文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2017年9月10日

    9/9 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。

     
    右京)おはようございます。


    玉)おはようございます。今週もよろしくお願いいたします。


    右京)もう元気で元気でしょうがないです。


    玉)ちょっと目の下にクマがあるように見えますが(笑)


    右京)物理的には寝不足だったり、寝違えたりしています。でも心が元気です。


    玉)おー!充実しているんですね。


    右京)皆さんにいい方法を教えます。50歳を超えると、苦しいとか、神経痛が痛いとかあると思いますけど、ボケて全部忘れるということです。


    玉)「ボケて」は、いらないじゃないですか(笑)忘れるだけでいいですよ。


    右京)これはかなり高等テクニックだと思いますが、できたらみんな幸せになります。自分の辞書から、疲れたとか、痛いとか、風邪ひくとかを削除しちゃうの。何か問題が起きたら「かかってこい!もっと来い!」ってしていると楽しくなっていきます。


    玉)チームが結果出せなかったりしてもできますか?


    右京)それはちょっと頭に来るね(笑)
    先月スーパーGTのスパ・フランコルシャン24時間レースに行ったときは怒るとか、悔しいとかじゃなくて、こういうふうに大変だということはわかっていたの。チャレンジだから。スパ・フランコルシャンに行って、世界のそっちでもチャレンジしてみようとしていたんだけど、結果的に正確な原因はわからないんだけど小林可夢偉が大クラッシュ。チームとしてはやめるかどうかの瀬戸際だった。ナイトセッションも走っていないし、ウェットのタイヤでも走っていないから、経験がない中で谷口信輝選手や片岡龍也選手が走るのは危ないから「やめよう」と監督の立場で言ったの。でもみんな「やるだろうな」と思っていたの。そういうので諦めるメンバーじゃないからね。決勝はほかの危ないといわれているドライバーに突っ込まれて結果2台目の全損。億越えです。


    玉)数億円ですか。


    右京)間違った言い方だけど、「お金で済むことならいい」と言っていたの。スタート前に言ったんだけど、「生きててもリスクはある。レースはそれを承知で覚悟を決める」。みんなはそれでもやりたいと言って始めたからしょうがないよね。本当だったら車を全部変えてるから失格なんですよ。でもわざわざレギュレーションを変えてまで日本からきてやってくれているから「やってください」って主催者側から言ってくれて、夜の7時頃にクラッシュして全損したのに、次の日の朝6時にはメルセデスのAMGが新車を届けてくれたの。
    世の中には「奇跡なんかない」という考え方と「奇跡しかない」という二つの考え方しかないって言うけど、「人間ができる奇跡」というのがあって、いろいろなシチュエーションでチャレンジしているから助けてあげようという気持ちがあって奇跡を起こす。モータースポーツでも小さな世界だけど、世界は繋がっているんだよ。


    玉)そういう話を聞くと、奇跡は勝手に起きるんじゃなくて、誰かが起こしているんだろうなって思いますね。誰かと誰かの力で奇跡が起こったというのはありますよね。


    右京)億払ってればなんでもしてくれますよっていう人もいるけどね(笑)2年間で4台潰しているからいいお得意様ですねって(笑)でも夜中に車を潰して、次の日の朝に間に合わせるために夜を徹してきてくれるドライバーの方やそれを整備してくれたメカニックの方たちが全員ボランティアで来てくれたからね。目に見えるお金とかではないものの結果だからね。本当にありがたかったですね。


    玉)結果だけではなく得るものはあったわけですね。


    右京)でもスタートすると終わりがないじゃないですか。お金をしっかり稼がないとな。


    玉)結局そこに行きつきますね(笑)





     
    今週のお便りのコーナー


    川越市の男性 RN「小江戸川越筋肉爺ちゃん」(70歳)さんからのお便り


    右京さん、おはようございます。
    右京さんじゃないけれど、60歳から始めたマラソンですが、10年過ぎましたが、まだ記録が更新できるのではと頑張って、ハーフですが、年4回程の大会に向けて練習しています。登山も50歳から始めたのですが、年間かなりの数を登ります。そして、温泉に入ってくるのが楽しみなんです。

     
    右京さんのお答え


    右京)困ります!こういう大先輩がいるから、今中さんとどっちが早いかの小さい戦いをしている僕たちはもっと頑張らないといけなくなるね(笑)でもこれ自慢ですよね(笑)

     
    玉)「こんだけやっているぜ!」っていうメールですね(笑)


    右京)でも確かに耳が痛い話ですね。人間って負けず嫌いのところを隠さずに正直にやればエネルギーになって人間を育てるよね。こういう先輩がいるから僕たちも頑張らないとなってなるね。


    玉)子供の頃はクラスメイトの中で勉強もそうですし、かけっこもそうですけどライバルが身近にいるじゃないですか。大人になるとそういう相手を得にくくなっていきますよね。


    右京)それも相手が頑張っていることをリスペクトしつつ認めて、正々堂々と戦ってさらに自分がステージアップしていくんだけど。日本て頑張って苦しいのが嫌なわけではないんだけど、頑張っているように見られたくないんだよね。恥ずかしいし、シャイなのはわかるけど、その挙句に頑張っている人を見て「なに頑張っているんだよ」って足を引っ張るじゃないけど、そういう風潮はもったいないよね。失敗すると凄い傷つくし、ショックを受ける。そのあとにずっと落ち込む。でも人間はそんなに線が細くないからやっぱりまた頑張ってしまう。結果的に振り返ってみると強くなっているじゃないですか。だからみんな恥ずかしがらないで高い山登れ(笑)


    玉)そして走れ(笑)そして漕げ!「Koguuu!」ですからね(笑)頑張っている人に、妬みではなくリスペクトを持ちたいですね。


    右京)それがたった一回の生きているうえでの豊かになる要素だと思いますよ。


    玉)そうですね。やる気スイッチ押してくれる人が周りにたくさんいると思えばいいんですよね。


    右京)まだ間に合う。60歳から始めたマラソンで10年過ぎてもタイム上がっているんですからね。よく言うけど今が一番若いんだから。


    玉)本当ですよね!これからどんどん年齢を重ねて、、、考えたくないですね。


    右京)この前タイムマシーンに乗って過去に戻りたいっていう人がいたの。でもその人に「俺はタイムマシーンで戻ってきたんだよ」って言ったの。


    玉)ドラえもんみたいな話ですね(笑)


    右京)本当は32年後にいたんだけど、その時ツール・ド・フランスにチャレンジしとけばよかったとか。牧場やって、乳しぼりやって、アイスクリーム売ってもっと儲ければよかったとか後悔してたの。その時に目の前にタイムマシーンがあったから、戻ってきたからツール・ド・フランスを目指しているの。


    玉)おもしろい(笑)じゃあ次は牧場経営ですね。過去に戻る計画を今から作るんですね。


    右京)そうそうみんな戻れますからね(笑)


    玉)皆さんはタイムマシーンに乗ってやりたいことは何ですか?お待ちしています。右京さん本当にアイスクリーム屋さん始めそうですね(笑)




     
    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
     


    今週の一曲 

    M  IT'S TOO LATE   /  CAROLE KING      

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