文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2017年9月23日

    「読書は本当に必要?」

    9月も後半になって秋の気配が感じられるようになりました。
    「秋といえば読書」ということで、今日のハピリーは読書についての特集です!

    20170923ハピリー電光時計.jpg

    その前に、まずは宮川先生のハピリーくらしっくから♬
    来年の2月18日に開催される「2018 宮川彬良祭り」の最新情報です!

    20170923ハピリー宮川先生.jpg

    「2018 宮川彬良祭り」は、なんと浜松で開催!
    落語ありミュージカルありのバラエティ豊かな内容を考えているそうです。
    井上芳雄さんなど豪華ゲストが続々と出演決定しているので、皆さん行くしかないですよ〜!
    チケット販売が11月12日から始まるので皆さん是非!


    そして今日の番組のテーマは「読書って本当に必要ですか?」
    ハピリー新スタッフ・ヨッシーのこの一言から始まったこの企画ですが、リスナーの皆さんから賛否の声をたくさんいただきました。
    全体を見てみると、本を読む人と読まない人ではっきり分かれているなという印象です。

    8時台にお迎えしたのは、書評家の豊崎由美さん。
    小説を読まない人が今多いことについて率直な感想を聞いてみました。

    20170923ハピリー豊崎さん.JPG

    豊崎さん曰く、小説に魅力を感じない理由は、「本当に面白い一冊にまだ出会っていないから」
    今はその面白さが分からない本でも、年月が経った時にその本当の面白さに気づくこともあるそう。
    皆さん、買った小説は面白くなくても売らずに保管しておきましょう!
    その時に付箋などで読んだ日付を書いて貼っておいて、またしばらくしてからトライしてみるのもいいかもしれません。
    そして時には「本に自分が選ばれる」こともあるそうですよ!

    放送の中ではお伝えできませんでしたが、豊崎さんが自信を持ってオススメする傑作小説は「すべての見えない光」(著者・アンソニー・ドーア)だそうです。興味のある方はそちらも是非!


    9時台には、本と人が出会うサービスを提供する「ホンシェルジュ」を運営する東海林真之さんにお越しいただきました。

    20170923ハピリー東海林さん.jpg

    東海林さん曰く、本を面白くないと言う人は「面白い本に出会っていないだけ」
    豊崎さんと同じ考えでした!
    しかもそれはその人の責任ではなくて、本が多すぎることが原因とのこと。
    新刊本は年間8万冊、1日に換算するとなんと300冊も出版されているそうです!

    東海林さんの考える小説の最大の魅力は「人の内面の考え」を知ることができること。
    たしかに、他人の心の奥底にある本音なんてなかなか聞けないですもんね。
    本を読めば色々なことが疑似体験できて、コストパフォーマンスがいいというのも納得です。

    放送が終わる頃には、ハピリースタッフ・ヨッシーも「ホンシェルジュでまずは一冊選んでみようと思います」と言っていました。
    (渋々な感じはありましたが...)

    来週のハピリーは、「財テク・入門編」をお送りします!
    玉川さんのように全く知らない人でも楽しめる内容なので、皆さん来週もお聴き逃しなく!

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