドルになりたかったんです。


    玉)有名な話ですよね(笑)


    右京)せっかく人がいい話しにしようとしたのに笑いを入れてくるね(笑)


    大林)本当にアイドルになりたかったんですけど背が大きすぎたんですよ。幼稚園から身長が大きくてトップでした。「ジャイアント素子」とか「デカ林」とか呼ばれてました。東京タワーも言われましたよ(笑)


    右京)自分から言っちゃうんだね(笑)


    大林)それで小学校6年生の時に170センチ位あって、学校で「デカい」と言われてちょっとしたイジメみたいにあってしまって、気が小さいタイプだったので少し引きこもりになってしまったんですよ。でもその時に「アタックNo.1」を観て「バレーボールは背が高い方が有利なんだ。じゃあ私はオリンピックに出て見返そう!」と思ってたので、好きとかのキラキラしたスタートではなかったですね。


    玉)ある意味コンプレックスが原動力になることもありますよね。


    右京)すごいわかる!俺の場合は正反対だったから絶対見返してやるって思ってたもん。そういうのはスポーツで大事だもんね。


    大林)逃げ場がないから絶対に誰よりも頑張りますよね。私も始めたときは辛くてサボっていたこともよくあったんですけど、でも結局試合に出れないのは嫌だし恥ずかしいから頑張ろうと思いましたね。心の中には「いつか!」っていう復讐の気持ちだけで17年間やってましたね(笑)


    右京)もちろんその気持ちだけじゃないでしょう(笑)日本の絶対的エースでバレーボールの世界を引っ張ってきて、今でもバレーボールとなるとどうしても大林さんがシンボルみたいな感じはするよね。


    大林)テレビで解説をやらせていただいているので、なんとなく男は川合俊一さん、女は私みたいにありがたくお仕事はいただいていますね。


    右京)89年のワールドカップの前に靭帯をやってしまったり、故障してしまったりして出れなかったときに、エースアタッカーとして周りのみんなに迷惑をかけてしまったとかの気持ちは自分の中でどうやって気持ちを持ち続けましたか。


    大林)私もありがたいことに、全日本に入ってからは試合に出ないでベンチで見守るということがほとんどなかったので凄く嫌でしたね。だからバレーをできない期間はなるべくバレーを見ないようにしていました。悔しいし辛くなってしまうので、野球中継とか深夜のエアロビ大会とかを見て、他のスポーツで頑張っている人を見てエネルギーをもらっていました。それで泣いちゃったりして「なんでこんなに感動するの?私ももう一回頑張ろう!」って感じたりして気持ちを保っていました。


    右京)そういう忘れ方もあるんだね。


    玉)同じバレーではないものを見て保つ方法もあるんですね。


    大林)バレーだと練習時間長いし、朝から晩までコートの中なので私は離れたかったですね。


    右京)そんだけ一生懸命やっているから辛くてそういう方法になるんだね。そんなに好きで打ち込んで、最初はコンプレックスだったかもしれないけど好きになったスポーツを引退するというのはどんな気持ちで決めたの?そういえば真面目に聞いたことなかったな。


    大林)そうですね。結局オリンピックに2回出て、4位と5位でメダル獲れなかったんですよ。でも日本では1番で敵は特にいなくて、このままいたらオリンピックに出てもメダル獲れないと思ったときに、プロになって海外に挑戦してもう一回最後のチャンスをつかもうと思って出てたので、92年のバルセロナオリンピックが終わった時に次のオリンピックが最後だなと何となく決めてましたね。4年スパンで私たちは生活していたので、自然とアトランタオリンピックが最後。29歳だったし膝の怪我もあったりしたし、これ以上はベストパフォーマンス出せないなと思ったので引退は先に決まりましたね。


    右京)聞いててちょっと似ているところがあって思い出すところありますね。身長が大きいか小さいかの差だけで凄い似ているなと(笑)


    玉)おそらくお二方とも選手として最終的に一番何を求めることかというと、それはトップを獲ることであったということですよね。それができないのであれば別の形でバレーボールなりモータースポーツに関わっていこうという道を選んだということですよね。


    右京)そう!本当はそれが言いたかった。今自分を支えているのは、その時にアスリートをしていたから学んでいたこととか、それを伝えたいから今があるんだよね。


    玉)大林さんにもぜひ来週は「その後」バレーボールの選手を引退した後のご自身の人生でチャレンジして来られたのか。今現在もきっとチャレンジをしている最中ではないかと思われますのでその辺の話をぜひ聞きたいです。


    右京)そうですね。面白い話ばっかりじゃなくてね。


    玉)いい話していますよ(笑)めちゃくちゃいい話でしたからね。


    大林)私が驚いたのは右京さんが「右京ノート」みたいな取材ノートを持っていることです(笑)


    玉)そうなんですよ。ちゃんと真面目なんですよ(笑)


    大林)ファンの皆さん右京さん凄いですよ。


    玉)ちなみにこのコーナーではゲストの皆さんにリクエストの曲を選んでいただいているんですけど、今回は「ケツメイシ」ということで理由はどうしてでしょうか。


    大林)「はじまりの予感」という新曲なんですけど、ミュージックビデオに出演させていただきまして、本当に夢のような時間でした。


    右京)皆さんシンゴジラじゃないですからね。噂によると大林さんが中に入ってたとか。


    大林)それオファーが来なかったやつですよ(笑)進撃の巨人も来なかったんですよ。なんででしょう?


    右京)それ自分でネタにしちゃだめだよ(笑)



     
    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
     

    今週の一曲 

    M  はじまりの予感   /  ケツメイシ      

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