文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2017年9月 2日

    9/2 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。

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    右京)おはようございます。


    玉)おはようございます。夏休み終わって9月になりました。右京さんには夏休みなかったと思いますけど。


    右京)ところが今年は夏休みが取れたんですよ。


    玉)いつの間に。


    右京)仕事の合間をぬって、シンガポールで家族と合流しました。F-1では何回も行っているんだけど、遊びで行ったのは初めてだったから植物園に行ったりナイトサファリに行ってきました。でも世界中がホリデイだったから凄い人だったの。


    玉)そうか!


    右京)オーバーな表現じゃなくて、人数制限されてたから最初に3時間待たされて、ゲートの前で2時間待たされ、中に入ってから1時間待たされました。


    玉)右京さんそこで半日使っちゃってますね。


    右京)本当に夜中よ。でもね凄い楽しかったですよ。


    玉)そうですか!中々ない機会ですもんね。


    右京)しみったれた話だけど、子供が大きくなってそういう場所で並ぶというのは普通だったら嫌じゃない?でも僕からすると多分2度とない機会だからね。たぶん子供が小さいころにテーマパークで並んだのを思い出すエモーショナルな感覚で、もっと忙しくなるだろうから「これが最後だろうな」と思いつつね。みんな自分の道や夢を持って進んでいくから、そういう時間は大切だなと。その時に色々話せたしね。


    玉)大人になってから並んでいると話の濃さが違いますよね。


    右京)僕が遊んでいる頃、チームは日本のチームで初めて中国のレースに招待されて日本の代表として行ってました。


    玉)中国青海省ですね。


    右京)2週間以上と長いし、毎日中華料理で、空気が薄いところだからね。毎日レポートで「今日はどうでしたか?」と聞いていたんですけど、最初の頃は「いい所みせて勝ったよ」とかだったんだけど、段々みんな食べ物に飽きたり、空気が薄くて高山病になったりレースにならなかったの。


    玉)過酷だったんですね。


    右京)普段僕らが行かないような、標高4000メートル近いところで生活してレースしているわけだから自転車は過酷なスポーツですよ。


    玉)過酷ですよ。7月16日~29日までの2週間ですから。


    右京)今までスポーツの世界では西側と東側が政治的な理由でオリンピックをボイコットしたり、中国の人たちからすると日本を絶対に招待しないとか事実としてあったの。でも薄れてきたわけではないけど、次の変えようとする世代が出てきて、その中でうちのチームだけが招待されて、日本人の選手がいて普段アシストで頑張っている平井君という選手がアジアンライダーの中で総合6位と頑張ってくれた。そういう意味では、優勝することは大事だけど、一つ一つの積み重ねの上にあるというのも確かなので。


    玉)結果は数字では残りますからね。


    右京)それはいい経験できたと思いますよ。でもまだ年内に中国で3レースあるんですよ。


    玉)今回でいろいろ学んで帰ってきたでしょうから、今度は色々対策を施すこともできますよね。


    右京)とにかくこれから忙しいですね。


    玉)トレーニングをする環境づくりも大変ですよね。日本でやるわけですから、空気の薄い場所でだったり高山だったりの場所をどういう風に作るかですもんね。


    右京)自転車のレースは町中を走るクリテリウムっていうのもあるし、ツール・ド・フランスのようなステージレースもあるし、アルプスを越えるレースもあるから、いろんな環境で耐えられなくてはいけない。それ以前に何日も走るのに必要な内臓の強さとか人間としての強さが求められるからね。オリンピックの1日でピンポイントで結果を出すのは無理で、どれだけ底力をつけるかだから、やらなくてはいけない課題が多いですね。僕たちはオリンピック後の先も考えているから、もっともっと働いて稼がなくてはいけないなと思っています。HPとか見るともうそろそろ冬物が発売になりますからね(笑)


    玉)そうですね(笑)「ウインターサイクルジャージ」という商品が数量限定で発売されますね。


    右京)公共の電波にのせて通販番組みたいなことして申し訳ございません。


    玉)どんどん使っていきましょう!これは受注期間というものが限られていて9月6日までにオファーしないと手に入れられないものですからね。


    右京)そうですね。すごくいい生地でいいものにこだわっているので、数が少なくしか作れないです。たしかあと3個しかなかった気がします。て言って押入れを開けると100枚くらい出てきたりします。


    玉)押入れって(笑)


    右京)うちのチームは「ツール・ド・フランス行くぞ!」って言ってるけど信じれないくらい過酷な規模でやっていますからね。前にも言ったかもしれないけど、4Kのブラック企業って言われてしまうような現場だから・・・「きつい」「汚い」「苦しい」「片山右京」っていうね。


    玉)4つ目片山右京なんだ(笑)よくできていますね(笑)みなさん半分くらいは冗談ですからね。


    右京)全部冗談です(笑)


    玉)ウィンターサイクルジャージは数量限定で9/6までが受注期間です。HPをチェックしてみてください。


     
    今週のお便りのコーナー


    RN取手市「美佳(みか)」さん(50歳)(女性)さんからのお便り


    右京さん、玉ちゃん、おはようございます。
    夏休みも終わって新学期がスタートしました。しかし、思春期にかかる子どもとのコミュニケーションが難しいです。何を考えているのか分からないことが多いので、どう思っているのかを聞き出す、子どもの気持ちを引き出すテクニックを教えて欲しいです。

     
    右京さんのお答え


    右京)うちは反抗期がほぼなかったんですよね。だから楽でした。でも思春期の自我が目覚めるときにどんな子供もデリケートでナイーブな時期はあるからね。僕はチャレンジスクールで逆にたくさんの子と接して感じさせてもらって、こっちが勉強させてもらった中で言うと。まずは親の事を嫌いな子供はいない。でも親の聞き方とかで上から目線だったり、さも知ったようにとか、親がかっこつけたりしてると聞いてくれない、親が夢をもってチャレンジして親が失敗しているところがあると、子供が親を心配したり距離感が近くなってよくなっていきます。本当だったらチャレンジして背中を見せたほうがリスペクトしてもらえていいけど正直になったほうがいい。僕なんかは娘に「ごめん、わからないんだ。でも一緒に考えよう。お父さんもはじめてなことが多くて毎日悩んでいる」て正直に言っています。

     
    玉)親がなんでも知っているわけでもないですし、なんでもできるわけでもないですもんね。


    右京)でもわけもわからずに若い時のノリでお酒を飲んでしまったとか、友達に流されて失敗することはある。でもその中でも取り返しのつかない時間だったり命だったりがあるから、例えば「薬物の話や悪いことはしない。それだけは約束してね」というのは話をしておけばわかるからね。それ以外は許してあげようよと思いますね。


    玉)これは親が必ず通る道なんでしょうね。子供ももちろんそうですけど。親がそう思っているのと同じように子供も親と分かり合えないと同じ時期に思っているでしょうからね。


    右京)人間である限り大丈夫。わかりにくいと思うけど許してあげてください。親は正直に生きましょう。


    玉)そして恐がらないことですね。ありがとうございました。




     
    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
     


    今週の一曲 

    M  BEAUTIFUL   /  CAROLE KING      

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