番組紹介
土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
最新情報
2017年9月18日
9/16 Radio Koguuu! レポート!
レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
右京)おはようございます。
玉)おはようございます。今週もよろしくお願いいたします。
右京)毎週、毎週朝一に僕のくだらない話を聞いてもらって申し訳ないですが、月の真ん中からはアスリートの方の為になる話が聞けますからね。
玉)くだらないなんてとんでもないですよ。今週はプロサーファーの水野亜彩子さんに来ていただきました。よろしくお願いいたします。
水野)よろしくお願いします。
右京)よろしくお願いします。本当に綺麗ですよね。
玉)ご本人に一番振りにくいお話ですよね(笑)「綺麗ですよね?」って言われても困るでしょう。「はい」とも言えないしね(笑)
右京)「よく言われます」くらいに言っておけばいいんじゃないの(笑)
水野)そんなこと言えないです(笑)
玉)私くらいになると「ありがとうございます!!!」くらいに言いますね。これは多分年齢の差です(笑)
右京)そうなんだ(笑)単純なおっさんの馬鹿な感じで言っちゃったけど、さっきたまたまエレベーターでお会いしてモデルさんかと思ったよ。
玉)「美人すぎるプロサーファー」として活躍されていて、インスタグラマーとしても大人気ですからね。
水野)全然です(笑)ありがとうございます。
玉)今日もおしゃれで、オフショルダーのシャツです。右京さんオフショルダーっていうんですよ。知ってましたか?
右京)そういう難しい英語は使わないでください(笑)
玉)プロサーファーと言えばチームUKYOとして右京さんもプロサーファーを応援されていますよね。
右京)たまたま番組で知り合う機会があったの。言い方悪いけどサッカーとか野球に比べてマイナーな競技で、オリンピックの種目にもなっているのにまだまだ企業のサポートはほとんどないし、海外で転戦をすると飛行機代も自分らで仕事しながら出さなきゃいけない。オリンピックの競技になるから進歩しているかと思ったら、そうとは言えないですからね。
玉)そういう話も実際に戦っている方に聞けるわけですから、よろしくお願いいたします。
まだ24歳。ですがプロ歴10年です。
右京)えっ!凄い難しい数学の話になってきた(笑)
玉)10年目になるわけですよね。
水野)15歳の時にプロの資格を取ったので、今年で10年目ですね。
右京)車の免許もないし、どこで練習されていたんですか?
水野)家が鵠沼海岸の近くだったので、歩いて行ったり、自転車に乗って行ったりですね。試合の時は先輩に連れて行ってもらっていました。
玉)何歳くらいから波の上にいたんですか?
水野)小学校5年生くらいなので11歳くらいですね。
玉)そこから3~4年ほどでプロの資格を取られたんですね。
水野)そうですね。ずっと学校の前後に走ったり、海に入ったりしていました。
玉)前後ということは学校の前にも練習されていたんですか?
水野)そうです。朝も日の出のタイミングで朝練していました。夏だと4時半とかで明るいので朝練していました。
右京)サーフィンのようなおしゃれなスポーツで朝練があるとは。
水野)走って、波を見てよかったら海に入って、そのあと学校に行ってました。
玉)凄い!そんな小学生、中学生だったんですね。
右京)まだ頭の中がこんがらがっています。怒らないで聞いてね。どっちかっていうとサーフィンは、人生で社会に適合しなくて・・・
玉)よくそんなこと言えますね(笑)
右京)これは完全に僕の偏見だからね(笑)都会の生活に疲れて、自然の中でやっているイメージだから、バリバリに競技で「優勝するんだ!」っていうのがくっつかないのよね。
玉)確かにゆったりとしているイメージかもしれないですね。私もそうなんですけど、サーフィンを全く知らない方からすれば、競技となると何を競っているんだろうと思いますからね。
水野)そうですね。ライフスタイルの一部というイメージのほうが強いですね。だから「試合はどうやって結果が決まるの?」ってよく聞かれます。技術点と芸術点があって、フィギュアスケートに近い部分があるんですけど、フィギュアスケートと違うところは同じ波が来るわけではないので、いい波に乗るのも自分のテクニックですからそこが違うかもしれません。
玉)波の見極めということですね。
右京)そしたら運もあるってことだ。極端に波がない時だってあるもんね。時間も限られているんですか?
水野)やっぱり運もありますね。制限時間はだいたい20分位あります。
玉)じゃあその20分の中で「この波に決めた」っと思ったときに行くってことですよね。
水野)そうです。試合の1時間前とかに波を見てここって決めていても潮の満ち引きでいきなり自分のタイミングで波が来なくなってしまうこともよくありますね。その臨機応変なところがサーフィンは面白いですね。
右京)ゴルフだって前半は晴れて風もなくいい結果が出ても、後半になってゲリラ豪雨で雨降って結果変わっちゃうってことありえるからね。
玉)レースもそうですよね。
右京)波なんてもっと読めないものだからね。そういう時ってどうするの?
玉)その日が競技の日なのに結局できませんでした。ということもあるんですか?
水野)プロもアマチュアも基本的に試合の期間は決まっていて、大体毎日試合をこなさないと期間内に終わらないのでどんなに波が小さくても、どんなに波が大きくても基本的に乗りますね。
右京)小さくても大きくても乗るのが基本的な技術なわけですね。
水野)選手によっては、波が小さそうな地域での大会だと体重を落としてなるべく軽くしていくということもありますね。
右京)体重もあるんだ。軽ければ浮いていられるもんね。
玉)どっちが有利なんですか?水野さんは間違いなく軽いほうに入ると思うんですけど、不利になる、有利になるは簡単には決められないですかね。
水野)その時の波によりますかね。サーフボードも自分の体重に合わせて作っているので、そこでその体重で大きい波に対応できる板、小さい波に対応できる板をみんな何本か持っていてチョイスしていますね。
玉)そんなに細かいんですね。ちょっと小脇に1本抱えて向かっているイメージだったのですいません。なんかめちゃくちゃ失礼な入り方してしまいました!
右京)無知すぎたね(笑)すいませんでした!
玉)正直水野さんから見て、日本における認知度は低いと感じますか?
水野)オリンピックが決まったりして「サーフィン」というのはテレビとかでも名前を聞くようになったんですけど、試合としての基準はなかなか理解してもらう機会が少ないので、その認知度はまだ低いのかなと思いますね。
玉)これはいい機会ですね。今回来ていただいたことで、来週再来週とまだ2週あるので、皆さんに「プロサーファーの世界」というのをしっかり知っていただきたいですね。
右京)東京オリンピックに向かって、頑張っている人がいっぱいいますからね。自転車も含めてね。
玉)これは1週目に聞きたいんですけど、東京オリンピックに出るための選手の選考基準とかはもう決まっているんですか?
水野)一応今のところはまだ決まっていなくて、決まれば公表されるんですけどまだたぶん進展はないみたいですね。
玉)この時点でその話というのはモヤモヤしますね。
水野)そうですね。早く決まってもらえればそのほうがいいんですけど、前例がないのでやっぱり難しいと思いますね。変な話タイムとかとは違うので、そこの波でいい結果が出ても、開催地でいい波が来て結果が残せるとは限らないですからね。必ずしもうまい選手が勝つスポーツではないと思うので、そこに対してオリンピックに出れる選手を決めるのは結構難しいかもしれないですね。
玉)そうか。今月水野さんに色々教えていただいて、私と右京さんとリスナーの皆さんはサーフィンの世界をちょっと知りましょう。
右京)これからボード買って湘南に行こうかな。高校生の頃は「丘サーファー」と呼ばれたことはあるんだけどね。
玉)右京さんはどちらかというと丘じゃなくて山ですからね(笑)
右京)ネットではサーフィンしているんだけどね。
玉)せっかくですので水野さんに曲を選んでいただきたいのでお願いします。
水野)この曲は地元の人が歌っている曲で、地元の人だと自分も頑張ろうという気にもなりますしテンションも上がりますね。
玉)乗る前に聞く曲ですね。水野さんどうもありがとうございました。来週もよろしくお願いいたします。
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
今週の一曲
M EVERYONE D. / DINARY DELTA FORCE
